FIFAワールドカップカタール2022(グループリーグ第3節)を観ました。
- ポーランドVSアルゼンチン
- サウジアラビアVSメキシコ
- 日本VSスペイン
- 韓国VSポルトガル
基本的にはABEMAで視聴、FIFAランキングはワールドカップ2022開幕時点(2022年10月6日発表)を使用します。
では以下目次です。
ポーランドVSアルゼンチンは疑惑のクソPK
~ポーランド0 – 2アルゼンチン~
グループリーグ最終節、このグループCは、全チームにGL突破or敗退の可能性がある混戦。
ポーランドは、アルゼンチンに勝利or引き分けで突破、敗北なら他会場の結果次第。
アルゼンチンは、ポーランドに勝利or引き分け+他会場の結果次第で突破、敗北なら敗退。
世界最高レベルの点取り屋、現バルサのエース(14試合13得点)のレヴァンドフスキを擁しながら、もう防戦一方。
一方でアルゼチンには、もちろんバルサの最高傑作、メッシがいる。
そしてアルゼンチンの攻撃、ポーランドのペナルティエリア内に上がったクロスに、キーパーとメッシが同時に飛び込む。
~キーパー終了のお知らせ~
終わりだよサッカー。
こんな、キーパーならだれでもやってるしやるべきだしやらなきゃ無能扱いされるプレイでPKを取られるなら、もうキーパーは飛び込めないし手も使えないし無能になるしかない。
だいたいアルゼンチン、第1節のサウジアラビア戦でもそうだったけど、クソみたいなPK獲得しすぎ。
そんなんだからサッカーはつまらない、審判次第の欠陥スポーツだっていわれるんだよ!!
ビデオ判定を入れても、最終的に判断するのがクソ人間だったら、なんの意味もない。
は~、他会場のサウジアラビアVSメキシコ見よっと……、
~キーパー再開のお知らせ~
https://www.youtube.com/watch?v=0yLGtewmDr4
ソース:【速報】メッシのPKをポーランド守護神シュチェスニーが衝撃ストップ! FIFA ワールドカップ カタール 2022 グループC ポーランドVSアルゼンチン – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月3日閲覧。
ヨシ! このままポーランドを応援するぞ!
そしてポーランド、前半だけで10本以上シュートを打たれるも無失点、後半へ。
~後半開始53秒~
さらに後半21分にも追加点を入れ、アルゼンチンは決勝トーナメント進出をほぼ確定させる。
ポーランドは、他会場の結果や、総得点や得失点差やフェアプレーポイント(イエローカードなどの警告枚数が少ないほうの勝ち)次第に。
つまり、アルゼンチンには負けるとしても、これ以上の失点やカード覚悟のプレイは許されない。
そして試合終了、ポーランドは2失点に抑える。
他会場の結果と合わせて、得失点差で1点だけメキシコを上回り、決勝トーナメント進出。
メッシのPKを止めた神キーパー、シュチェスニーの活躍で、試合には負けても勝負には勝ちました(まあ、3失点してフェアプレー勝負になっていても、戦争サッカーをしていたメキシコには勝っていたっぽいですが)。
サウジアラビアVSメキシコは爪痕を残した
~サウジアラビア1 – 2メキシコ~
グループリーグ最終節は、同じグループの試合は全試合同時刻の開催です(他会場の結果を踏まえて勝敗や得失点差をコントロールさせないため)。
このグループC、私はポーランドVSアルゼンチンを観ていて、アルゼンチンの勝利と決勝トーナメント進出を見届けました。
そしてポーランドの決勝トーナメント進出or敗退は、メキシコとの得失点差勝負になり、私は画面を切り替えました。
~試合終了間際~
https://www.youtube.com/watch?v=TvuuY-NDCsk
ソース:【サウジアラビアVSメキシコ】魅せる中南米の魂!華麗すぎるフリーキックも飛び出した圧巻の一戦! FIFA ワールドカップ カタール 2022 グループC – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月11日閲覧。
正確には、ゴールした直後のリプレイが流れているところでしたが。
ポーランドたちのほうが、サウジたちより少し早く試合が終わっていたらしく、ちょうどそのゴールシーンが飛び込んできました。
メキシコは、ワールドカップで7大会連続決勝トーナメント進出を果たしていたグループリーグ番長であり、(最終的には)その連続記録をサウジアラビアが止めました。
サウジアラビアは、第1節でアルゼンチンにジャイキリをかまし、アルゼンチンの36試合無敗記録もストップさせました。
私が今大会を継続視聴したきっかけは、たまたまそのジャイキリと神ゴールを観たからでした。
日本VSスペインが手抜き試合ではない理由
~日本2 – 1スペイン~
ほとんどバイエルンみたいなドイツ代表に勝利し、ほとんどバルサみたいなスペイン代表に勝利し、グループ1位で決勝トーナメント進出……!?
1回だけならジャイキリでも、2回のジャイキリはもうジャイキリじゃないでしょう。
スペインがグループ2位通過を狙って(決勝トーナメントでブラジルと反対側の山にいくために)、手を抜いたみたいな説もありますが、
~後半開始2分~
https://www.youtube.com/watch?v=s2iXJEXTnnc
ソース:【速報】日本大金星!”日本を背負う男”堂安律の魂の左足一閃! FIFA ワールドカップ カタール 2022 グループE 日本VSスペイン – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月3日閲覧。
それに日本が同点ゴールということは、先にスペインが点を取っているわけで、負け狙いなら矛盾します。
先にスペイン側で点を確保しておいて、他会場の結果を待って、ぎりぎりで逆転を許すみたいな展開も考えられますが、
~後半開始5分~
https://www.youtube.com/watch?v=1ymgQL4yPKg
ソース:【速報】日本の諦めない心が実った衝撃の逆転弾!三笘&田中碧の世界に轟くホットライン完成! FIFAワールドカップ カタール2022 グループE 日本VSスペイン – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月3日閲覧。
この時点で、スペインはまだグループリーグ突破を決めていません。
後半の早い時間で逆転を許していれば、他会場の結果次第では、
- スペイン……勝ち点4(得失点差+7)
- 日本……勝ち点3(得失点差±0)
- コスタリカ……勝ち点3(得失点差-6)
- ドイツ……勝ち点1(得失点差-1)
↑試合開始前の勝ち点、これはグループCとまったく同じ、全チームがGL突破or敗退の可能性がある混戦です(スペインがポーランドポジション、日本がアルゼンチンポジション)。
日本とコスタリカは、勝利した時点で決勝トーナメント進出が確定。
そして試合後半、「日本2 – 1スペイン」と「コスタリカ2 – 1ドイツ」になった時間帯があり、
ブラジルとの対戦を避けるためだけに、こんな危ない橋は渡れないでしょう。
結局、優勝を狙うなら、ブラジルだろうがなんだろうが倒す必要があります。
というわけで、結果だけを見ればドイツは逆転したし、スペインは日本に負けてもセーフでしたが、
スペインはいつでも点を取れたというなら、さっさと「日本2 – 3スペイン」とかにして、後半アディショナルタイムで逆転を許せば安全でした。
実際、日本はこの試合の後半開始~5分で2ゴールを決めており、それをアディショナルタイムでも再現させればよかっただけです。
結果、「日本4 – 3スペイン」みたいなアホみたいなスコアだったら、私もスペインが手を抜いた説に同意します。
スペインは、本田香川長友時代の日本が目指していた、ポゼッションサッカーの完成形でした(ボール支配率、スペイン83%、日本17%。ソースはABEMA「試合データ」)。
現日本代表は、ワールドカップというガチの大舞台で、そのスペインを上回りました。
前田選手の猛烈プレスや伊東選手&堂安選手のスーパーミドル、三笘選手&田中選手を始めとしたチームの諦めない姿勢が勝ったのです。
韓国VSポルトガルはアジア勢躍進の大会へ
~韓国2 – 1ポルトガル~
- 日本……FIFAランキング24位
- 韓国……FIFAランキング28位
- オーストラリア……FIFAランキング38位
↑FIFAランキングや事前予想では、全チームGL敗退も有力視されていたなかで、3チーム突破は偉業です(※オーストラリアはサッカー的にはアジア地域所属)。
ちなみに試合はつまらなかった。
まあポルトガルはもうGL突破を決めていたし、前半4分でオルタが先制ゴールも決めたし、ペペが「(おまえらは勝たなくちゃいけないのに)ボール取りにこなくていいの?」って感じで足下にボールを置いて両手を腰に当てて棒立ちしているシーンもありました。
ポルトガルには、1960年代に活躍したエウゼビオというレジェンドがいて、ワールドカップ1大会出場で9得点(得点王)が代表記録。
ロナウドは、ワールドカップ5大会出場で、ここまで合計8得点(現在、VSウルグアイ戦の幻のゴールは認められていない)。
つまりあと1ゴールで、ワールドカップの合計ゴール記録では、レジェンド・エウゼビオに並びます。
まあでも、たぶん認められないので、ロナウドはあと1点(できれば2点、あとメッシより多く)取りたいはず。
私みたいな凡人は、W杯5大会連続ゴールとかいう頭おかしい記録で満足しておけよと思うけど、そこで満足しない男だから世界最高になったのでしょう。
しかしロナウド、この韓国戦ではゴールできず、後半途中交代でブチギレ。
~後半19分~
ソース:C・ロナウドが韓国選手に「黙れ!」 交代時に「早く出て行け」と罵声浴び怒り心頭 – Yahoo!ニュース – 2022年12月3日閲覧。
野次ってきた韓国選手にもブチギレ、決勝トーナメント進出を決めているとは思えないほど熱いソウルを見せつけます。
まあそれはそれとして、ロナウドが観られないなら、この試合はもういいかな……と思いつつもスクワットをしながら観ていたら、
https://www.youtube.com/watch?v=o7pYjNDSNt8
ソース:【速報】韓国が試合終了間際に劇的逆転弾!!“エース“ソン・フンミンの駆け上がりから最後は11番ファン・ヒチャンが魂の一振り! FIFAワールドカップ カタール 2022 グループH 韓国VSポルトガル – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月3日閲覧。
↑半分時間を止めてるレベルで場を支配したソン・フンミンのパス、さすがはプレミアリーグ得点王。
しかし今大会のアジア勢、
- アルゼンチン1 – 2サウジアラビア
- ドイツ1 – 2日本
- 日本2 – 1スペイン
- 韓国2 – 1ポルトガル
↑私が観た試合だけでも、4試合もあります。
しかも全部格上相手、ジャイキリ。
これってつまり、格上チームと戦うときには、先にゴールさせたほうがいい的な、
それで格上チームは気がゆるみ、格下チームは必死になり、結果的に逆転できるのかもしれません。
しかし問題は、「背水の陣」理論が正しくても、格下チームにそれをやる勇気があるのかですが……。
でも勇気がなくても、韓国の決勝トーナメント初戦は、
普段からサッカーを観ている人の95割は、ブラジルが前半に先制すると確信しているでしょう。
韓国は、否が応でも「背水の陣」理論を検証することになります。
そして次、日本と韓国が勝てば、決勝トーナメントで日韓対決が実現するというヤバい展開になります(絶対に観たい……!!)。
まとめ:決勝トーナメントBEST16に続く!
- ポーランド0 – 2アルゼンチン
- サウジアラビア1 – 2メキシコ
- 日本2 – 1スペイン
- 韓国2 – 1ポルトガル
以上です。
もちろんベストマッチは、
もう単体記事にしようか迷ったぐらい、目が離せなかった試合でした。
しかし、ではなぜ単体記事に切り離さなかったのかというと、
~日本0 – 1コスタリカ~
どうしても、あのアジアカップレベルの試合が思いだされて、完全に手放しでは賞賛できませんでした。
次の決勝トーナメント初戦、クロアチア戦もあんな感じで負けたら、手のひら返しすぎて手首ちぎれるし……。
そういえば、ポーランドVSアルゼンチン戦の感想では、VAR(ビデオ判定with人間)がクソだと述べましたが、
あの日本の2点目は、最初審判(人間)はゴールを認めていなかったし、VAR(ビデオ判定)がなければノーゴールでした。
VARがちゃんと機能した良い例です。
一方で、悪い例……ペナルティエリア内での競り合いでPKを乱発する厳しさには、いまでも反対ですが、
これからのサッカーは、ファウルもミリ単位の精度でチェックし、1ミリでもPKっぽいならPKを与えるべきなんでしょうか?
しかしそれにしては、ガーナVSウルグアイ戦では、取られるべきPKが取られなかったようですが……。
ウルグアイの世界的ストライカー、スアレスは、PKの有無が「パワー(権力)」で決まると主張しています↓
~ウルグアイVSガーナ戦を終えて~
ソース:「なぜPKが与えられなかった?」ウルグアイ敗退で号泣のスアレス、FIFAの態度とレフェリーの判定に不満爆発!「僕らは“パワー”不足らしい」【W杯】 – Yahoo!ニュース – 2022年12月3日閲覧。
どんなに最新のテクノロジーを導入しても、人間が公正公平でなければ……。
同じような場面で、VARを発動させる場合と発動させない場合、PKを与える場合と与えない場合があるなら、
そういわれるのは残念ですが、反論できません。
こんなに面白いサッカーを、台無しにしないような改善を期待します。
以上、決勝トーナメントに続きます!
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