FIFAワールドカップカタール2022(決勝トーナメントBEST8、準々決勝)を観ました。
- クロアチアVSブラジル
- オランダVSアルゼンチン
- モロッコVSポルトガル
- イングランドVSフランス
基本的にはABEMAで視聴、FIFAランキングはワールドカップ2022開幕時点(2022年10月6日発表)を使用します。
では以下目次です。
クロアチアVSブラジルは諦めたら試合終了
~クロアチア1 – 1ブラジル(PK戦4-2)~
クロアチアは、途中何回も諦めるタイミングがあったはずです。
主力選手の高齢化、ほとんどターンオーバー(選手入れ替えによる疲労回復)をしない半固定メンバーでの連戦、日本との延長戦120分での消耗……。
さらに、この試合でもスコアレスのまま延長戦に突入し、
~延長前半アディショナルタイム~
https://www.youtube.com/watch?v=tnfVpQN9J6c
ソース:【速報】ネイマールが王様ペレに並ぶ代表最多得点!ブラジル圧巻の先制弾! FIFA ワールドカップ カタール 2022 準々決勝 クロアチアVSブラジル – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月11日閲覧。
クロアチアはここまでよく守りましたが、相手はFIFAランキング1位ブラジル、お得意のボックス内ワンツー+超絶個人技でゴールをねじ込んできます。
まあもう十分頑張りましたよね、ベスト8でも立派じゃん、しょうがないよモドリッチもう37歳だし……、
https://www.youtube.com/watch?v=R7S9ZtH_0vs
ソース:【速報】クロアチアが王国に追いつく劇的同点弾!延長戦終了間際にペトコビッチが魂でネットを揺らす!FIFA ワールドカップ カタール 2022 準々決勝 クロアチアVSブラジル – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月11日閲覧。
↑延長後半でも走るし、激しく寄せられてもボールキープするし、そこから繋いだボールで同点ゴールが生まれる(動画の47秒~、ブラジルのカゼミーロに両手で掴みかかれながらパスを出すのがモドリッチ)。
ブラジル代表DFでさえ足を攣るような試合で、そこを突いてゴールを決めるタフさを見せるクロアチア。
心身の鍛え方でいえば、今大会ナンバーワンチームなのでは?
絶対に足を止めなければ、絶対に諦めなければ、絶対になんとかなる的な体育会系メンタルを体現しています。
もちろん、クロアチアにも高い技術はありますが、テクニック勝負ならブラジルが勝っていたはずです(ネイマールのゴールを見てください!)。
オランダVSアルゼンチンは今大会ワースト
~オランダ2 – 2アルゼンチン(PK戦3-4)~
なにげに、私がまともにオランダ代表を観るのは今大会初めてです。
いまのオランダって、こんなに攻撃力が低いんだ……という印象。
私のなかでオランダは、オーストラリアの上位互換みたいなパワーとスピードとテクニックを持ったチームでしたが、
少なくとも、オーストラリアのほうが、なにがやりたいのかはわかるサッカーでした。
オランダは、なにがしたいのかわかりません。
前半シュート1本、パスも繋がらないしパワープレイもしないし、戦術も個の力もアルゼンチンに完封状態。
まあどこへといえば、全員もう引退しているのでした……(懐古厨)(世代的には、今大会出場のメッシやC・ロナウド、モドリッチと同じ世代なんですが)。
いまのオランダ代表は、世界最高ディフェンダーのファン・ダイクばかり連呼されていますが、シュートが打てなきゃサッカーは勝てないという……。
一方アルゼンチンにはもちろん、世界最高アタッカー、守備放棄を許された男、
↑こいついつもPK蹴ってんな。
しかしオランダ、後半の後半から心を入れ替えて、高身長を活かしたクロス⇒ヘッドで1点を返します。
が、ここまでオランダは前半でシュート1本、後半37分にしてやっとシュート2本目という終わっている攻撃陣。
~後半アディショナルタイム~
https://www.youtube.com/watch?v=rRb6BjXfpio
ソース:【速報】試合終了間際、オランダが意表をつく圧巻のトリックプレーで同点に追いつく! FIFAワールドカップ カタール 2022 準々決勝 オランダVSアルゼンチン – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月11日閲覧。
だれもが高身長軍団オランダのヘッドに注目していたなか、足下にパスを通すトリックプレーで同点ゴール!
少年漫画みたいな展開に、思わずオランダを応援したくなります。
毎試合のようにPKを蹴らせてもらっているし、それが全部妥当な判定ならいいんですが、クソみたいな忖度PKばかり(この試合に至っては、VARすらなしでPK判定でした。VAR発動の基準どうなってんの?)。
しかも、メキシコとの抗争に勝った戦争サッカーをオランダとも繰り広げていました。
過去の因縁とかお互いの挑発とか、いろいろいわれていますが、絶対に擁護不可能なのは、
これで退場にならないのが謎すぎだし(イエロー1枚のみ)、審判は確実に無能ですが、そもそもアルゼンチンが異常です。
おかげで、PK戦の最中さえイエローカードが出る荒れっぷりで、最終的に両チーム合わせて20枚ぐらいカードが出る始末(ベンチの選手やコーチ含む。情報が錯綜しすぎて、実況解説も追えていないレベル)。
そんなことをやっておきながら、アルゼンチン側の選手やスタッフは、主審に詰め寄ったり囲んだりと圧力をかけまくり。
しかし残念ながら、PK戦はアルゼンチンの勝利。
まあオランダは攻め手がなさすぎたし、純粋にサッカーだけを評価すれば、妥当な結果です。
でも、アルゼンチンは純粋にサッカーをしていないから嫌いです。
モロッコVSポルトガルはクリロナの思い出
~モロッコ1 – 0ポルトガル~
昔のクリスティアーノ・ロナウドだったら、ゴールしていたんだろうなあと思うシーンが何回もありました。
あるいは、ベンチスタート(後半途中出場)じゃなければ、ゴールしていただろうという期待感はいまでもあります。
でも実際、今大会はPKの1ゴールだけだし……。
https://www.youtube.com/watch?v=ReXx-qscM2w
ソース:【速報】歴史的偉業の瞬間!クリスティアーノ・ロナウドFIFA ワールドカップ史上初の5大会連続ゴール! FIFA ワールドカップ カタール 2022 グループH ポルトガルVSガーナ – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月11日閲覧。
結果的には、このPKが日本代表やスペイン代表みたいなへなへなシュートだったら、ロナウドのW杯5大会連続ゴールの記録はありませんでした。
あとから記録だけを見れば、「PKだけじゃん」と思われそうですが、動画を見れば「キーパーがわかっていても取れないコースに取れないスピードでボールを蹴る」という大記録に値する理想的なPKだったとわかります(特に、今大会で止められまくり外しまくりのPKを知っていればなおさら)。
https://www.youtube.com/watch?v=o8FH6TTSqPI
ソース:【速報】アフリカ史上初のベスト4へ!衝撃的高打点から叩き込んだモロッコ19番エンネシリのヘディング弾! FIFAワールドカップ カタール 2022 カタール 準々決勝 モロッコVSポルトガル – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月11日閲覧。
↑このユニフォームの配色、この異常なジャンプ力、全盛期のロナウド……!?
しかも、この左サイドからのクロス⇒ヘッドの構図は、
https://www.youtube.com/watch?v=6DR_LB_HscA
ソース:【速報】ポルトガルが均衡を打ち破る貴重な先制弾!ブルーノ・フェルナンデスの正確なクロスがそのままゴールに!FIFAワールドカップカタール2022グループHポルトガルvsウルグアイ – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月11日閲覧。
勝ったモロッコの選手を差し置いて、負けたロナウドの話ばっかりで申し訳ありませんが、ロナウドはそれに値するスーパースターでした(モロッコは次の試合で触れるから許して!)。
しかし、次があるモロッコとは違って、
有終の美はそんなに飾れなかったかもしれませんが、最後にベンチのまま大会を去るという最悪な結末だけは避けられて本当に良かったです。
前の試合でハットトリックを決めているとはいえ、この試合で不発だったゴンサロ・ラモスの代わりに、ロナウドがスタメンだったら……。
などという結果論、戦術ロナウドやロナウドと心中論は、いまさら語っても仕方がないでしょう。
イングランドVSフランスはプレミアリーグ
~イングランド1 – 2フランス~
- プレミアリーグ(イングランド)
- セリエA(イタリア)
- ラ・リーガ(スペイン)
↑サッカー世界3大リーグ(ドイツのブンデスリーガとフランスのリーグ・アンを加えると5大リーグ)。
これは昔から思っていて、1度も上手く言語化できていないんですが、3大リーグのなかでも特にプレミアのサッカーは観ていてつまらないです。
当然、そのプレミアの代表たるイングランド代表も、クソつまらないサッカーをしていました。
でもそれをいえば、元祖ロナウドもC・ロナウドもエンバペも同じだし、なにが違うんでしょうか?
華がない?(クソ失礼)
じゃあ「華」とはなにかというと、フィジカルやスピードに乗った、細かいテクニックや魅せるスキル……?
となって、理由がわかりません。
ただ、つまらないんです……。
この試合でいえば、イングランドはPKを2回も蹴って1回外して1ゴールで終わるというクソみたいなことをやっていますが、だからつまらないわけではありません。
PKのジャッジは、(メッシ軍団とは違って)妥当だと思うし、つまりPK以外でも得点のチャンスは作れていました(ちゃんと、得点のチャンスをファウルで潰されたからこそのPKです。メッシ軍団とは違って)。
う~ん、でもつまらない……。
一方で、フランス代表はエンバペが鳴りを潜めていましたが、
https://www.youtube.com/watch?v=LXtjS2Wsb54
ソース:【速報】”フランス若き心臓”チュアメニの爆速ミドルシュートで先制! ワンステップからの右足一閃!FIFAワールドカップ カタール 2022 準々決勝 イングランドVSフランス – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月11日閲覧。
なんなんだろう、このオシャレさは……。
ただミドルをズドンじゃなくて、さりげなく股抜き&キーパーの手から逃げるようなボールを蹴っている、そういう技が随所にあるから華がある……?
https://www.youtube.com/watch?v=jd95YrR03JQ
ソース:【速報】後半終盤、ゴールネットを揺らしたのは”フランスのエース”9番ジルー!らしさ爆発の強烈ヘディング弾を決めきる! FIFA ワールドカップ カタール 2022 準々決勝イングランドVSフランス – YouTube(ABEMA公式) – 2022年12月11日閲覧。
それでいえば、少し前のイングランド代表、ベッカムのクロスはオシャレさに定評がありましたが。
あとは、アウトサイドで蹴るとオシャレとか、なんかそういう感じの積み重ねなんでしょうか?
まとめ:決勝トーナメントFINALに続く!
- クロアチア1 – 1ブラジル(PK戦4-2)
- オランダ2 – 2アルゼンチン(PK戦3-4)
- モロッコ1 – 0ポルトガル
- イングランド1 – 2フランス
以上です。
もちろんベストマッチは、
クロアチアには、是非ともこのままの勢いで、延長戦PKでアルゼンチンをぶっ倒してほしいです。
なぜなら、ワーストは、オランダVSアルゼンチンだからです。
特に今大会のアルゼンチンを観ていると、なぜ私がサッカーを観なくなったのかが思いだされてきます。
サッカーの嫌な部分が、そろそろ改善されたかなと思ったら、全然改善されていなかった的な残念さがあります。
嗚呼、絶対に潰したい相手がいるのに、指をくわえて観ているしかないのがもどかしい!
以上、決勝トーナメントFINALに続きます!
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