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【映画感想】私が映画のエンドロールをスキップする理由!

スーサイド・スクワッド(原題:『Suicide Squad』、2016年のアメリカ映画、日本語吹替版)を見終わる直前、


スタンディングオベーション安田尊@スタンディングオベーションを謳うブログ。
終わり方が最高に好きな映画……!!
着席安田尊@着席を謳うブログ。
と思っていたら、最高ではなくなりました

私は基本的に、映画のエンドロールはスキップします(映画は自宅で観ることが多いので。友人の家や映画館だったら一緒に観ている人に合わせます)。

でも『スーサイド・スクワッド』は、私にエンドロールを全部観させるポテンシャルを秘めていました。

私はもう、エンドロールを全部観る心の準備ができていたんです。

それなのに、


蛇足安田尊@蛇足を謳うブログ。
なにあの蛇足?
インストゥルメンタル安田尊@インストゥルメンタルを謳うブログ。
からのいつものインストゥルメンタル(ボーカル抜きの音楽)!!
スキップ安田尊@スキップを謳うブログ。
そんなんだから映画製作に携わってくれた大事なスタッフのクレジットタイトル(名簿)が流れる大事な大事なエンドロールをスキップされちゃうんだよ!!!!

というわけで本記事では、映画『スーサイド・スクワッド』のエンディングを例に、エンドロールがスキップされる理由を解説します。

では以下目次です。

本記事は、映画『スーサイド・スクワッド』の詳細なネタバレを含みます。ご注意ください。

映画『スーサイド・スクワッド』の完璧なエンドクレジット


Queen安田尊@Queenを謳うブログ。
映画『スーサイド・スクワッド』が終わる直前、刑務所「ベル・レーヴ 極悪犯収容施設」が映されて、Queen『Bohemian Rhapsody』が流れる

ソース:Queen – Bohemian Rhapsody (Official Video Remastered) – YouTube – 2021年11月26日閲覧。


ハーレイ・クイン安田尊@ハーレイ・クインを謳うブログ。
主人公ハーレイ・クイン(サイコパスの女王)は、刑務所の独房に戻されて、ひとりくつろいでいる。
エスプレッソ・マシーン安田尊@エスプレッソ・マシーンを謳うブログ。
手にはアメリカ政府のために働いた報酬、官能小説「シーツの波間に濡れて」と、専用のエスプレッソ・マシーンで淹れたエスプレッソ。

「スーサイド・スクワッド(決死部隊)」のほかのメンバーも、それぞれ自分の独房でくつろいでいる。

ハーレイ・クインは立ち上がって、エスプレッソをお代わりするために、エスプレッソマシーンを操作し始める。

『Bohemian Rhapsody』はサビに突入して、


Bohemian Rhapsody『Bohemian Rhapsody』のイメージ
Mamaaa~ Just killed a man~(ママ~、人を殺してしまった~)
爆破安田尊@爆破を謳うブログ。
武装した特殊部隊も刑務所の壁を爆破して突入してくる。
ハーレイ・クイン安田尊@ハーレイ・クインを謳うブログ。
ハーレイ・クインはビビって悲鳴を上げる。

特殊部隊は、銃を乱射して警備を一掃すると、電動カッターでハーレイ・クインを閉じ込めている檻を切断する。

特殊部隊のうちのひとりが、ハーレイ・クインの独房に侵入して、フルフェイスの特殊部隊用ヘルメットを外す。

死んだと思われていたジョーカー(ハーレイ・クインの恋人、バットマンの宿敵、サイコパスの王)の顔が露わになり、ハーレイ・クインは歓喜に沸く。


ハーレイ・クインハーレイ・クインのイメージ
プリンちゃん!(ハーレイ・クインがジョーカーを呼ぶときの愛称)
ジョーカージョーカーのイメージ
おうちに帰ろう
Heathens安田尊@『Heathens』を謳うブログ。
ふたりは抱き合い、twenty one pilots『Heathens』が流れてエンドクレジットに突入

ソース:twenty one pilots: Heathens (from Suicide Squad: The Album) [OFFICIAL VIDEO] – YouTube – 2021年11月26日閲覧。


完璧すぎませんか……?

この流れ……この終わり方。


Bohemian Rhapsody『Bohemian Rhapsody』のイメージ
Mamaaa~ Just killed a man~(ママ~、人を殺してしまった~)
登場シーン安田尊@登場シーンを謳うブログ。
で登場して人を殺し始めるジョーカーが最高すぎるし、
ジョーカー安田尊@ジョーカーを謳うブログ。
最近は映画『ダークナイト』や映画『ジョーカー』のジョーカーが話題だけど(それぞれ役者やキャラデザが違う)、ハーレイ・クインとのカップルとしてのジョーカーは、断然こっちのほうが似合っているしオシャレ。
Heathens安田尊@『Heathens』を謳うブログ。
そして抱き合ったハーレイ・クインとジョーカーの顔がエレクトリックにカラフルな電光で焼きつく演出から、エレクトロ・ポップな『Heathens』に突入する流れも最高。

私が近年観たどの恋愛ドラマ・恋愛映画よりも、完璧にドラマチックでラブロマンスなハッピーエンド。

だからこのまま最後までエンドロールを流してくれたら、全部観たのに……(『Heathens』の尺が足りなかったら、それこそ途中からインストでループさせてくれればよかったのに……)。

映画『スーサイド・スクワッド』の蛇足すぎるエンディング


本編再開安田尊@本編再開を謳うブログ。
twenty one pilots『Heathens』が流れ終わったあと、エンドクレジットが中断されて、映画本編が再開
退屈安田尊@退屈を謳うブログ。
「スーサイド・スクワッド」を計画・率いたアメリカ政府の無能おばさんが、ブルース・ウェイン(「バットマン」の中の人)と密会して、自身の失態を揉み消して保身を図る場面が映し出される。

Question安田尊@Questionを謳うブログ。
いや、うん……続編やりたいの??

としか思わなかったこのシーンは、映画『スーサイド・スクワッド』単体で観れば、100人中111人が、


蛇足安田尊@蛇足を謳うブログ。
蛇足

と答えるレベルで、映画の余韻をぶち壊している。

それで調べたら、

  • 映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
  • 映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』

とかいう続編が、ちゃんと今年2020年と2021年に公開されていた(後者はリメイクっぽいけど)。

そもそも『スーサイド・スクワッド』自体、「DCエクステンデッド・ユニバース」とかいうDCコミックス原作のシェアード・ワールド(DCコミックスのヒーローが共演する世界)におけるスピンオフらしい。

そういえば映画冒頭で、


スーパーマン安田尊@スーパーマンを謳うブログ。
「スーパーマン」が死んだとかどうとかやっていたし(映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』)、
フラッシュ安田尊@フラッシュを謳うブログ。
「フラッシュ」も登場していた。

どうでもいい安田尊@どうでもいいを謳うブログ。
でもそんなことはどうでもいい。
ドラマチック・ラブロマンス・ハッピーエンド安田尊@ドラマチック・ラブロマンス・ハッピーエンドを謳うブログ。
ハーレイ・クインとジョーカーのドラマチック・ラブロマンス・ハッピーエンドを返して!!!!

別に続編やりたいならやっていいよ、でも『スーサイド・スクワッド』自体は単体で完結しているわけじゃん?

実際、DCなんちゃらなんちゃらみたいなのを全然観ていない私でも、最初から最後までストーリーを理解しながら鑑賞できたわけだし。

  1. 映画『バーフバリ 伝説誕生』(『バーフバリ』シリーズの1作目)
  2. 映画『マトリックス リローデッド』(『マトリックス』シリーズの2作目)
  3. 映画『ジョン・ウィック:パラベラム』(『ジョン・ウィック』シリーズの3作目)

みたいに、明らかに、


To be continued安田尊@To be continued…を謳うブログ。
To be continued…(つづく…)

って感じの作品じゃないわけじゃん?

じゃあ匂わせなくてもよかったじゃん。

どうせDCなんちゃらなんちゃらでシリーズ化しているんだから、ファンは続編があるかも……ってわかっているんだから。


Question安田尊@Questionを謳うブログ。
なんでひとつの作品を見終わって余韻に浸りたいときに、次回作のことを考えなきゃいけないんだよ?
Question安田尊@Questionを謳うブログ。
1回セックスが終わって余韻に浸りたいときに、次のセックスのことを考えるか??
Question安田尊@Questionを謳うブログ。
わざわざ映画の余韻を台無しにしてまでやることかそれ???

映画『スーサイド・スクワッド』の飛ばしたいエンドロール


エンドロール安田尊@エンドロールを謳うブログ。
それで映画『スーサイド・スクワッド』は、続編を匂わせたあと、Lil Wayne, Wiz Khalifa & Imagine Dragons w/ Logic & Ty Dolla $ign ft X Ambassadors『Sucker for Pain』が流れてエンドロールに突入する。
テンションガタ落ち安田尊@テンションガタ落ちを謳うブログ。
いや、もうテンションガタ落ちしているよね。
Question安田尊@Questionを謳うブログ。
Lil Wayne, Wiz Khalifa & Imagine Dragons w/ Logic & Ty Dolla $ign ft X Ambassadors←なにこれ暗号??

『Sucker for Pain』自体は豪華ラッパーが共演したラップ・ソングだけど、もうエンドロールを引っ張っていく力はない。

だってこっちはエンドロールの直前に、ハーレイ・クインとジョーカーのラブロマンスをMV(ミュージック・ビデオ)にしたも同然の、


Bohemian Rhapsody安田尊@『Bohemian Rhapsody』を謳うブログ。
Queen『Bohemian Rhapsody
Heathens安田尊@『Heathens』を謳うブログ。
twenty one pilots『Heathens

を聴かされているんだよ?

もう1回貼ろうか?

はい(ちなみに『Sucker for Pain』は貼らないけど、YouTubeにあるよ)。

そんで『Sucker for Pain』も途中で尺が足りなくなって、別のインストゥルメンタルが流れ始める。


インストゥルメンタル安田尊@インストゥルメンタルを謳うブログ。
出たー! 映画の定番、インストゥルメンタル+エンドロール!!

もはやなんの曲か知らないし、曲名を調べる気も起きない。

もう1回いうけど、こっちはエンドロールの直前に、ハーレイ・クインとジョーカーのラブロマンスをMVにした、


Bohemian Rhapsody安田尊@『Bohemian Rhapsody』を謳うブログ。
Queen『Bohemian Rhapsody
Heathens安田尊@『Heathens』を謳うブログ。
twenty one pilots『Heathens

を聴かされているんだよ?

もう1回貼ろうか?(さすがにもう貼らないけど)

これ聴いたあとに、ただ黒いだけの背景にボーカル抜き音楽を垂れ流されても、


安田尊@肉寿司を謳うブログ。
肉寿司とか、マグロの大トロとかトロサーモンの寿司を堪能したあとに
シャリ安田尊@シャリを謳うブログ。
ネタ抜きのシャリ(酢飯)だけ食わされるようなもん

でしょ。

どんなに美味しいブランド米を提供されたって、そりゃ物足りないって。


Question安田尊@Questionを謳うブログ。
退屈で退屈でしょうがないでしょ?
Answer安田尊@Answerを謳うブログ。
だからスキップするの

だいたい映画のエンドロールでインストゥルメンタル使う文化なんなん?

別に『Bohemian Rhapsody』や『Heathens』がなくたって、たとえば映画『スーサイド・スクワッド』には、

  • The White Stripes『Seven Nation Army』
  • Eminem『Without Me』

みたいな曲だって格好良く流れてるんだよ?

映画ってそういうもんじゃん、『スーサイド・スクワッド』に限らず。

本編で楽曲使いまくり&盛り上げまくりでしょ?

それなのに、よりにもよってそんな刺激的な本編のあとに、エンドロールで一番地味な背景になんの関連性も見出せないインストゥルメンタルを持ってこられても困る。


スタンディングオベーション安田尊@スタンディングオベーションを謳うブログ。
別に終わるからって盛り下げる必要はなくて、観客を立ち上がらせるレベルで盛り上げながら終わればいいじゃん。

まとめ:オマケがないエンドロールはスキップしてもいい!


まとめ安田尊@まとめを謳うブログ。
それではおさらいも兼ねて、ここまでの要点を3点でまとめます。

  1. 映画『スーサイド・スクワッド』は、2段構えのエンディングで、1段目は最高で2段目はサイアク
  2. 本編で色鮮やかな映像と音楽のシナジーを体験後、真っ黒背景ボーカル抜きエンドロールは退屈
  3. 本編同様の派手な演出や過激な効果が盛りつけられていないエンドロールは、スキップしてもOK

以上です。

よく、「遠足は家に帰るまでが遠足」みたいに、


映画評論家安田尊@映画評論家を謳うブログ。
映画はエンドロールが終わるまでが映画だから、エンドロールをスキップするのは作品や制作者やスタッフに失礼!!

みたいな意見あるじゃないですか?

でも、だったらこう思いますよね。


盛り上げ安田尊@盛り上げを謳うブログ。
エンドロールが終わるまでが映画なら、エンドロールも盛り上げろよ

って。

1秒たりとも無駄なシーンがあってはならない(と、少なくともプロのクリエイターなら全員自負しているはずの)映画において、


Question安田尊@Questionを謳うブログ。
どうしてエンドロールだけは、長いときで10分ぐらい地味な映像を垂れ流しにすることが許されているのか?

私にはわかりません。

『スーサイド・スクワッド』の1段目のエンドクレジットみたいに、CGでもなんでも使って派手にやればいいじゃん。

視認性なんてどうでもいいよ(見やすい黒背景に白い切り抜き文字のエンドロールにしたところで、あのスタッフたちの名前を全員分チェックしている一般視聴者はいない。関係者だって、自分の名前や知っている人の名前が派手な演出で盛りつけられていたほうが楽しい)。

だから、

観客安田尊@観客を謳うブログ。
NG集や設定資料集みたいなオマケがぶち込まれていたら、最後まで観るって人は多いよね。

付加価値があるからです。

ちゃんと観客を楽しませる工夫をしている映画はエンドロールも観てもらえるし、そうじゃなければ席を立たれたりスキップされたりする(ちなみに最後の最後に1シーンだけオマケがあるエンドロール、おまえはスキップしてそこだけ見てやるからな! あんまり人間の知恵をナメるなよ!!)。


スキップ安田尊@スキップを謳うブログ。
だから私はこれからも、味のなくなったガムみたいなエンドロールは遠慮なくスキップします。
ハーレイ・クイン安田尊@ハーレイ・クインを謳うブログ。
でもハーレイ・クインちゃんの噛み終わったガムなら味がしなくてもみんな興味津々だし、ハーレイ・クインちゃんがガムを噛んでいるセクシーな口元の映像や咀嚼音のASMRが流れだしたら、観客はみんな釘付けだよね

これが創意工夫です。

以上、私が映画のエンドロールをスキップする理由と、スキップされないエンドロールの解説でした!

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