思考の専門家はコーヒーを愛飲します。
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ハンナ・アーレントは、朝のコーヒーを非常に重視したそうです。
- 生涯にわたって朝の過ごし方を非常に重視し、ゆっくり起床した後に何杯ものコーヒーを飲むことを日課としていた。その習慣を貫くために、学生時代は朝の八時からのギリシア語の授業に出席することを拒否し、学校当局と悶着を起こした。交渉の結果、特別の難しい試験を受けることを条件に、独学での勉強を許可されたという[11]。
- [11]⇒『ハンナ・アーレント伝』p.72
ソース:ハンナ・アーレント – Wikipedia – 2022年4月23日閲覧。
何時に起床し、何分後にコーヒーを飲み、何杯のコーヒーを飲んだのか?
アイス? ホット? ミルク? 砂糖? ブラック? インスタント? ドリップ? スタバ? 缶コーヒー? コンビニコーヒー……は当時あったのかな?
と、いったいどれだけの人間が苦々しい思いをしてきたでしょうか(コーヒーなだけに)。
わかりました。
あとカフェイン中毒で、いまこの記事は、朝5時に起きてコーヒーを飲んで書いています。
私のコーヒーの飲み方がどれだけ完璧かは、この前置きの長文を見れば一目瞭然でしょう。
このままでは、前置きだけで5000文字ぐらい書いてしまいそうなので、本題に移りますね。
では以下目次です。
頭の良いコーヒーを飲むタイミングは?朝コーヒーはOK?
~頭の良いコーヒーの飲み方その①~
さて、人間が寝て起きる時間は時と場合によりますが、私の経験上は朝でも昼でも夜でもコーヒーは飲めます。
起床して、すぐにコーヒーが飲みたければ、飲みましょう(朝コーヒーを飲んだハンナ・アーレントのように)。
目は覚めたけど、寝転びながらスマホとかをいじっていて、二度寝したい……みたいな状態は、「起床」ではありません。
大丈夫、ゆっくりそのまま寝転がっていてください(早起きができなかったハンナ・アーレントのように)。
他人は他人、自分は自分です(全体主義を批判したハンナ・アーレントのように)。
本記事で私が書いているやり方も、自分で実践してみて合わなかった方は、クソ記事だったなと思って別のやり方を模索したほうが賢明です。
以上を踏まえた上で、
空きっ腹にコーヒーはよくないとか、朝食抜きでコーヒーだけはよくないみたいな言説は、無視しています。
それで気分が悪くなることもなければ、パフォーマンスが落ちることもなければ、健康被害も確認されていません。
むしろ、起床直後のパフォーマンスを上げたいときに、すぐにコーヒーを飲んでいます。
コーヒーだけを胃に入れてスタートしても、気分良く走れています(大抵は、バナナも一緒に胃に入れますが……バナナを切らしているときは、コーヒーだけです。走ったあとはプロテインを飲みます)。
あるいは、
身体を動かすにしても、頭脳を働かせるにしても、起床直後のコーヒーは有効です。
少なくとも、私に限っていえば、
コーヒーを飲むタイミングで左右される程度の健康問題なんて、適度に身体と脳みそを動かしていれば、十分カバーできるでしょう。
そんなことより、私にいわせれば、起床後の一番脳みそがフレッシュな時間帯に、
みたいな、どうでもいい思考に集中力を奪われ、脳みそのリソースを割くことのほうが問題です。
たかがコーヒーを飲むタイミングのために、時間の管理をするのは頭が悪い。
ちなみにこれは、「最初の水分補給をコーヒーで済ませなさい」という意味ではありません。
- 水が先か、コーヒーが先か?
- 食事が先か、コーヒーが先か?
- 歯磨きが先か、コーヒーが先か?
どれでも大差ありません。
なんか飲みたい気分じゃなければ飲まなければいいし、やっぱり飲みたくなったら飲めばいいのです。
ただし、すぐに目を覚ましたい場合……そのためにすぐにコーヒーを飲みたいなら、
頭の良いコーヒーの作り方は?味や香りより効果が重要!
~頭の良いコーヒーの飲み方その②~
- 地獄のように熱いコーヒーを、
- インスタントコーヒー粉末で、
- 砂糖やミルクなどに甘えずに、
- エナドリみたいな量のお湯で、
作って飲みましょう。
では上から順番に解説します。
コーヒーはホットで作る!地獄のように熱いコーヒー
~頭の良いコーヒーのレシピその①~
実際のところ、コーヒーには、身体を温める効果も冷やす効果もあるとされています。
飲む量、飲んだあとの時間経過で、効果が変動するようです。
しかし、短期的には、ホットコーヒーを飲めば身体が温まるのは間違いありません。
そしてそれで十分です。
短期的にでも、脳みそや身体を活性化させてくれるなら、いわばそれは、
やる気スイッチがONになれば、あとは勝手にやる気も集中力も持続するため、多少身体が冷えようがおしっこが近くなろうが問題ありません。
みなさんも、こんな経験はありませんか?
- 学校にいけば全然楽しいんだけど、学校にいくまでがすごくめんどくさいなあ……
- 会社にいけば全然働けるんだけど、会社にいくまでがすごくめんどくさいなあ……
- スタートできればゴールできるんだけど、スタートがすごくめんどくさいなあ……
↑こういうのは全部、やる気スイッチがONになっていないのが問題です。
やる気スイッチがONにさえなれば、全然やれる力は秘めているんだから、
コーヒーはインスタントで作る!有能なら仕事が早い
~頭の良いコーヒーのレシピその②~
前述したとおり、私は起床直後でも、コーヒーを飲みます。
コーヒーを起床後すぐに飲むには、コーヒーを起床後すぐに作れなければなりません。
したがって、
そんなことをしていれば、コーヒーも冷めます。
もちろん、普通に飲む分には十分熱いでしょう。
が、これも前述したとおり、
だから、お湯もグツグツグツグツ沸騰させまくってから、コーヒーを淹れます(一手間加える場合は、カップだけ先にお湯で温めて、そのお湯を捨ててから新しいお湯でコーヒーを淹れます)。
私のこの願いは、ドリップコーヒーでは、残念ながら叶いません(カップだけ先に温めても無駄です)。
あと、ドリップの炭っぽい香りは好きではなく、インスタントコーヒーのウェットな感じが好きです。
(「味」を語った直後でアレですが)私は正直、そんなにコーヒーの味はよくわからないので、インスタントで十分です。
これは「頭の良い」コーヒーの飲み方で、「味の良い」ではありません。
したがって、AGFとかネスカフェとか、そのへんのスーパーで売っているインスタントで十分。
- 『MAXIM』
- 『Blendy』
- 『ちょっと贅沢な珈琲店』
まあ、ネスカフェでもドトールでもキーコーヒーでも飲みますが、いま家にあるのは『MAXIM』と『Blendy(エスプレッソ)』です。
余談ですが、東野圭吾の推理小説『ガリレオ』シリーズに登場する天才物理学者にして名探偵、湯川学もインスタントコーヒーしか飲みません。
コーヒーはブラックで作る!逆に甘えてどうするの?
~頭の良いコーヒーのレシピその③~
私たちは、痛い目を見たときに、目が覚めます。
失敗したときに、我に返ります。
これから冴えた思考をしようってときに、甘えている場合ではありません。
これから眠気を飛ばそうってときに、甘えている場合ではありません。
でも、本当に苦虫を噛み潰すのは気持ち悪いし、嫌ですよね。
そもそも、「苦虫」って、具体的にはどの虫のことなんでしょうか……?(キモいから調べませんが)
いずれにしても、冬とかに虫を食べるのも苦労しそうですし、
コーヒーはお湯多めで作る!エナジードリンク理論!
~頭の良いコーヒーのレシピその④~
500mlという大容量にこだわったわけ
「飲む者を無敵のゾーンへと導く」を掲げるZONeは、新しい時代を創るデジタルネイティブ世代を応援するエナジードリンクとして2020年5月に発売された。
これまでのエナジードリンクといえば、筋骨隆々としたフィジカルなイメージが一般的であった。一方、ZONeは脳内を活性化し、新しい才能や能力を解き放つというコンセプト。
他のエナジードリンクとは異なったアプローチで生まれた商品になっているそうだ。
また、500mlという大容量で展開しているのも理由があるという。
勉強や仕事、遊び、趣味などの好きなこと、やりたいこと、やらねばならないことに徹底的に向き合い、長く深く覚醒・没入しながら飲んでもらいたい――。
こうした思いから、飲みごたえのある大容量設計にしているのだ。
ソース:エナジードリンクの大容量化が止まらない。“瞬発力”からシフトするニーズって – Yahoo!ニュース – 2022年4月23日閲覧。
以上を簡単にまとめれば、
カフェインや栄養成分の量が同じでも、水分量が違えば、やはり効果も違うのです。
で、上記ソースは結構最近の記事ですが、同じことは以前からいわれていました。
みたいな話題。
私は、ガチるときはカフェインの錠剤も飲むからわかります。
錠剤には、満足感も没入感も、リラックス効果もありません。
- 小容量……瞬発力重視
- 大容量……持続力重視
そして、わざわざ液体でカフェインを摂取するなら、②「持続力」に特化したほうが良いでしょう。
というわけで、このエナドリ理論をコーヒーに応用するなら、
少しデカめのマグカップに、スプーン1杯分のインスタントコーヒー粉末を入れて、地獄のように熱いお湯をなみなみと(カップを持ち運ぶとき、ちょっと躓いたら終わるレベルで)注ぐ。
ここで注意すべきは、
でも、没入感やリラックス効果、集中力は上がっている気がする。
「気がする」だけで十分です。
なぜなら、「病は気から」なら、
まとめ:コーヒーは用法用量を守って正しく飲みましょう
- 頭の良いコーヒーを飲む時間帯は、自分が良いなら、早ければ早いほど良い
- 頭の良いコーヒーの淹れ方は、ホット、インスタント、ブラック、お湯多め
- 頭の良いコーヒーの本質は、カフェインだから、用法用量をよく守って飲む
以上です。
最後に、③「用法用量」について補足を述べて終わります。
コーヒーでパフォーマンスを上げる場合、重要なのは継続的なブースト。
一方で、カフェイン中毒の頭痛や吐き気は、脳みそのパフォーマンスを著しく低下させます。
したがって、定期的にカフェインを断ち、耐性を下げなければなりません。
私の場合、これは感覚的に語るしかありませんが、起床して、
と感じたら、次に寝て起きるまではカフェインを断ちます。
またもちろん、
と感じたら、1日~2日間はコーヒー(カフェイン)を抜いて、致命的なダメージを回避しています。
数値化すれば、2週間に1回(1回あたり24時間~48時間)は抜いていると思います。
以上、ちなみにカフェイン中毒で頭痛がひどいときは、水を大量に飲むと治りが早いです(お酒の二日酔いと同じ)。