服にカレーをこぼしたとき、明るい色の服は捨てるしかないがそれはSDGsか?
~うんこな回想~
- 略語……SDGs
- 英語……Sustainable Development Goals
- 日本語……持続可能な開発目標
このSDGsの目標には、資源の再利用や環境保護も含まれています。
私は、買ったばかりの服がダメになった日のことを想像して、急に悲しくなりました。
そして、うんこへと怒りの矛先を向けたあと、反省しました。
その結果、機能的にはまだまだ持続可能な衣服が、捨てられ埋められ環境を破壊する。
次に私が必要とする新しい服を用意するために、環境資源が大量に無駄に消費される。
黒い服だったら……、
私は決めました、うんこより薄い色や明るい色の服を着ている人間は、アンチSDGsに認定します。
SDGsを頑張りたいなら、うんこより濃い服を着ましょう!
では以下布教です。
カレーが汚染するのは服か?地球環境か?
そう思いましたね?
うんちの処理をミスって手にうんちがついて発狂している子どもじゃあるまいし、いきなりうんち漏らすなよと。
でも子育て世帯だったら、それこそうんちの処理をミスって手にうんちがついて発狂するような子どもの面倒を見なきゃいけないんだし、
じゃあそもそも子どもを産むなよ、人間なんて環境破壊の最たる要因なんだからさあ~~……みたいなのはちょっと待ってください、話がそれるのでその話はまた今度にしましょう。
いまは、うんちが服につくかつかないかの話をしています。
いや、大事なのはうんちが服につくかどうかじゃなくて、日常的に服が汚れるかどうかなので、
うんちを漏らさなくても、カレーとかを食べているときに知らず知らずのうちにカレーをこぼして服に茶色い染みがついたら、それはうんちがついたのと同じです。
そして服にカレーをこぼす可能性なら、赤ちゃんから老人から反出生主義者まで、だれにでもあります。
そのとき、
↑このように、カレーによる汚染は、いらすとやさんでも問題提起されています。
そしてカレー汚染は、服だけに留まりません。
服の製造コストから廃棄コストまでを含んだ、環境全体への汚染に及んでいるのです。
寿司につける醤油からオムレツにかけるケチャップから富山ブラック(富山県発祥のスープが黒いラーメン)まで、この世は「カレー的な概念」であふれています。
食べ物や飲み物や調味料の色を気にする方向で動くと、キリがありません。
でも、簡単な解決策がひとつあります。
1着の服が必要とする水や二酸化炭素は?
服一着をつくるためにも環境に対して様々な負荷がかかります
私たちが店頭で手に取る一着一着の洋服、これら服の製造プロセスではCO2が排出されます。また、原料となる植物の栽培や染色などで大量の水が使われ、生産過程で余った生地などの廃棄物も出ます。服一着を作るにも多くの資源が必要となりますが、大量に衣服が生産されている昨今、その環境負荷は大きくなっています。POINT 衣服の製造には様々な資源が必要となり、また環境負荷が発生します。
ソース:環境省_サステナブルファッション – 環境省 – 2022年10月2日閲覧。
たかだか服の1着を作るのに、水だけでも約2300リットル使うということは……。
服1着あたり、1リットルのペットボトル、約2300本分の水を消費!!(小学生並みの計算)
水1リットルは1キログラムだから……約2300キログラムの水を消費!!(小並算)
もちろん、服の製造に消費されるすべての水が、安全で衛生的で飲み水に適しているとはいいません。
しかし、服を製造&廃棄するコストで、水を浄化していれば……?(あるいは、汚染しなければ……?)
SDGsには、17カテゴリの目標(ゴール)がありますが、
~SDGsの目標その①~
- 絶対的貧困
- 相対的貧困
「あらゆる形態の貧困」は、大雑把に分けると、①「絶対的」と②「相対的」の2種類に分けられます。
日本人の場合は、ほとんどが②「相対的」です。
~②「相対的貧困」の例~
~①「絶対的貧困」の例~
当然、救済が優先されるのは、①「絶対的貧困」のほうです。
日本におけるSDGsが環境問題ばかり連呼しているのは、そもそも「生存に必要な最低限の飲み水さえ確保できない」みたいな絶対的貧困者が極めて少ないからです。
でも世界には、本当に泥水を啜って生きているような人が大勢いるのに、
~平均的な日本人の例~
清潔感が大事?地球を清潔に保つよりも?
ここでいう「地獄」とは、不自然なスピードで持続不可能になっていく地球環境や人間社会を含みます。
そしてここでいう「意識」とは、現代人の生き過ぎた「清潔感」です。
別にカレーを食べながらコーヒーを飲みながら全部こぼしてうんこまで漏らしたわけじゃあるまいし、
服としての機能(肌を隠す機能や体温を調整する機能)は、100%保たれているのに……。
ファッションや身だしなみとしても、90%ぐらいは保たれているのに……。
その服にひとつ茶色い染みや黄色い染みがあるだけで、
なんなら染みがなくても、ちょっとヨレていたりシワが寄っていたりするだけで、「清潔感なし」判定を食らうのはなに?
ファッションチェックだけ厳しすぎない?
その服が洗濯さえされているなら、染みや汚れが伝染することもないし、アイロンがけなんかしなくても着られるはずです。
それは私もそうです。
さっき私は、染みがついた服の状態を「90%」と表記しましたが、汚れ面積や見栄え的にいって10%も減点するのはおかしい。
その汚れは、生地や繊維の面積で測れば、1%にも満たないでしょう。
こうして私も現代社会の片棒をかつぎ、ちょっと服に染みがついているだけで10%の減点をかまします。
しか~し!!
黒い服だったら……、
まとめ:持続可能なファッションスタイル
- 薄い色や明るい色の服は、うんこやカレーやコーヒーの染みですぐにダメになる!
- ダメになった服は捨てられ、新しい服が作られ、水や環境資源を大量に食い潰す!
- 人間の服と意識と食べ物だったら、服を変えるのが一番簡単!みんな黒に染まれ!
以上です。
サスティナブル・ファッション(持続可能なファッション)的には、リユース(再使用)やリサイクル(再利用)は推奨されるので、古着屋さんの利用も推奨されます。
でもそもそも、みんなが新品の黒い服を買って、大事に長く着ていれば……。
次から次へと消費せず、これはもう絶対にリユース不可能だってレベルまで、1着の服をボロボロに擦り切れるまで大切に着ていれば……、
もちろん私も、ファッションは楽しんでいる人間なので、黒い服だけを着ろとはいいません。
ここでいう「黒色」とは、汚れに負けない濃いめの色や模様の象徴です。
汚れに強ければ、赤でも青でも迷彩でもかまいません。
- 白い服の洗濯……化学薬品ジャブジャブでキレイ!(環境汚染最悪)
- 黒い服の洗濯……見た目的には水だけで十分だよ?(環境に優しい)
SDGs的に考えれば、①「白い服」なんて論外です。
でも②「黒い服」なら、
こうして服は長持ちし、地球の環境は守られ、私たちも地獄に落ちなくて済むかもしれません。
その人の服の色を見れば、地獄行きかどうかがわかります。
以上、もちろん私たちは、地獄に落ちます!
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