ウマ娘きっかけの趣味で競馬を始めたという方を多く見かけますが、
実際、私は『ウマ娘』がきっかけでジョギングを再開しました(それまではコロナ禍を言い訳にしたり、コロナ太り対策と感染症対策でロードバイクを買ったりして中断していました)。
ジョギング再開後、いまでは1回10キロメートル×月間5回=月間50キロメートルをノルマに走っています。
という話を友だちにしたら、
しかし私は、走る人が増えるなら、自分のことをウマ娘だと思い込むヒトが増えるのもアリだと思っています。
磨き上げられた馬のボディが美しいように、鍛え上げられた人間の肉体も美しいからです。
というわけで本記事では、『ウマ娘』とジョギングの相性がいい理由を3つ、
- ウマ娘と人間は同じ見た目だから、私たちはウマ娘の走る姿に共感できる
- ゲーム版『ウマ娘』のファン数稼ぎは、ジョギングの走行距離稼ぎと同じ
- これであなたも「自分のことをウマ娘だと思い込んだヒト娘」になれる!
以上を解説してジョギングをオススメします。
では以下目次です。
「ウマ娘」の見た目は人間と同じ!だから走る姿に共感できる!
まず「ウマ娘」とは、競走馬を擬人化&女体化&萌えキャラ化した想像上の生き物です。
つまり見た目的には、人間が動物の耳や尻尾のコスプレグッズを装着した姿と変わりありません。
似たような存在に、
があります。
一般的な人間でもバニーガールに欲情できるのは、バニーガールの見た目がリアルなウサギではなく、人間だからです。
同様に、ウマ娘も人間です。
だから私たちは、ウマ娘たちが走っている姿に共感したり、感情移入したりすることができます。
逆にこれがリアルな競走馬だったら、
だって馬だもん。
あっちは馬で、こっちは人間だもん。
馬は四足歩行で、人間は二足歩行だもん。
つまりウマ娘は人間です。
だから私たちは、ウマ娘の走る姿を簡単に真似したり、感化されたりすることができます。
たとえば、
などは、サイレンススズカがスパートをかける自分をイメージして、めちゃくちゃ気持ちよさそうに加速していきます。
なぜかレース中に、
- 紅茶を飲む自分をイメージして加速するメジロマックイーン
- 釣りをする自分をイメージして加速するセイウンスカイ
- ウェディングドレスを着ているエアグルーヴとマヤノトップガン
などの固有スキルしか見たことがない方は、ぜひともサイレンススズカをご覧になってください。
そしてサイレンススズカのように走りたいと思ったなら、今日からでもその第一歩は踏み出せます。
『ウマ娘』の称号「名手」は好き?好きならジョギング適性A!
まず数字には2種類あります。
- 裏切らない数字(コントロール可能な数字)
- 裏切る数字(コントロール不可能な数字)
このうち、裏切られることに悦びを感じるドM以外は、①「裏切らない数字(コントロール可能な数字)」が好きなはずです。
ゲーム版『ウマ娘』でいえば、育成を1回完了させるごとに絶対に確実に加算されていく、
です。
育成を頑張れば、だれでも平等に称号「名手」(条件:特定のウマ娘でファン数を累計1億人獲得)が手に入ります。
育成を頑張ったのに、称号「名手」が手に入らないなんてことはありえません。
一方で、因子厳選や因子周回(育成完了後にランダムで付与される継承因子のなかから、良因子を厳選する作業)の数字、
です。
因子厳選は、どれだけ周回プレイを重ねようとも、運が悪ければ成果ゼロということもありえます。
育成100回でゲームクリア級の神因子を手に入れるトレーナーもいれば、育成1000回でも微妙な因子しか出ないトレーナーもいます。
実際、私も「オグリキャップ名手」を愛用しています。
私がゲーム内で「総獲得ファン数」を眺めているときの気持ちは、ジョギングの距離計測アプリで「走行距離」を眺めているときの気持ちと同じです。
「総獲得ファン数」が伸びていくことに快感を覚える方は、ジョギングの走行距離を伸ばすことでも快感を得られます。
称号「名手」で自己満足できるトレーナーは、日々鍛えられていく自分の身体でも自己満足できます。
- 遊べば遊んだ分だけ伸びる数字
- 走れば走った分だけ伸びる数字
- 書けば書いた分だけ伸びる数字
これらはすべて、裏切らない数字であり、愛すべき数字たちです。
『ウマ娘』で数字をコントロールする楽しみを知ったなら、リアルでも出走して数字を稼いでみませんか?
これであなたも「自分のことをウマ娘だと思い込んだヒト娘」!
さてしかし、「リアルでも出走」といっても、『ウマ娘』におけるプレイヤーの立ち位置はトレーナーです。
したがって、自分のことをウマ娘だと思い込む余地はそんなにありません。
ジョギング中に目標距離を達成していないのに疲れて歩きたくなったときなど、
と、トレーナー視点で自分を奮い立たせることはあっても、ウマ娘視点になることは基本的にはないわけです。
しかし、ジョギング中にダッシュを織り交ぜたり、スパートをかけたりするときに、
- サイレンススズカの固有スキル「先頭の景色は譲らない…!」……最終直線で差を付けて先頭にいるとさらなる脚を使って、速度を上げる
- レアスキル「スピードスター」……最終コーナーで抜け出しやすくなる
などのことが、1度も脳裏をよぎらなかったというと、嘘になります。
認めましょう、「先頭の景色は譲らない…!」を発動したいと思ったことはあります。
「先頭の景色は譲らない…!」であれば、私はサイレンススズカの走りに憧れているスペシャルウィークであって、自分のことをサイレンススズカだと思い込んでいるわけではありません。
でもこの例えだと、私は自分のことをスペシャルウィークだと思い込んでいることになりかねませんが、これはあくまで例え話なので違います。
だいたい自分のことをスペシャルウィークだと思い込んでいたら、
- レアスキル「全身全霊」……ラストスパートで速度が上がる
を真っ先に思い浮かべるでしょう。
でも私はジョギング中、スタミナと根性が切れそうなときでも「全身全霊」のことは考えたことがありませんし、
- レアスキル「好転一息」……直線で持久力が回復する
- レアスキル「円弧のマエストロ」……無駄のないコーナリングで持久力が回復する
などのことを考えたことも1度もありません(心が折れそうなときにそんな想像をして遊んでいる余裕はありません)。
スペシャルウィークやオグリキャップが所持している回復スキル、
- 栄養補給……レース中盤に持久力がわずかに回復する<作戦・先行>
- 食いしん坊……レース中盤に持久力が回復する<作戦・先行>
って、明らかにレース中になにか食べているんですが、競馬(ウマ娘のレース)って食べ物とか持ち込んだりして大丈夫なんですか……?(というか、食べながら全力疾走して吐きそうになったりお腹痛くなったりしないの……?)
このへんの感覚に剥離があるということは、やはり私はどうしようもなくヒトです。
しかし競馬ならともかく、
10キロメートル走るとすれば、中間の5キロ地点で『inゼリー』系の食事を摂れば、
- 栄養補給……レース中盤に持久力がわずかに回復する<作戦・先行>
- 食いしん坊……レース中盤に持久力が回復する<作戦・先行>
こうしたスキルも発動できるでしょう。
はっきりいって恥ずかしいと思うかもしれませんが、大丈夫、外から見る分には普通に栄養補給をしているだけです。
ウマ娘のスキルが発動していることはだれにもバレないので、恥ずかしくありません。
これがいわゆる、
ってやつです。
ついでに昨今のジェンダー・アイデンティティ(性自認)問題も絡めましょう。
すると男性でも、2ステップでウマ娘になれます。
- 自分のことをヒト娘だと思う(性別の自認)
- 自分のことをウマ娘だと思う(種族の自認)
ね?
これであなた(がヒトの男性だとして)もウマ娘です。
さあ、お気に入りのスキルをセットして、まずは短距離(1000メートル~)から出走してみましょう!
まとめ:逆も然り!競馬に興味がなくても『ウマ娘』は楽しい!
- 『ウマ娘』きっかけで趣味を始めるなら、ジョギングは競馬並みにオススメ
- ジョギングは心と身体の健康に役立ち、自信や自慢や幸福を感じやすい趣味
- 『ウマ娘』が継続できるトレーナーは、ジョギングも継続できる可能性大!
以上です。
最後に余談ですが、逆も然りです。
私が『ウマ娘』にハマった理由も、それ以前から走っていたことが要因として挙げられます。
ちなみに競馬については、まったく知らなくても楽しめます。
私も『ウマ娘』以前も以降も、リアル(特にリアルタイム)の競馬には全然興味がありません(G1レースはテレビで何回か観ましたが、競馬趣味の友だちに教えてもらいながら観ても全然さっぱりで、私をギャンブル沼に引きずり込みたかった友だちもガッカリしていました)。
この季節(夏)、日焼けが怖い方は、日の出前や夜に走ることをオススメします。
夏バテや熱中症、脱水症状を避ける意味でも、気温が低い朝や夜がオススメです。
私も夏以外なら10キロメートルは余裕ですが、太陽が照りつける夏空の下では歩くこともあります。
目的は「人生を楽しむこと」であって、「走ること」ではないので、疲れたら普通に歩きましょう。
これがあらゆる趣味に共通する「継続のコツ」です。
以上、『ウマ娘』きっかけでジョギングをオススメする記事でした!