.comが断然オススメ。
個人でブログを開設・運用しようと考えるブロガー志望者が最初に悩むことのひとつに、
がありますよね。
で、最終的には大半の初心者が、トップレベルドメイン(Top-Level Domain⇒TLD)の選択まで行き着き、
- .com
- .net
の2択で悩むことになります。
そこで本記事では、
を述べます。
ちなみに、
というガチ初心者の方向けに、トップレベルドメイン(TLD)の解説も軽く入れますが、不要な方は目次から飛ばしてください。
では以下目次です。
トップレベルドメイン(TLD)とは?URL末尾の文字列
ここでいう「独自ドメイン」とは、以下の①「先頭部分」+②「末尾部分」からなるオリジナルの組み合わせで構成されます。
- 先頭部分⇒自分で設定する任意の文字列……当ブログでは「answersong」の部分
- 末尾部分⇒トップレベルドメイン(TLD)……当ブログでは「.com」の部分
上記の①「先頭部分」+②「末尾部分」の組み合わせを新規に取得したとき、
という、「独自ドメイン」を完成させたことになります。
したがって当然、先客や制限がある組み合わせは、新規に取得することができません(たとえば、「answersong.com」はすでに私が取得したため、私が所有権を放棄するまで他者が取得することはできません)。
そして①と②の違いとして、まず①「自分で設定する任意の文字列」は、比較的自由に設定可能です。
しかし②「トップレベルドメイン(TLD)」は、あらかじめ用意された文字列から選択することになります。
たとえば、
- .com
- .net
とかですね。
要するにトップレベルドメイン(TLD)とは、独自ドメインの末尾部分とだけ覚えておけば十分です。
ジェネリック(gTLD)と国別コード(ccTLD)
- ジェネリックトップレベルドメイン(generic Top-Level Domain⇒gTLD)……generic(一般的、共通的)で、世界中の人が取得可能。「.com」や「.net」など
- 国別コードトップレベルドメイン(country code Top-Level Domain⇒ccTLD)……主にその国の居住者が取得可能。「.jp(日本)」や「.me(モンテネグロ)」など
以上が有名な2分類です。
しかしこうした分類は、よっぽど特殊な国別コードTLDを狙わない限りは、特に気にする必要はありません。
なぜなら、比較的人気の「.me」などは外国人にも開放されており、日本のドメイン取得サービスでも普通に取り扱っているからです。
そもそも、本記事ではジェネリックの「.com」を強く推奨するため、国別なんちゃらは忘れても問題ありません。
トップレベルドメイン(TLD)の数は580種類以上
私が実際に検討した有名TLDを並べれば、
- .com
- .net
- .org
- .me
- .jp
など。
私の個人的経験と、警察やJC3(一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター)参考の怪しい詐欺サイトっぽいTLDを並べれば、
- .xyz
- .work
- .site
- .online
- .shop
など(次の項目で詳述)。
私が個人的にピンクなイメージを持つTLDを並べれば、
- .pink
- .sexy
- .love
- .moe
- .mom
など。
私が個人的に「いいね」を押したいTLDを並べれば、
- .lol
- .life
- .earth
- .world
- .monster
など。
ここまでで20種類挙げましたが、正直キリがありませんよね。
それで悩むわけですが、以下で2種類まで絞りましょう。
トップレベルドメイン(TLD)の定番「.com」「.net」
たとえば以下の5つのURLがあったとして、
- https://answersong.xyz/
- https://answersong.work/
- https://answersong.site/
- https://answersong.online/
- https://answersong.shop/
なんか……全体的に怪しくない……?
それに比べ、
次点で「.net」が定番です。
といっても、この感覚は個人の経験差や、ネットリテラシーの有無によるところが大きいかもしれません。
そこで以下からは、警察とJC3(一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター)による注意喚起を一部抜粋します。
見慣れないTLD「.xyz」「.site」等は怪しいサイト
偽サイト・詐欺サイト~見分けるポイントは?
(※中略)
ソース:悪質(偽・詐欺)ショッピングサイトに注意! – 新潟県ホームページ – 2021年5月31日閲覧。
「~.jp」ではない「ドメイン」
悪質サイトの多くはサイトのアドレス「トップレベルドメイン」に「~.top」「~.xyz」「~.site」「~.online」等
の国内ではあまり使われない見慣れないドメインを使用しています。
普段見慣れないドメインの場合には注意しましょう。
※「~.jp」でも過信せず、初めて利用するショッピングサイトは注意しましょう。
悪質なショッピングサイトに関する注意喚起
①ドメイン及びURLアドレス
ソース:注意情報 – 一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター – 2021年5月31日閲覧。
(※中略)
URLのTLD(トップレベルドメイン)が、.top、.xyz、.bid等、見慣れないTLDになっていないか
・悪質サイトの多くは見慣れないTLDを使っていますので、このようなTLDの場合は注意が必要です
以上が、警察とJC3(一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター)による注意喚起です。
私の個人的経験を抜きにしてリストを再構築すると、
- .top
- .xyz
- .site
- .online
- .bid
上記のような見慣れないTLDは怪しい、と判断されます。
しかしここで重要なのは、警察やJC3のブラックリストに入っているか否か、という判断基準ではなく、
これこそが本質的な基準です。
ただしもちろん、見慣れないTLDを採用している有名サイトや、大企業の公式サイトもあります。
- LINE……https://line.me/
- Twitch……https://www.twitch.tv/
- AMP……https://amp.dev/
- Discord……https://discord.gg/
- Wikipedia……https://www.wikipedia.org/
などです(あと、「youtu.be」みたいな短縮専用URLも)。
しかし、上記のようなサイトが怪しまれない場合、有名企業や財団が運営しているという圧倒的な認知度と信頼度に支えられているケースがほとんどです。
「.org」「.me」「.jp」も悪くないけど使いにくい
したがって、有名企業レベルの社会的信用を持たない個人ブロガーが日本語圏で活動する場合、
- .com
- .net
- .jp
などの日本語圏で多く見られるTLDが無難な候補になります(「.co.jp」などは企業や組織用)。
- 「.jp」は、登録条件に「日本国内に通知を受け取ることができる住所を持つ」がある(海外移住した場合など、手続きがめんどくさそう)
- 「.jp」は、登録会社がWhois情報公開代行に対応していない場合が多い(ドメインの公開情報を検索した際に、登録者情報の代わりに登録会社情報を表示させることができず、登録者の本名が開示される)
- 「.jp」は、契約料金が割高(利用サービスやセールにより変動するが、概ね更新料金が「.com」や「.net」の約2倍。2021年5月時点の『お名前ドットコム』では、「.com」と「.net」の登録料金が1円、2年目以降の更新料金が1,408円と1,628円。一方で「.jp」は登録料金が480円、2年目以降の更新料金が3,124円)。
以上のような理由で、「.jp」は個人で運営するには不向きです。
- .com
- .net
以上が、私のブログ開設前夜の思考であり、調べ物をした初心者はだいたい同じような経路をたどるはずです。
そして、上記の2択では「.com」こそがTLDの絶対王者だといえます。
GoogleもAmazonもFacebookもAppleもGAFAは「.com」
- Google……https://www.google.com/
- Amazon……https://www.amazon.com/
- Facebook……https://www.facebook.com/
- Apple……https://www.apple.com/
世界最強ビッグ・テック、すべて「.com」です。
ちなみにMicrosoftを追加してGAFAMにしても、
- Microsoft……https://www.microsoft.com/
やっぱり「.com」です。
じつは、偽サイト防止などの目的で「.com」と「.net」をまとめて抑えている企業もありますが、優先的に表示させているのは「.com」です。
ちなみに「.com」ならまだまだあります。
たとえばFacebook以外の主要なSNSも、
- YouTube……https://www.youtube.com/
- Instagram……https://www.instagram.com/
- TikTok……https://www.tiktok.com/
- Twitter……https://twitter.com/
ついでに最近日本でCM放送が始まったPinterestも、
- Pinterest……https://www.pinterest.com/
「.com」ばかり。
Pinterestなど一部の公式サイトは、日本から検索したりアクセスしたりすると「.jp」に飛ばされるかもしれませんが、本国の公式サイトは「.com」です。
さらにGoogle以外の主要な検索エンジンも、
- Bing……https://www.bing.com/
- Yahoo……https://www.yahoo.com/
- DuckDuckGo……https://duckduckgo.com/
- 百度(baidu)……https://www.baidu.com/
「.com」を採用しています。
上記の百度(Baidu)は、中国版GAFAと呼ばれる中国4大IT企業「BATH」の一角で、
- Baidu……https://www.baidu.com/
- Alibaba……https://www.alibaba.com/
- Tencent……https://www.tencent.com/
- Huawei……https://www.huawei.com/
こちらも全部「.com」です。
さらにはGAFA以外が提供する主要なサブスクサービスも、
- Netflix……https://www.netflix.com/
- Hulu……https://www.hulu.com/
- spotyfy……https://www.spotify.com/
- DAZN……https://www.dazn.com/
そう、「.com」が主流。
もちろんアメリカの主要メディアだって、
- USA TODAY……https://www.usatoday.com/
- The Wall Street Journal……https://www.wsj.com/
- The New York Times……https://www.nytimes.com/
- CNN……https://edition.cnn.com/
ついでに英国放送協会も、
- BBC……https://www.bbc.com/
安心と信頼の「.com」。
それにあなたが男性なら、特にお世話になっているサイトあるはずです。
- Por……
- XVI……
- XNX……
- xHa……
いちいち全部は記載しませんが、秘密のブックマークをご確認いただければ、じつはあなたの下半身をお世話していたのは「.com」だったことが判明します。
つまり、これだけ多く使用されて私たちのお馴染みとなった「.com」には、すでに安心の信頼のブランドが築き上げられています。
- どうしても絶対に譲れない「任意の文字列」で独自ドメインを取得したいのに、「任意の文字列.com」は先客がある
- めちゃくちゃ気に入っている「ドメインハック」で独自ドメインを取得したいから、そもそも「.com」には用がない
といった特別な事情がない限り、「.com」のブランドに乗っからない手はありませんよね。
まとめ:「.com」は「見慣れた」が価値のブランドTLD
- 個人で独自ドメインを取得する場合、トップレベルドメイン(TLD)は「.com」がオススメ
- なぜなら、「見慣れないTLD」ほど怪しまれたり詐欺サイト臭がしたり無駄に嫌われるから
- その点、「.com」は世界的な採用実績により、「見慣れたTLD」としてブランド化している
以上です。
もちろん「.com」は、多く使用されている分、当ブログでいえば「answersong」の部分が登録済みばかりというデメリットもあります。
しかし個人的には、新規の文字列を考えだしてでも、「.com」の取得をオススメします。
そうした苦悩や工夫こそが、愛着に繋がるというメリットに転じるからです。
ちなみにここまで、SEO(検索エンジン最適化)対策などにはまったく触れてきませんでしたが、
です。
TLDがSEOに関係するとかしないとか、諸説ありますが、そんなの一切どうでもいい。
「.com」さえ選んでおけば、安心安全。
「ブランド」とは、そういうものです。
そういえば、高級ブランドの公式サイトをチェックしていませんでした。
最後に、適当に思いついた高級ブランドをググって記載して終わります。
- GUCCI……https://www.gucci.com/
- CHANEL……https://www.chanel.com/
- HERMES……https://www.hermes.com/
- LOUIS VUITTON……https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
- PATEK PHILIPPE……https://www.patek.com/
- AUDEMARS PIGUET……https://www.audemarspiguet.com/
- VACHERON CONSTANTIN……https://www.vacheron-constantin.com/
- ROLEX……https://www.rolex.com/
- HARRY WINSTON……https://www.harrywinston.com/
- Van Cleef & Arpels……https://www.vancleefarpels.com/
- Cartier……https://www.cartier.com/
- BVLGARI……https://www.bulgari.com/
- TIFFANY & Co.……https://www.tiffany.com/
以上、answersong.comより、トップレベルドメイン(TLD)は「.com」をオススメする理由でした!