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【ブログ】書評と読書感想文の違いは?ぶっちゃけ同じです

書評、と一口にいっても、その書式は掲載媒体によりけりです。


ブログ安田尊@ブログを謳うブログ。
ブログに投稿する書評
新聞紙安田尊@新聞紙を謳うブログ。
新聞紙に寄稿する書評
学術誌安田尊@学術誌を謳うブログ。
学術誌に寄稿する書評

それぞれ違いますよね。

本記事で扱うのは、


ブログに投稿する書評安田尊@ブログに投稿する書評を謳うブログ。
ブログに投稿する書評

です。

ともすればブログ初心者は、いざ読書記録をブログに投稿する段になって、


Question安田尊@Questionを謳うブログ。
あれ……? 特定の書籍をテーマにブログ記事を書く場合、「書評」になるんだっけ?
Question安田尊@Questionを謳うブログ。
「書評」になるなら、感想カテゴリーに入れたり感想タグをつけたりしていいのかな?
Question安田尊@Questionを謳うブログ。
それともブログに投稿するような読書体験は、「読書感想文」ってことでいいのかな?

みたいな疑問に悩まされることがありますよね(ソース:過去の私)。

結論から述べましょう。


Answer安田尊@Answerを謳うブログ。
ブログに書く場合は、書評も読書感想文も、どっちも同じ

です。

本記事では、私が上記の結論に至った理由を詳しく解説します。

では以下目次です。

「書評」とは?書物の内容を紹介しながら批評した文章


電子辞書安田尊@電子辞書を謳うブログ。
まずは前提を再確認するにあたって、「書評」の意味をgoo辞書と岩波国語辞典から引いてみましょう。

しょ‐ひょう〔‐ヒヤウ〕【書評】 の解説
書物について、その内容を紹介・批評した文章。

ソース:書評(しょひょう)の意味 – goo国語辞書 – 2020年9月21日(月)閲覧。

しょひょう【書評】
新刊書などにつき、書物の内容を紹介しながら批評をした文章。「―欄」
▷新刊書の批評という意で「新刊書評」と呼んだのが起こり。

ソース:岩波 国語辞典 第七版 新版 – 株式会社岩波書店

以上、2つの辞書で意味は共通しています(岩波国語辞典の語源を踏まえた解説は除く)。

すなわち「書評」とは、


書評の意味安田尊@書評の意味を謳うブログ。
書物の内容を紹介しながら批評した文章

です。

ではより噛み砕いて説明するため、「批評」の意味も併せて引いておきましょう。

「批評」とは?自分の評価および価値を決めること


電子辞書安田尊@電子辞書を謳うブログ。
「批評」の意味をgoo辞書と岩波国語辞典で引いた結果は以下のとおりです。

ひ‐ひょう〔‐ヒヤウ〕【批評】 の解説
[名](スル)物事の是非・善悪・正邪などを指摘して、自分の評価を述べること。「論文を批評する」「印象批評」

ソース:批評(ひひょう)の意味 – goo国語辞書 – 2020年9月21日(月)閲覧。

ひひょう【批評】
〘名・ス他〙よい点・悪い点などを指摘して、価値を決めること。「―を加える」「文芸―」
⇒評判

ソース:岩波 国語辞典 第七版 新版 – 株式会社岩波書店

こちらは解説に少し違いがあります。

goo辞書の解説は、


goo辞書goo辞書のイメージ
自分の評価を述べること

と、最終的な基準が明確です。

一方で岩波国語辞典の解説は、最初から最後まで「だれが(なにに従って)」という主語が抜け落ちているため、goo辞書の解説よりはケースバイケースに対応している形です。

しかしいずれにしても、一般的なケースにおいて省略される主語は「自分」と考えていいでしょう。

したがって、「批評」の意味をまとめると、


批評の意味安田尊@批評の意味を謳うブログ。
物事の是非・善悪・正邪などを指摘して、自分の評価を述べること、価値を決めること

です。

つまり先述した「書評」の意味を噛み砕くなら、


書評の意味安田尊@書評の意味を謳うブログ。
書物の内容を紹介しながら是非・善悪・正邪などを指摘して、自分の評価を述べること、価値を決めること

です。

では次に、「読書感想文」の意味をおさらいしましょう。

「読書感想文」とは?本の内容に対して心に生じた思考


電子辞書安田尊@電子辞書を謳うブログ。
「読書感想文」および「感想」の意味をgoo辞書と岩波国語辞典で引くと、以下のとおりです。

どくしょ‐かんそうぶん〔‐カンサウブン〕【読書感想文】 の解説
本を読み、その内容について感じたことを述べる文章。読後感想文。

ソース:読書感想文(どくしょかんそうぶん)の意味 – goo国語辞書 – 2020年9月21日(月)閲覧。

かん‐そう〔‐サウ〕【感想】 の解説
物事について、心に感じたことや思ったこと。所感。「感想を述べる」「読書感想文」

ソース:感想(かんそう)の意味 – goo国語辞書 – 2020年9月21日(月)閲覧。

かんそう【感想】
ある物事に対して心に生じた、まとまりのある感じや考え。所感。「読書―文」

ソース:岩波 国語辞典 第七版 新版 – 株式会社岩波書店

なお私が愛用する岩波国語辞典には、「読書感想文」の項目がありませんでした。

しかし「感想」の項目に用例として掲載されていたため、こちらを引用しています(ついでにgoo辞書も)。

というわけで以上をまとめると、「読書感想文」とは、


読書感想文の意味安田尊@読書感想文の意味を謳うブログ。
本を読み、その内容に対して心に生じた、まとまりのある感じや考え、思ったこと

です。

では「書評」と比較してみましょう。

「書評」と「読書感想文」はどう違う?「紹介」の有無


書評の意味安田尊@書評の意味を謳うブログ。
書評とは、書物の内容を紹介しながら是非・善悪・正邪などを指摘して、自分の評価を述べること、価値を決めること
読書感想文の意味安田尊@読書感想文の意味を謳うブログ。
読書感想文とは、本を読み、その内容に対して心に生じた、まとまりのある感じや考え、思ったこと

です。

こうして比較してみると、決定的な違いがひとつだけありますよね。


書籍紹介安田尊@書籍紹介を謳うブログ。
「紹介」が含まれているか否か

です。

しかし「紹介」を除けば、「自分の評価」や「価値」観を述べる行為は、「まとまりのある感じや考え、思ったこと」を述べる行為と同一であると見なせます。

いわば「読書感想文」に追加で条件を設けたものが、「書評」であるといえます。

あるいは「書評」の条件を緩めたものが、「読書感想文」なのかもしれませんが。

いずれにしても、両者を区別するためには、「紹介」の有無が鍵となるわけです。


Question安田尊@Questionを謳うブログ。
では「紹介」とはなにか?

くどいようですがこれで最後です、例によって辞書を参照しましょう。

「紹介」とは?内容を世間に広く教え知らせること


電子辞書安田尊@電子辞書を謳うブログ。
「紹介」の意味をgoo辞書と岩波国語辞典で参照すると、以下のとおりです。

しょう‐かい〔セウ‐〕【紹介】 の解説
[名](スル)
1 未知の人どうしの間に入って引き合わせること。仲立ち。「知人の紹介で就職する」「友人を家族に紹介する」「自己紹介」


2 知られていない物事を世間に広く教え知らせること。「雑誌で紹介された店」「日本文化を海外に紹介する」「新刊紹介」

ソース:紹介(しょうかい)の意味 – goo国語辞書 – 2020年9月21日(月)閲覧。

しょうかい【紹介】
〘名・ス他〙人と人との間に立ってなかだちをすること。「友人に―する」「―の労をとる」(ある人を他の人にひきあわせること)「講師を御―申します」「―状」
⇒世話

ソース:岩波 国語辞典 第七版 新版 – 株式会社岩波書店

書籍を「紹介」する場合の用法は、goo辞書の2番が適切でしょう。

上記の説明を踏まえて、「書評」における「紹介」を定義すると、


内容紹介安田尊@内容紹介を謳うブログ。
書物の内容を世間に広く教え知らせること

です。

したがって、「書評」と「読書感想文」の違いは、この「世間に広く教え知らせる」目的があるか否かだと考えられます。

たしかに小学校などで書かされる「読書感想文」は、「世間に広く教え知らせる」目的なんてありませんよね。

ところで、じゃあブログは……?

ブログの「読書感想文」は「書評」と同じ書き方になる


WEB安田尊@WEBを謳うブログ。
そもそも「ブログ」とは、「ウェブログ」の略であり、「世間に広く教え知らせる」機能を内在した媒体です。

小学校などで書かされる「読書感想文」は、基本的には全世界に公開されたりはしません。

しかしブログは、基本的には全世界へと広く発信していくコンテンツです。

つまりブログを書くという行為自体が、イコールで、


インターネット安田尊@インターネットを謳うブログ。
世間に広く教え知らせること=紹介

と結ばれるわけです。

そして「書評」と「読書感想文」の唯一決定的な違いは、「紹介」の有無でした。


紹介あり安田尊@紹介ありを謳うブログ。
「書評」=紹介あり
紹介なし安田尊@紹介なしを謳うブログ。
「読書感想文」=紹介なし

です。

ということは……?

  1. ブログ記事で特定の書籍を取り上げる場合、普通は「紹介」が含まれてしまいますよね。
  2. よっぽど本気で純粋なる「読書感想文」を志さない限り、内容に触れてしまうはずです。
  3. ブログ上で特定の書籍について言及し、その内容に触れたが最後、それは「紹介」です。

書評安田尊@書評を謳うブログ。
じゃあ「書評」ですよね

というのはいささか短絡的でしょうが、しかし少なくとも「書評寄り」の書き方にはなってしまいます。

たとえ感想のつもりで書いたとしても、


読書感想文安田尊@読書感想文を謳うブログ。
わたしはきょう、週間少年ジャンプをよみました。
読書感想文安田尊@読書感想文を謳うブログ。
今週のジャンプは、けっこうおもしろかったです。
読書感想文安田尊@読書感想文を謳うブログ。
なぜかというと、好きなマンガがあったからです。

みたいな絶対に内容を教えてくれないマジモンの「読書感想文」以外、全部「書評寄り」です。

そしてこういうマジモンの「読書感想文」は、ブログでは滅多にお目にかかれません。


ツイッター安田尊@ツイッターを謳うブログ。
そういうのはツイッターとかの領分だからです。

ツイッターは読んだ本のタイトルさえ教えてくれないこともままある魔境です。

一方でブログは、ツイッターや雑誌や紙面とは違い、字数制限すらありません。

自分で運営するブログであれば、何千文字、何万文字でも内容に触れ放題です。

となれば、

  1. 普通に「読書感想文」のつもりで書いても書評っぽくなって、
  2. 「書評」のつもりで書けばもちろん書評っぽくなるブログで、
  3. 「読書感想文」と「書評」は、どうやって区別すればいいの?

Answer安田尊@Answerを謳うブログ。
答えは、無理に区別しなければいい

です。

だって実質同じでしょ?

それにたかだかブログです。

肩肘なんか張らずに、グレーゾーンはグレーゾーンのまま放っておきましょう。

区別が難しいなら、無理に区別する必要はないのです。

まとめ:「書評」の意味と「読書感想文」の意味と区別


まとめ安田尊@まとめを謳うブログ。
というわけで本記事の要点を3点でまとめましょう。

  1. 「書評」と「読書感想文」を見分けるコツは、「紹介」の有無
  2. しかしブログ上に公開される記事は、基本的にすべて「紹介」
  3. 「紹介の有無」で区別できないなら、無理に分けなくてもいい

です。

以上の理由により、私は、


Answer安田尊@Answerを謳うブログ。
ブログに書く場合は、書評も読書感想文も、どっちも同じ

であると考えます。

したがって、自分の感覚に合ったほうを採用するか、気分やリズムで使い分けるとかしましょう。

ちなみに私個人の感覚でいえば、「書評」は無駄に仰々しくて嫌いです。

「読書感想文」は逆に幼稚すぎて嫌いです。

その結果、


書評未満読書感想文以上安田尊@書評未満読書感想文以上を謳うブログ。
書評未満読書感想文以上

という新ジャンルを開拓しかけましたが、冷静に考えて意味不明なのでやめました。

開拓したい方は、お譲りいたしますのでどうぞご自由にお持ち帰りください。

以上、ブログにおける「書評」と「読書感想文」の違いについての記事でした。

THIS IS THE ANSWER.

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