遅ればせながら(本記事で107記事目)、まずはありがとうございます。
お陰様で当ブログは昨年の目標を達成することができました。
2019年3月にブログを開設し、同年5月に、
と掲げ、上記の数字を達成することができました。
まったくのブログ初心者、当ブログの運営暦=ブログ歴のド素人が達成した数字にしては、なかなか悪くない数字であると自負しております。
つきましては、私が目標を達成するために重視していたこと、特筆すべきノウハウについて書き残しておきます。
一言でいえば、
です。
これからブログを始める方、すでに始めている後続の方の参考になれば幸いです。
ではさっそく。
ブログ継続のコツはジョギングと同じ
さて、「デザイン」といえば身構える方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。
私もデザイナーではありません。
本記事で述べるブログデザインとは、
これだけです。
しかしまだ本気で「デザイン」や「テーマ」選びについて考えたことがなく、その重要性に気づいていない方にはイメージが掴みにくいかもしれません。
そこでジョギングに例えましょう。
「さあ今年からジョギングを始めるぞー!」というジョギング初心者が最初にすべきことのひとつに、
があります。
このとき、ランニングシューズの購入にあたって一番重視すべき項目はどれでしょう?
- お財布への優しさ
- 下半身への優しさ
- 結局のところ外見
答えは三番、「結局のところ外見」です。
みんな「優しい靴がタイプ」とか「優しい靴が好き」とかいうのは表向きの無難な回答で、結局のところは外見です。
でしょ?
もちろん値段も機能性も重視すべきです。
しかし最重視すべきなのはデザインです。
なぜなら、シューズはジョギングをするたびに自分が目にし、手に取るアイテムだからです。
想像してみてください、あなたは毎朝ジョギングのために早起きをして、二度寝の誘惑を振り切って洗顔やストレッチを終え、玄関まで足を運びます。
そこで自分が目にし、手に取り、足を入れるランニングシューズが、
- 店員さんに仲人をしてもらって購入した初心者向けのシューズ
- 自分が色や形に一目惚れして購入した超お気に入りのシューズ
どちらが走り続けることに役立つと思いますか?
なぜお見合いが廃れたと思っているんですか?
たしかに店員さんのお墨付きで、初心者向けのシューズであれば機能性には優れているでしょう。
きっと初心者でも走りやすく、ケガもしにくいはずです。
そこで初心者用だとか中級者用だとか、たかがジョギングでこだわる必要はありません。
大会に出てレースで何秒縮めたいとか、そういう誤差を争う世界ではないんですからね。
最悪、スニーカーでも走れればいいわけです(ちなみに上記で使用した青いシューズのイラスト、じつは「スニーカーのイラスト」ですが、余裕で走れそうですよね)。
そこへきて、デザインはどうですか?
- 色が気に入っている
- 形が気に入っている
- ということは、そのシューズを履いている自分の姿も気に入っている
もしそういうシューズであれば、すごく!
なんなら「昨日走ったから、今日はお休み」という日でも、シューズを磨いて幸せに耽ってスマホで撮ってSNSにアップして幸せアピールを忘れませんよね?
一方でコストパフォーマンスを優先したため、
- 色は特に気に入っていない
- 形も特に気に入っていない
- したがって、そのシューズを履いている自分の姿もわりとどうでもいい
こんなシューズだったらどうですか?
やる気が出ますか?
幸せに耽れますか?
ネットに晒したいと思いますか?
で、以上でお話したこと、全部ブログにも当てはまります。
しかもブログって、好むと好まざるとに関わらずネットにアップするのが前提です。
自分で気に入っていないデザインを「自分の所有物」、「自分のホーム」としてネットに晒す……そんな不幸ってありますか?
ブログで幸福をデザインしよう
ここで勘違いしないで欲しいんですが、他人の目は気にしなくても結構です。
よくネットに創作物をアップすることに関して、
みたいな揶揄がありますが、その意見もゴミのひとつでしょう。
突き詰めれば人間なんて所詮、ゴミ製造機でしかありません。
私たちはゴミとゴミを投げ合って、そのなかでわりと大切なゴミとそうでもないゴミを分別して生きています。
だから他人の目とか他人の意見はどうでもいい。
でも自分の目と自分の意見はどうでもよくない。
ブログのデザインは、記事を書いて投稿するたびに自分で見るじゃないですか?
そのデザインを自分で気に入っていれば、毎回幸せですよね?
なんなら「昨日投稿したから、今日はお休み」という日でも、ブログを眺めて幸せに耽りますよね?
私は耽っていましたよ、特に用事はないけどスマホで自分のブログを眺めて、
と、満たされた所有欲に耽っていましたよ。
はっきりいってデザインを気に入っているWebサイトが自分の手中にあるって、それだけでめちゃくちゃ幸福です。
デザイン選びで失敗すると不幸になる
さて、ここまでの内容を一旦まとめますね。
そしてそれは、なにもデザイナーとして勉強しろとかそういう話ではなく、ただ選ぶだけ。
だってジョギングを始めるのに、ランニングシューズ作りから学ぶ人間はいません。
もう道具はプロが作ってくれているので、こっちは選ぶだけ。
ワードプレスだったら「テーマ」を、ワードプレス以外のブログサービスは未経験なので呼称は知りませんが、デザインのテンプレートがあるはずなので選ぶだけ。
ただ、その「デザインを選ぶ作業」だけは自分で本気でやること。
その後、デザインを適用したあともサイトロゴやサイトアイコンや全体の配色など、細かい設定や微調整は自分でやることになりますが、そんな作業もデザインの根幹が気に入っていれば苦にはなりません。
テーマやテンプレートは万人向けに制作されているので、いくら自分が気に入ったデザインでも気に入らない部分は必ずあります。
その気に入らない部分を自分好みに調整できるわけですから、こんなに楽しい仕上げ作業はありません。
ちなみに当ブログでは先日、サイトアイコン(ファビコン)の色と質感を弄りましたが、その作業に3時間ほど費やしました。
端から見れば、そんな修正に自分で3時間もかけるなんて非効率極まりないでしょう。
でもいいんです、楽しかったので。
それに、
- 外部に委託して1000円で入手したアイコン
- 自分で3時間かけてデザインしたアイコン
どちらに愛着が湧くと思いますか?
もちろん後者です。
しかも今回は微修正だけでしたが、ブログ開設時からのアイコン選びや配色などを含めると、何時間費やしているのか……その時間に比例して、愛着はより深まっているはずです。
そこで愛着もなければ楽しくもないと思うようであれば、最初のデザイン選びで失敗しています。
つまりデザイン選びで失敗するということは、自分の幸福をデザインすることにも失敗し、不幸になるということです。
デザインで妥協するということは、自分の幸福に妥協するということ。
肝に銘じましょう。
しかし初心者向けのブログ講座みたいなのを拝見していると、こんなことが書かれていたりしますね。
私はこうした意見に賛同はできません。
たしかに見切り発車は大事かもしれませんが、それは「ブログの開設」までです。
やりたいことや、やるべきことであれば、最初の一歩は迅速に踏みだすべき。
もちろんブログに正解はなく、見切り発車からの猪突猛進が有効なケースもあるでしょう。
デザインにこだわるあまり、書き始められないほうが悪手だという意見もあるでしょう。
でも私はブログを一生モノの趣味として捉え、考えています。
デザイン選びはパートナー選び
はい……たしかにその見切り発車で大丈夫なパターンもあるでしょう、それは否定しません。
でも途方に暮れるパターンもあるよね。
ええもちろん、じっくり検討を重ねたところで、どっちみち途方に暮れるパターンは存在します。
でもだからこそ、成否に関わらず悔いが残らないよう、運命の相手だと確信できる人と恋愛感情を大切にして結婚できたほうが絶対いいよね。
私はそういう考えです。
とはいえ結婚の場合は、相手も人間で、相手にも選ぶ権利があり、年齢という擬似的なタイムリミットもあります。
したがって結婚に関しては、自分の身の丈を知る必要もあるでしょう。
けどブログの場合は、相手は人間ではありませんし、相手に選ぶ権利はありませんし、タイムリミットもありません。
ということは、一方的にこちらから選ぶ権利だけが存在します。
せっかくデザインが選び放題で、選んだものを好き放題にできるんだから、やりたい放題したほうがよくない?
結婚相手に例えるなら美男美女が選び放題で、しかも髪型や髪色や細かい衣装の指定まで自由自在なんですよ、そこで真剣にならないでいつ真剣になるの?
真剣になれよ、そこで。
ちなみに有名な言葉で、
とかいうのがありますが、これめちゃくちゃ嘘すぎてビビりますよね。
まとめ:強力なデザインに協力させる
さて、そろそろまとめます。
ブログ継続のコツは、
- ブログに愛着が持てるようデザインする
- 愛着が持てればその時点で幸せになれる
- 幸せパワーでブログの運営が継続される
ここで重要なのは、「継続する」とか「継続できる」とかではなく、
ということです。
環境的な不可抗力なわけです。
自分のブログが心底気に入っていれば、記事を書かずにはいられません。
ブログ運営も継続せざるをえません。
だからこそ、自分のブログを本気で愛でるために、デザインを本気で選びましょう。
そうすれば、1記事最低2000文字だとか、その上で10ヶ月で100記事だとか、その程度のことは初心者でもやれます(やれました)。
と、いうのは簡単ですが、正直かなり大変でした(100記事目を投稿したのは、目標の締め切りである2019年12月31日の23時59分です。「紅白」や「ガキ使」は諦めました)。
それでもやり遂げることができたのは、私がデザイン選びで成功していたからです。
成否は最初に決していました。
したがってこれからブログを始める方は、是非デザインを重視し、現在挫折しそうな方もデザインを見直すところから始めることをオススメします。
ブログは一生モノの趣味として始めるならかなりコスパがいいです。
筆力と思考力が養われ、積み重ねた知力は人生のあらゆる局面で威力を発揮します。
本記事のような文章がそのへんの一般人に作成できますか?
でもまだ私はブログを始めて一年未満です。
つまりまだまだ伸びしろがあるということ。
以上。
THIS IS THE ANSWER.