パージ Season2、第9話「神の祈り」(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を観ました。
~「パージ」の基本設定~
パージ Season2(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を全話観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれかえるアメリカ。政府[…]
↑シーズン2の各話リンクは、上記まとめ記事をご参照ください。
パージ世界の金持ち、毎回ろくなことをしていないし、毎回ろくな目に遭っていないな……。
では以下目次です。
第9話「神の祈り」の簡単なあらすじとネタバレ
~第9話「神の祈り」のあらすじ~
子ども向けテレビ番組『ローレライさん』では、お姉さんが子どもたちに、「パージ」の祝日を解説。
テレビの前に座る男の子は、憎悪感情を煽られ、持っていたオモチャを何度も叩きつけて壊します。
その男の子は、ママに「ベン」と呼ばれ、大学生になったいまは寮で友人らを拘束しています……。
~白人男子大学生、「パージ」終了まで10時間~
- ターナーが友人スコットをパージ(刺殺)する
- ベンがターナーをパージする
ターナーは選択を嫌がりますが、ベンの手伝いで強制的にスコットをパージ。
その後、ターナーはベンの仲間になったふりをし、隙を突いて逃走。
ベンも追いかけて外に出ますが、ニセモノのGOD仮面パージャーたちに囲まれ、逆に追われる身へ……。
~NFFA職員~
ハッキングとディープフェイク(偽の監視映像)で警備を攪乱させ、その隙に車で監視センターに乗り込みます。
途中、野良パージャーや賞金稼ぎパージャーに襲撃されますが、監視センター内部に逃げ切り。
後輩女子ヴィヴィアンと連絡を取り、内部で落ち合う約束をします。
~武装強盗チーム~
そこで、以前不法侵入した豪邸の主人に目撃され、「自分に恨みがある」と勘違いされ銃撃戦へ。
資産家からの攻撃を逃れつつ、トミーを救出しますが、ライアンが麻酔銃で撃たれて生き埋めに。
ライアンチームは資産家をパージ(射殺)し、ライアンを助け、強盗狩りの強盗『ジャッカル』へのリベンジに向かいます。
~訳あり黒人夫婦~
話し合いで解決しようとしますが、クリントは隠し持っていたナイフで、マーカスの妻ミッシェルを刺します。
マーカスたちは、ミッシェル治療のため、車でトリアージセンター(「パージ」の夜に活動するボランティアの救急施設)へ。
途中、車道に飛び出してきた男性を轢いてしまい、気絶した男性も車に運び込んで先を急ぎます。
第9話「神の祈り」の感想
~第9話「神の祈り」の感想~
~武装強盗チーム~
死刑囚狩りの開催者や、協賛者の『NFFAの娘』とかいう面白そうなババア敵とはバトルにならず、あっさり目的達成。
狩りの参加者同士で、小競り合いを演じただけ。
まあライアンの目的は、トミーの救出であってバトルではないので致し方ないんですが、それだけに、
資産家視点でいえば、まず「パージ」の日以外に、自分の家に謎の武装強盗チームが不法侵入。
そして警察に身柄を突き出したと思ったら、なぜか「パージ」の夜、ハンター側で死刑囚狩りの会場に参加している。
これ、自分狙われているんじゃね……? と思うのは仕方がないし、警察は使えないし(「パージ」の日という意味でも、無能という意味でも)、
そしたら、元警官の凄腕に反撃されて、一緒にいた弟がパージ(射殺)されてしまう。
まあ別に、資産家だって死刑囚狩りに参加しているクズなんだし、こいつらが死ぬことに同情はありません。
ただ、弟をパージされた資産家が、ライアンに詰め寄ったときのやりとりがあまりにも惨い。
~理不尽な死~
これ、パージ(狩り)をしようとして逆パージされるのは自業自得だとして、「パージ」以外で自宅に不法侵入されたのがきっかけですからね……。
ライアンチームは、「家族」同然の仲間を助けるために動きましたが、代わりに無関係な人間を家族もろとも不幸にしています。
いや~、トミーの救出作戦成功より、なんだかなぁ……という思いが強い。
~訳あり黒人夫婦~
ご近所パージャーは、最初は火炎瓶を投げ込むなどして、普通に窓ガラスを破壊して優勢でした(しかも、「耐火性は?」「問題ない」とかいうやりとりの直後にガラスが割れるという、相変わらずのお笑いセキュリティ)。
しかし、マーカスが分厚いシャッターの開け閉めを利用し、交渉役として突き出されてきたサム・タッカーを捕獲。
マーカスは、サムとクリントの交換を要求し、ご近所パージャーはあっさりクリントを裏切って差し出します。
っていうか、自分たちの身を危険に晒したくないなら、パージ依頼を取り下げなければよかっただけでは?
ご近所さん的には、クリントが自らパージすることにこだわりだして、同調圧力でついてきただけなんでしょうが……。
結局クリントが、マーカスの妻ミッシェルを刺したあと、
ご近所パージャーたちは銃を下ろし、クリント「まだ終わっちゃいない」に対して、「いいえ、終わったのよ……」と再度クリントに銃を向ける。
ご近所さんたち、行動がふわふわしすぎている……。
そもそも1年前、殺し屋パージャーにマーカス宅を襲わせている時点で、その妻ミッシェルも巻き添えにしているんだし、
なぜ不意打ち&背後から羽交い締め&ナイフ装備で、首を掻き切っていないのか?
むしろ首を傷つけないほうが難しい状況で、器用に首を避けて肺を刺す珍プレー。
もう攻守どっちも真面目にやっていないし、どうでもよくなってきちゃった……。
まとめ:第10話「午前7時1分」に続く!
- ベンは、寮でパージ(殺戮)を楽しんだあと、量産型GOD仮面パージャーに追われる
- エスメは監視センター内部に侵入し、ライアンはトミーを救出して強盗計画を再開へ
- マーカスは妻ミッシェルが重傷を負い、トリアージセンターへ向かう途中ベンを拾う
以上です。
私の視聴順(映画5作品⇒ドラマ2シーズン)では、長い『パージ』の旅も次で終わりです。
公開順では、次に映画『フォーエバー・パージ』がありますが、制作陣もこの悲しい気持ちを紛らわせたくてあんな駄作「終わらないパージ」を撮ったのかもしれません……。
パージ Season2、第10話「午前7時1分」(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふ[…]
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