パージ Season2、第3話「盲点」(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を観ました。
~「パージ」の基本設定~
パージ Season2(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を全話観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれかえるアメリカ。政府[…]
↑シーズン2の各話リンクは、上記まとめ記事をご参照ください。
いまのところ、今シーズンは冒頭にサブストーリーが挿入される構成みたいで、非常に良い取り組みです。
では以下目次です。
第3話「盲点」の簡単なあらすじとネタバレ
~第3話「盲点」のあらすじ~
強盗チームのトミーは、裁判所で死刑判決(来年の夜、パージ)を宣告されます。
裁判は流れ作業で、開廷から約2分で閉廷。
傍聴人はひとりもおらず、国が用意した弁護士は、トミーに一言「罪を認めて減刑を頼め」というだけでした(そして、罪を認めた部分だけが採用へ)……。
~8年前、武装強盗チーム~
「パージ」の夜、ライアンの警官チームは、街の麻薬王カルーソをパージ(私刑に)するべく行動へ。
しかし、麻薬王を護衛していたのは、ライアンの女性上司ジブや同僚男性レイノルズたちでした。
ライアンたちは警察を辞職し、女上司ジブの根回しでまともに再就職もできず、強盗チームへ……。
~現在、NFFA職員~
ライアンがいるバーを突き止め、強盗チームの会話を盗聴し、名前や経歴を入手します。
同時に、アダムス教授の追悼会を開いたダレンに連絡を取り、「ファイル」の調査を依頼。
それから監視センターに戻り、ライアンの警官時代の実績(人助けのニュース記事、表彰状、感謝状など)を閲覧して違和感を抱きます。
~武装強盗チーム~
銀行は、「パージ」期間中に現金を飛行機に乗せ、空に逃がしていました。
ライアンは、次の「パージ」で、現金が地上にあるうちに奪う計画を持ちかけます。
またこのとき、エスメの尾行にも気づいており、後日また現れたエスメを問い詰めてお互いに自己紹介を済ませます。
~白人男子大学生~
ネットで見た「攻撃性を解放できる」家畜の屠殺場へ足を運ぶも、動物相手に発散する気にはなれず。
次にケレンの助言を参考に、自然の精力剤であるイチゴを求め、イチゴ農園の直売所へ。
しかしお釣りの金額で揉め、イチゴ農園の農夫をナイフで滅多刺しにして、落ちていた小岩で撲殺するのでした……。
~訳あり黒人夫婦~
しかし、妻ミッシェルのスマホの記録と実際の行動が一致しないと伝えられます。
マーカスが妻ミッシェルを尾行すると、ミッシェルはパージ被害者のグループカウンセリングに参加していただけでした。
そして朝、ジョギングをしていると、トラックが突っ込んできて轢かれそうになります。
第3話「盲点」の感想
~第3話「盲点」の感想~
もしかして、映画版『パージ』のボツアイデアかなにかをそのまま持ってきているんじゃないかという、いかにもな過去がありました。
たとえば、元警官だし(映画版主人公のひとり、レオと同じ)。
つまりレオと同じく、自分のストーリーを背負いつつ、別のストーリーにも手を出す(または手を出される)感じでしょうか?
- 警察官時代の女性上司や同僚への復讐
- 逮捕&死刑判決を受けたトミーの救出
- 来年の「パージ」で実行する強盗計画
- エスメのメインストーリーにも絡む?
↑いや、さすがにこれはやることが多すぎなので、過去は過去で水に流しているかもしれません(8年前だし)。
あるいは、すでに復讐済みかもしれません(8年前だし)。
復讐大好き人間としては、是非とも復讐パージをしていただきたいんですが……(回想でもいいから)。
映画版第5作『フォーエバー・パージ』では、アメリカ人が「終わらないパージだ」とか言い出して、「パージ」の12時間以降も暴徒化していました。
ドラマ版『パージ』シーズン1では、主人公ミゲルが、「パージ」の12時間が終わったあとに殺人を犯しました。
私はどっちも嫌いです。
- 「殺人を含むすべての犯罪が、12時間合法」(第1話「これはテストではありません」)
- 「犯罪発生件数はほぼないに等しく」(映画第2作『パージ:アナーキー』)
パージ世界は、この①「限りなく危険な1日」と、②「限りなく平和な364日」のギャップや駆け引きが醍醐味です。
それなのに、②「平和な364日」で暴れるやつがいると、世界が台無しになります。
しかしベンは、いまのところモブ(無名の脇役)を1名殺害しただけで、メインストーリーには関与していません。
「犯罪発生件数はほぼない」ということは、「少しはある」ってことだし、矛盾はしていません。
ただしモブとはいっても、地球より重い人命がひとつ失われているわけですから、裁きを受けなければなりません。
殺人は重罪なので、パージ世界においては、逮捕&1年以内にパージ(死刑)でしょう。
そしてドラマ『プリズン・ブレイク』ばりの脱出劇を演じれば、ライアンもトミーを救出する必要がなくなり、タスクがひとつ減ります。
あるいは、刑務所でベンがトミーを殺害しても、ライアンのタスクがひとつ減ることに変わりはありませんが……。
ベンの暴力衝動を見るに、『プリズン・ブレイク』でいうティーバッグ(主人公マイケルと協力したり敵対したり、絡み続けるイカれたサイコパス)ポジションになるかもしれません。
まだ3話なので、妄想を垂れ流すのはこれぐらいにして、私は第4話「悲しみの箱」に移動します!
ちなみに、私の妄想が全部当たっていても、ガチでカンニングはしていません!
まとめ:第4話「悲しみの箱」に続く!
- ライアンたちは警官だったが、汚職警官の上司や同僚と対立して辞職、強盗チームへ
- エスメはライアンの素性を調べて接触、マーカスは身辺調査をするも空振りに終わる
- ベンは、「パージ」の日以外に殺人を犯し、パージャーではなくただの犯罪者になる
以上です。
そういえば、ベンはカーラジオでボビー・シェリダンのパージ自己啓発(シーズン1と同じ内容)を聴いていましたが、声がショボくなっていました……。
声優さんが交代しているなら、それだけで☆1個減らすかもしれないんですが……詳細は第4話以降で確認しましょう。
パージ Season2、第4話「悲しみの箱」(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれか[…]
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