パージ Season2、第10話「午前7時1分」(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を観ました。
~「パージ」の基本設定~
パージ Season2(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を全話観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれかえるアメリカ。政府[…]
↑シーズン2の各話リンクは、上記まとめ記事をご参照ください。
この手のファンサービスで思うのは、先にどっちを見ていたほうが一番楽しめるんだろう……?
では以下目次です。
第10話「午前7時1分」の簡単なあらすじとネタバレ
~第10話「午前7時1分」のあらすじ~
~第1回「パージ」の1週間前~
初の全米版「パージ」実施前、NFFA監視センターでは、NFFA調査官とセキュリティシステムの担当者が立ち会い中。
しかし、セキュリティ担当者が放送室にアクセスできず、大至急システムの営業担当に連絡。
営業マンは、「大丈夫」と太鼓判を押し、自分はそのシステムを自宅に設置したのだからと笑い飛ばします……。
~現在、NFFA職員(「パージ」終了まで3時間)~
映像は保護されており、外部への転送や撮影に妨害が入るため、監視センター内部の放送センターに転送。
後輩女子ヴィヴィアンに頼み、放送室にアクセスできるカードキーを入手しますが、ヴィヴィアンは同僚に行動を怪しまれます。
そして駆けつけた上司にヴィヴィアンが撃たれ、エスメは元上司を射殺、ヴィヴィアンに謝罪して放送室へ……。
~武装強盗チーム~
無線傍受機では、エスメがNFFA監視センター内で目撃され、特殊部隊(暗殺部隊)に追われていることを知ります。
ライアンは、強盗チームと別れ、エスメと合流へ。
監視センターに突入するNFFA特殊部隊の後に続き、侵入を果たします。
~訳あり黒人夫婦~
ほかの患者を診ている間に、トリアージセンターを仕切る医師や、手伝いの学生が消えていることに気づきます。
そしてセンターの一室で、パージ(殺害)された医師たちを発見。
ドアが閉められ、隠れていたベンが姿を現します。
~白人男子大学生~
ベンは、医師がパージャーの権利(人を殺害する権利)を奪っていると批判し、マーカスをパージへ。
しかし、揉み合いのなかで注射器を首に刺され、薬品を流し込まれて気絶。
外に放り出され、野良パージャーに運命を託されます。
~NFFA放送センター(「パージ」終了まで3分)~
エスメは放送室に入り、NFFAの特殊部隊が「パージ」以外で人を殺害した証拠映像を公開へ。
ライアンは放送室から出て、カードキーを折り、追っ手の足止めをします。
エスメは放送を始め、ドリュー・アダムス教授の研究結果や、被験者がパージ&殺害された事実を公表。
~NFFA放送室~
~午前7時、「パージ」終了~
連行される直前、エスメは妹ソフィアに「愛してる」と告げていました。
またNFFA部隊には、「パージ」終了後でも射殺命令が取り消されないことに対して、「ほらね。嘘だったでしょ?」。
そしてNFFA部隊は、銃声を響かせます……まだ「放送中」だったことに気づかなかったのは、エスメの言葉に動揺したからかもしれません……。
~2ヶ月後~
第10話「午前7時1分」の感想
~第10話「午前7時1分」の感想~
しかも、あの(ジェームズが死亡する原因になった)ゴミセキュリティを自慢させており、『パージ』制作陣公認のネタへ……。
まあ、だれがどう見てもコメディだったし、しょうがないよね。
そうして気持ちを盛り上げつつ、
~メインストーリー~
このふたり、やはり映画『パージ:大統領令』の主人公レオ&チャーリー議員と同じポジションでした。
あるいは、映画『パージ:エクスペリメント』の主人公ディミトリ&ナイアと同じポジションです。
一方で、マーカス&ベンは、ホラー担当でした。
~トリアージセンター~
おお、『パージ』はホラーを忘れていなかったんだ……!!
まあ、ベンがあっさり返り討ちにされてしまったのは、残念ですが……。
その前のベンとマーカスのやりとりは、映画『パージ:アナーキー』のラストを彷彿とさせます。
~白人男子大学生~
~映画『パージ:アナーキー』より~
ベン、初期のホラー路線を継承しつつ、ちゃんと「パージ」を理解しているじゃないか……!!
ただベン自身は、「パージ」以外でも殺しをやりまくっているので、「正当な殺しの権利」もクソもないんですが……。
まあ今度から気をつけてもらうとして、あと何度か死線をくぐり抜ければ、パージガチ勢に育つことが期待できます。
~「午前7時1分」~
今作は、「パージ」終了後の武装強盗に始まり、「パージ」終了後の殺人事件に終わりました。
そして、武装強盗の犯人トミーは逮捕され、死刑判決を受けました。
しかし、殺人事件を指揮したNFFAは、事件を揉み消しました。
エスメは、「犠牲を払っても……真実を求めて」と訴えて死亡しました。
NFFAは、エスメの放送を「フェイクニュース」だと弁明しています。
ライアンが犠牲を払い、エスメが犠牲を払っても、アンチNFFA集会に顔を出しているのはほとんど身内だけ。
しかし、私たちは法の下の平等を目指し、真実を求めるべきである……。
私は、これが本作のメインメッセージであると受け取りました。
法の不平等を許し、フェイクニュースの蔓延を見逃すなら、
まとめ:『パージ』シーズン2総まとめ記事に続く!
- エスメ&ライアンは、NFFAの不正を告発し、「真実を求めて」と遺言して抹殺される
- ベンはマーカスに撃退されるも、「パージ」を生き延び、ふたたびGOD仮面をかぶる
- マーカスの息子ダレンは、アンチNFFA組織を率いて、同志たちと真実の追求を訴える
以上です。
現時点でドラマ版『パージ』はシーズン2まで、つまりこれで最後です(2023年5月時点)。
が、感想記事はもう少しだけ続きます!
パージ Season2(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を全話観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれかえるアメリカ。政府[…]