パージ Season2、第1話「これはテストではありません」(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を観ました。
~「パージ」の基本設定~
パージ Season2(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を全話観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれかえるアメリカ。政府[…]
↑シーズン2の各話リンクは、上記まとめ記事をご参照ください。
『パージ』シリーズは、ストーリー的には全作独立しており、今作も映画版やシーズン1の予習は不要です。
が、設定的には繋がりがあったり、ファンサービスがあったりするため、
- 第1作『パージ』……家が舞台
- 第2作『パージ:アナーキー』……街が舞台
前置き終わり!
本記事は、ドラマ版『パージ』シーズン2の簡単なあらすじや感想を述べます。
では以下目次です。
第1話「これはテストではありません」の簡単なあらすじとネタバレ
~第1話「これはテストではありません」のあらすじ~
今作の舞台もアメリカ、「パージ制度」が当たり前に受け入れられている世界。
今シーズンの主人公はエスメ、NFFA監視センターに勤務する女性職員。
および、パージナイト専門の武装強盗チームや、黒人夫婦や白人男子大学生の群像劇が描かれます。
- エスメ……NFFAの女性職員。監視センター勤務。メキシコ系。30代~
- ライアン……武装強盗チーム(4人組)の白人男性リーダー。40代~
- マーカス……訳あり黒人夫婦の夫。前妻との間に子どもあり。40代~
- ミッシェル……訳あり黒人夫婦の妻。マーカスの後妻。実子はいない
- ベン……白人男子大学生
今年の「パージ」終了2時間前、エスメは後輩女子ヴィヴィアンをフォローしながら、街中の監視カメラをチェック中。
「パージ」期間中でも、クラス5以上の武器(爆弾など)や、政府要人への攻撃は違法です。
そしてエスメは、恩人女性のドリュー・アダムス教授が、「ファイル」を要求する謎のパージャーたちにパージ(射殺)される現場を目撃します。
~武装強盗チーム~
- ライアン……リーダー兼実行役。白人男性
- トミー……実行役。移民系or混血(ヒスパニック)?
- サラ……実行役。移民系or混血(アジア)?
- ドグ……見張り役。黒人男性
しかし、現金をバッグに詰めるところまでは成功しますが、見張り役のドグが『ジャッカル』に襲撃され人質に。
『ジャッカル』は、同じパージナイト専門の武装グループで、強盗狩りの強盗です。
ライアンは、『ジャッカル』にバッグのひとつ(現金とスタングレネードのトラップ入り)を差し出し、隙を突いて人質だけ取り戻して銀行を脱出します。
~訳あり黒人夫婦~
マーカスは、妻ミッシェルに自宅のロックダウンを任せ、自分は外に逃げて侵入者を誘導。
外では、お向かいさんが2階ベランダからパージ(リアル狙撃ゲーム)を楽しんでおり、マーカスは車へ逃げ込みます。
そこへ侵入者パージャーが接近、マーカスは車のクラクションを鳴らし、お向かいさんに侵入者をパージ(狙撃)させることに成功します。
~白人男子大学生~
「自殺の橋」は、パージの夜、大勢の人間が首を吊っている自殺スポットでした。
そして帰り道、女性のすすり泣きと助けを呼ぶ声を聞き、倉庫を覗いた瞬間に罠に引っかかり引きずり込まれます。
すると額に「GOD」と落書きされた仮面パージャーが現れ、女性をナイフでパージ(刺殺)し、ベンの男友達はひとりで逃走しました。
~「パージ」終了~
~訳あり黒人夫婦~
~白人男子大学生~
~NFFA職員~
エスメによる判定は、「武装強盗(”重大な犯罪”)」、NFFA上層部にトミーの緊急逮捕を要請。
また個人的には、NFFAの監視データを私物のUSBにダウンロードし、恩人女性ドリュー・アダムスの死について探るようです。
次の「パージ」まで、残り364日……。
第1話「これはテストではありません」の感想
~第1話「これはテストではありません」の感想~
従来の『パージ』シリーズは、映画版も含めて、「パージ」の約12時間前後を描いてきました。
今作は、残りの364日も描かれます(「シーズン2では、パージの夜が明けてもなお翻弄され続け、翌年のパージまで苦悩し続ける4組の登場人物たちの日常をつづる」by Amazonプライムビデオ)。
しかも、私がずっと観たいと思っていたNFFA視点のメイン主人公だし、
- 映画『パージ』……家が舞台
- 映画『パージ:アナーキー』……街が舞台
映画版第1作『パージ』が、たった1軒の家を舞台に約12時間だけ描いていたことを思えば、素晴らしい発展を遂げました。
そして第2作『パージ:アナーキー』は、街が舞台になり、若者夫婦が野良パージャーに襲われます。
その野良パージャーのひとりが、今作と同じ、
このGOD仮面、『パージ:アナーキー』のパッケージや、今作のパッケージにも写っています(同一人物かは不明)。
ただ映画本編では特に目立っていないし、今作でも初回で逆パージされてしまいますが……。
そう思って改めて見てみると、『パージ』シリーズは、パッケージに野良パージャーを写す法則を発見しました。
なんにせよ、このGOD仮面が使い回しではなく、ファンサービスだと思えるだけの実績が『パージ』制作陣にはあります。
今作は、これまでシリーズを全作視聴してきたファンへのご褒美みたいな設定で、ワクワクが止まりません。
武装強盗のトミーが、12時間0.1秒目ぐらいの犯罪を補足されたのだって、
制作陣はこういっています、「ミゲルはただの犯罪者だよ。真の主人公はジョーだ。気づいて!!」
大丈夫、私は気づいていたよ!!
今回のカメラチェック時に流れたBGM、シーズン1第4話「内なる獣」ラストでも流れた『Release The Beast』のアレンジなのも気づいています。
~シーズン1第4話「内なる獣」~
つまり、ジョーは間に合わなかったのです。
そして、トミーも間に合わなかった。
嗚呼私はもうこんな感想なんか書いていないで、さっさと第2話に移りたいんですが、最後にこれだけは突っ込まなければなりません。
~NFFA職員エスメの後輩~
これ、開幕5分ぐらいでこのセリフなんですが、いきなりコメディ要素ぶっ込んでくるなと思いました。
まあ、コメディ要素は『パージ』の伝統だし、アホな後輩は可愛いからヨシ!
しかし一応、みなさんまでアホな勘違いを起こさないように、最後に「これはテストではありません」の文言を引用して終わります。
~「パージ」緊急放送(作中の時系列で初期Ver)~
「パージ」の期間中は、クラス4以下の武器を使用することが認められますが、それ以外の武器の使用は禁止です。
ランク10までの政府要人は、「パージ」の対象外とされ、攻撃は違法となります。
サイレンが鳴ったのち、殺人を
警察・消防・救急医療サービスについては、「パージ」が終わるまでの間、使用することができません。
終了は明朝7時です。
『新しい建国の父(パージ法を制定する与党NFFA)』と、生まれ変わったアメリカに、祝福がありますように。
神のご加護がありますように
↑ちなみにこれ、時間はパージ制度の施行前に遡り、女性役者を呼んでオーディション形式で読ませるシーンなんですが……(だから最初、「殺人を除く」と読み間違え、映画かなにかのセリフだと思っている)。
役者のくだらない自己紹介や、声だけの演技なのに伊達メガネをかけて役に入り込もうとする姿に、審査員たちは苦笑い(これハズレだろ……)。
しかし、役者が「これはテストではありません」と実力派演技を始めた途端、全員(これもう採用だろ……)って態度になるのは正統派コメディで面白かったです。
よく見ると、うしろで一番だるそうにしていたメガネ姿の審査員が、演技の始まりと同時にメガネを外して聞き入っています。
声だけの演技なのに、メガネをかけた役者とは対照的に……。
妙に芸が細かいし、リアリティがありませんか?
まとめ:第2話「すべてうまくいく」に続く!
- 主人公エスメはNFFAでの勤務中、恩人女性がパージされた現場を目撃し、真相究明へ
- 強盗チームのライアンは、仲間のトミーがサイレン後の犯罪行為を補足され、逮捕へ
- マーカス&ミッシェル夫婦、白人男子大学生ベンは、パージャーを撃退し生き延びる
以上です。
さて、前作シーズン1の第2話は鉄仮面パージャーが参戦した神回でしたが、今シーズンはどうでしょうか?
ハードル上げまくりで第2話「すべてうまくいく」に移ります!
パージ Season2、第2話「すべてうまくいく」(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であ[…]
パージ Season2(原題:『The Purge』、2019年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を全話観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれかえるアメリカ。政府[…]