パージ Season1、第3話「抗えぬ衝動」(原題:『The Purge』、2018年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を観ました。
~「パージ」の基本設定~
パージ Season1(原題:『The Purge』、2018年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を全話観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれかえるアメリカ。政府[…]
↑シーズン1の各話リンクは、上記まとめ記事をご参照ください。
また、第3話の感想の前に、ドラマ版『パージ』を100%楽しむコツについて。
映画版第4作『パージ:エクスペリメント』の視聴をオススメします。
~ザ・ファースト・パージ~
パージ:エクスペリメント(原題:『The First Purge』、2018年のアメリカ映画、日本語吹替版)を観ました。~第1作『パージ』のあらすじ~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれか[…]
ただし、映画版にミゲル&ペネロピは登場せず、現時点でストーリー的な繋がりはありません。
今後ちょっとしたファンサービスがあるだけかもしれませんが、ファンサービスを受けたい方は映画『パージ:エクスペリメント』をどうぞ。
では以下目次です。
第3話「抗えぬ衝動」の簡単なあらすじとネタバレ
~第3話「抗えぬ衝動」のあらすじ~
~キラキラ若者夫婦~
しかしジェナは、「やっぱりダメ」といって離れます。
ライラは続けたそうにしますが、ジェナが「妊娠した」と告げると、「おめでとう」といいつつも涙目になり退散。
その後、リック&ジェナ夫婦は、アルバート・スタントンの書斎に呼ばれて商談開始。
~商談成立~
男はアルバートの部下で、会社の建設現場から資材を盗み、転売していた容疑がかけられています。
アルバートは、銃をリックへ差し出し、リックは受け取ります。
しかしジェナが強く制止し、リックは銃を返却、アルバートが部下をパージ(射殺)。
夫リックとふたりになり、「人殺しとは組めない」と、アルバートの投資を拒否。
銃を受け取ったリックにも不信感をぶちまけます。
リックはジュナをなだめるしかなく、ライラはそんな夫婦の隙をうかがうように観察しています。
~キャリアウーマン~
きっかけは、ジェーンたちが日本企業との契約を締結させたあとの打ち上げパーティです。
ジェーンとマークが、ふたりで親しく話していたのを、アリソンは見ていました。
そしてアリソンは、マークを誘い出し、邪魔者をパージへ……。
~主人公ミゲル~
警官ピートは、ミゲルをモニター室に案内、街の各地から送られてくる監視カメラの映像をチェック。
ミゲルは、モニターでカルト宗教の青いバスを発見し、ピートの仲間のバンで追跡へ。
ピートの仲間は報道屋であり、ミゲルが「OMF」だと知るとカメラを回します。
兄ミゲルと妹ペネロピの家族は、あのスタテン島での「ファースト・パージ」を経験していました。
ファースト・パージは、ミゲル10歳のとき。
両親は、そのときパージャーに襲われ、パージ(射殺)されたのでした……。
~カルト宗教~
しかし、先に犠牲になった信者メリッサの恐怖が伝染しており、ペネロピの信仰は揺らいでいます。
それでも、ペネロピは自ら修道女パージャーの前に歩み出て、頭から袋をかぶせられて担がれます。
不気味な修道女のコスプレをしたパージャーたちは、ペネロピを車に乗せて走り去ります。
~主人公ミゲル~
修道女パージャーたちに、カルト宗教のバスの行方を聞き出します。
そしてバスを発見しますが、ペネロピはすでにいませんでした。
指導者タヴィスに、「シスター・ペネロピは……旅立ちました」「連れてった」「修道女。少し遅かったわ」といわれ、呆然と立ち尽くすしかありません……。
~鉄仮面パージャー~
鉄仮面パージャーは、野良パージャーたちに荒らされている家に侵入。
住人女性が襲われて悲鳴を上げるなか、野良パージャーのひとりをショットガンでパージ(射殺)。
さらに、残った野良パージャーもパージし、女性を救出して一緒にバンへ。
第3話「抗えぬ衝動」の感想
~第3話「抗えぬ衝動」の感想~
主人公ミゲル&ペネロピの兄妹は、「ファースト・パージ」で両親を失った遺族として、「OMF」と呼ばれています。
OMFは、「Original Martyr Family(最初の殉教者家族)」の略っぽいです(字幕版でチェック)。
OMFの役割はまだわかりませんが、周囲からはレア属性として特別視されています。
前回みたいに冒頭で出てこないし、呆然と立ち尽くす主人公ミゲルのシーンで残り2分切っているし、あれこれ今回出番ない感じ……?
と思っていたら、主人公を押しのけてラストを飾ったのは、鉄仮面でした。
しかも1分ちょっとの出番で、ちゃんとパージを達成しました。
ちゃんと人助けをして、偉い!
でもこの出番の短さだと、メインキャラではないっぽい……?
本当に小さな勇気を振り絞って、小さなヒーロー活動をしている男の物語が挟まっているだけなのでしょうか……?
小さな一歩を踏み出した男が、小さな目標を達成し、小さな正義を果たしました。
世の中クソだけど、小さな成功や幸せはあるんだよ、めでたしめでたし……。
群像劇なら、そういうのもアリですよね。
- 第1話「アメリカとは」⇒パージ自己啓発「アメリカとは」
- 第2話「思いのままに」⇒パージ自己啓発「思うがままに」
- 第3話「抗えぬ衝動」⇒パージ自己啓発「だれにでもパージの衝動がある」
↑これは……感想記事を書きながら、各話タイトルとパージ自己啓発の書き起こしでもしていなければ気づけないと思うんですが……。
この仕込みは、ガチ主人公ルートしかありえないのでは?
ただのちょい役で、こんなに各話タイトルと自己啓発がかぶることがありますか?(ない)。
(他国視点は置いておくとして)正義の戦争を行い、世界の警察を担い、アメコミやハリウッド映画では正義のヒーローが大活躍!
そして鉄仮面パージャーは、アメリカを体現していて、まさに「思いのままに」正義の衝動(パージ狩りパージ)に駆られている……。
つまり、絶対にアメリカ人が大好きなヒーロー像です。
まとめ:第4話「内なる獣」に続く!
- キラキラ若者夫婦のリック&ジェナは、パージパーティでパージを目撃してショック
- キャリアウーマンのジェーンは、部下が部下をパージしたところを目撃してショック
- 主人公ミゲルは、妹ペネロピがパージャーにさらわれる前に間に合わなくてショック
以上です。
次回、第4話「内なる獣」が、パージ自己啓発とかぶるのか要チェック!
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