パージ Season1、第1話「アメリカとは」(原題:『The Purge』、2018年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を観ました。
~「パージ」の基本設定~
パージ(原題:『The Purge』、2013年のアメリカ映画、日本語吹替版)を観ました。~映画『パージ』のあらすじ~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれかえるアメリカ。政府は対策として年に1[…]
パージ Season1(原題:『The Purge』、2018年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を全話観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれかえるアメリカ。政府[…]
↑映画版『パージ』(2013年)の基本設定&シーズン1の各話リンクは、上記をご参照ください。
第1話を視聴する限り、映画版とはストーリーの繋がりがないため、映画版の事前視聴は不要です。
ただ設定は繋がっているため、ドラマ版を100%楽しみたい方は、映画版の視聴もオススメします。
- 第1作『パージ』……家が舞台
- 第2作『パージ:アナーキー』……街が舞台
上記2作品さえ視聴しておけば、パージ世界の設定や雰囲気は掴めます。
どちらか1作品だけなら、設定の理解を重視する方は第1作『パージ』。
完成度重視なら、第2作『パージ:アナーキー』です。
前置き終わり!
本記事は、ドラマ版『パージ』シーズン1の簡単なあらすじや感想を述べます。
では以下目次です。
第1話「アメリカとは」の簡単なあらすじとネタバレ
~第1話「アメリカとは」のあらすじ~
本作の舞台はアメリカ、「パージ制度」が当たり前に受け入れられている世界。
本作の主人公は、ミゲル・ゲレロ、海外帰りのアメリカ海兵隊員。
および、ミゲルの妹や、キャリアウーマンや若い夫婦の群像劇が描かれます。
- ミゲル・ゲレロ……アメリカ海兵隊員の男性。メキシコ系? 20代~
- ペネロピ・ゲレロ……ミゲルの妹。カルト宗教の信者。10代後半~
- ジェーン・バーバー……黒人キャリアウーマン。30代~
- リック・ベタンクール……若手実業家。白人男性。夫婦で営む住宅会社の経営担当。20代~
- ジェナ・ベタンクール……リックの妻。白人女性。夫婦で営む住宅会社の設計担当。20代~
「パージ」の日、兄ミゲルは車に乗り、妹ペネロピを捜して奔走中(午後5時23分、「パージ」開始まで残り97分)。
妹ペネロピから、カルト宗教じみた手紙が届いたためです。
一方ペネロピは、カルト宗教の青いバスに乗り、手紙の内容を実行するべく移動中。
~ペネロピの手紙~
この手紙が届くかわからない。
でも私は大丈夫。
愛されてるし、準備もできてる。
心配しないで。
悲しまないで。
私もパパとママと同じ日に、恵みを与える。
そして私を迎えてくれる霊界にいくの。
パパとママが待ってる。
私も会いたくてたまらない。
兄さんもそうでしょ?
毎日パパとママを想ってる。
愛してるわ、兄さん。
これからもずっと。
愛を込めて。ペネロピ
ミゲルは、ペネロピがいた病院の面会記録に「ヘンリー」の名前を発見、ヘンリーが連んでいる不良のアジトへ。
不良たちに襲われるも撃退し、「パージのデザート」として捕まっていた少女を助け、ペネロピの情報を得ます。
そしてカルト宗教の教会に突撃し、そのカルト宗教の信者は「パージの生け贄」になることを知ります。
~キャリアウーマン~
勤め先であるライカー・ムーア社のビルにこもり、日本企業との重大な取引を担当。
部下の男性マークと女性アリソンは、昇進争いで若干ピリついています。
そしてジェーンも、スマホを頻繁に気にしており、そわそわしています。
~キラキラ若者夫婦~
スタントン邸の主人アルバートは、大物投資家であり、NFFA(パージ制度を制定した政党『新しいアメリカ建国の父たち』)の後援会で共同議長も務めます。
リック&ジェナ夫婦は、アルバートを「悪魔」と呼び、パージやNFFAには嫌悪感を持っています。
が、自分たちのビジネスに投資を必要としており、悪魔との取引を上手くまとめなければなりません。
~午後19時、「パージ」開始~
アメリカ合衆国政府の認可を受け、緊急放送システムより、今年度のパージの開始を宣誓します。
パージの期間中は、クラス4以下の武器の使用が認められますが、それ以外の武器は使用禁止です。
ランク10までの政府要人は、パージの対象外とされ、攻撃は違法となります。
サイレンが鳴ったのち、殺人を含むすべての犯罪が12時間合法となり、許容されます。
警察・消防・救急医療サービスについては、パージが終わるまでの間、使用することができません。
終了は、明朝7時です。
新しい建国の父と、生まれ変わったアメリカに祝福あれ。
神のご加護を
~キャリアウーマン~
~キラキラ若者夫婦~
~カルト宗教~
第1話「アメリカとは」の感想
~第1話「アメリカとは」の感想~
第1話のストーリーは、主要人物5名の紹介がメインで、あまりストーリーに動きはありませんでした。
まあ5名もの群像劇の場合、最初の動きが鈍るのは仕方がありません。
ただ群像劇は(群像劇に限らず?)、お気に入りの登場人物がひとりでもいるかどうかで、面白さがだいぶ変わってくるんですが……、
状況的には、リック&ジェナ夫婦と、NFFAの悪魔投資家との駆け引きが面白そうではあります。
が、リック&ジェナ夫婦には、意味深なベッドシーンの回想があり……(現時点ではメインストーリーに関与せず、本記事あらすじでは省略)。
ベッドには3人、リック&ジェナ&ライラ(スタントン家の令嬢?)。
そういうの、マジ興味ないです。
でもたぶんこれ、今後のメインストーリーに絡んできますよね……。
もっとストレートに、投資話の駆け引きとか、いかにNFFAへの勧誘をかわしながら金だけ引き出すかとか、
みんなも成功者が落ちぶれていくのが見たいと思っているし、私はNFFA視点で「パージ」が見たいとずっと思っています。
そうでなくても、「政治と金」なんて絶対にパージと相性がいいのに、なぜ3P……。
まあ映画版を見る限り、『パージ』の制作陣は社会派っぽいので、どうしてもLGBTをぶっ込みたかったのかもしれませんが。
アメリカとは……こんな小学生レベルの発想で作った映画が大ヒットし、ドラマ版まで作られてしまうやべー国。
う~ん、わかりません!
まあでも今後、「アメリカとは、こんなやべーやつらしかいないやべー国」という方向で動くことに期待します。
まとめ:第2話「思いのままに」に続く!
- 主人公ミゲルは妹ペネロピを探して奔走中、妹ペネロピはカルト宗教のバスで移動中
- キャリアウーマンのジェーンは、殺し屋パージャーを雇い、他力本願パージを実行中
- 若者夫婦リック&ジェナ夫婦は、将来の成功を夢見て、パージパーティでコネ作り中
以上です。
まあ、映画版は第2作『パージ:アナーキー』で化けたので、1話切りはしません。
第2話「思いのままに」に移動します!
パージ Season1、第2話「思いのままに」(原題:『The Purge』、2018年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれ[…]
パージ Season1(原題:『The Purge』、2018年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を全話観ました。~「パージ」の基本設定~安田尊@『パージ』を謳うブログ。犯罪が激増し、刑務所は犯罪者であふれかえるアメリカ。政府[…]