パージ Season1(原題:『The Purge』、2018年のアメリカドラマ、日本語吹替版)を全話観ました。
~「パージ」の基本設定~
- 【ドラマ感想】『パージ』シーズン1第1話「アメリカとは」の感想!
- 【ドラマ感想】『パージ』シーズン1第2話「思いのままに」の感想!
- 【ドラマ感想】『パージ』シーズン1第3話「抗えぬ衝動」の感想!
- 【ドラマ感想】『パージ』シーズン1第4話「内なる獣」の感想!
- 【ドラマ感想】『パージ』シーズン1第5話「奮起」の感想!
- 【ドラマ感想】『パージ』シーズン1第6話「忘却」の感想!
- 【ドラマ感想】『パージ』シーズン1第7話「美しく暗く深く」の感想!
- 【ドラマ感想】『パージ』シーズン1第8話「いざ恵みを」の感想!
- 【ドラマ感想】『パージ』シーズン1第9話「参加のとき」の感想!
- 【ドラマ感想】『パージ』シーズン1最終話「再生の国」の感想!
↑各話ごとのあらすじや、詳細な感想は上記リンクをご参照ください。
とりあえず、一言コメントだけ先に述べます。
- 海外ドラマ『LOST』
- 海外ドラマ『プリズン・ブレイク』
- 海外ドラマ『ウォーキング・デッド』
↑私が好きな海外ドラマたちと同じ棚に並べられる出来でした。
ここからは、視聴後に印象に残っている点を書き散らしていきます。
では以下目次です。
陰の立て役者は?ボビー・シェリダン
~ボビー・シェリダンのパージ自己啓発~
そこで忘れてはいけないのが、吹替版の声優さんとBGM。
ドラマ版『パージ』のBGMは、オープニングの格好良さもさることながら、パージ自己啓発とセットで流れる陰鬱カッコイイBGMも素晴らしい(特に第4話「内なる獣」ラストで流れる「Release The Beast」は最高。これオープニング曲のアレンジ……?)。
そしてパージ自己啓発の声優さんは、色気と緩急のある演技で、説得力のある語り口を実現しています。
ただ、私の声優知識が乏しすぎて、声優さんがどなたなのかはわかりませんでした……。
ドラマ版『パージ』(日本語吹替版)の情報も少なすぎて、GoogleもBing AIもお手上げ状態(Wikipediaのページすらありません。2023年5月時点)。
ネットは万能、AIは最強みたいな風潮がある昨今、全然万能でも最強でもないという……。
と思っていたんですが、よく聞いたら違う気がしてきました(山寺宏一レベルの実力派だと、山寺宏一の真似をしている声優かもしれないし、山寺宏一の真似をしている声優の真似をしている山寺宏一かもしれません。まさか、山寺宏一を学習したAI声優だからクレジットがないとか……?)。
もうなにもわからない、声優オタクの人、感想ブログを始めてドラマ版『パージ』を観て情報をまとめてほしい……(あと声優さんも、自分の仕事をちゃんとアピールしてほしい……)。
ヤバい、総まとめ記事なのに愚痴ばっかりになりそう、こんなときこそパージ自己啓発だ……!!
~第5話「奮起」~
たしかに、声優オタクにブログを始めさせるよりも、私が声優オタクになったほうが早い気がしてきました。
ありがとう、ボビー・シェリダン……!!
私、山寺宏一の声すらろくに聞き分けられないけど、頑張ってみるよ……!!!
真の主人公は?ジョー・オーウェンズ
~真の主人公、ジョー(鉄仮面パージャー)~
第1話に登場していなくても、最終話で死亡してしまうとしても。
いやむしろ、最終話で死亡するからこそ、主人公なのです。
たとえば、映画『レオン』の主人公レオンや、漫画『デスノート』の主人公である夜神月はどうなりましたか?
ダークヒーローは、その「ダーク」⇒「クズ」属性が神に許されず、死ぬ運命を背負っています。
死なないダークヒーローがいたら、その程度のクズ成分しかない小者だったというだけです。
そしてジョーは、間違いなくヒーローでした。
~ジョーがパージした(しようとした)クズの例~
これはもう、判決はパージ(正義の鉄槌)を下すしかないでしょう。
ちなみにリックは、ジョーからのパージは免れましたが、クズ成分が強すぎたため神には許されませんでした。
そしてもちろん、ジョーも神には許されないわけですが、リックのような脇役とは決定的な違いがあります。
このパージ世界において、作中で唯一、ただ殺害されました。
殺ったのは、表の主人公ミゲルです。
いや、ミゲルにはもう、表を堂々と出歩く資格はありません。
そういう意味では、ミゲルもダークヒーローなのです。
自分と妹ペネロピの命を確実に守るために、ジョーの殺害にこだわったヒーローです。
しかし、ではヒーロー対決を開催するとして、
~ヒーロー対決~
ヒロインは?ジェナ・ベタンクール
~パージ世界のヒロイン~
最初、人形みたいなテンプレ美人だな~……とは思っていましたが、どんどん可愛くなっていきました。
テンプレ的な美人から、人間味と清純さを兼ね備えた可愛さへ。
ジェナも、三角関係のもつれから、結局はパージ(レズ相手ライラの刺殺)をやってしまいますが、
- ジェナを巡って、リックとライラが対立する
- ライラが、邪魔者リックをパージ(銃殺)へ
- ジェナがリックを守り、ライラをパージする
うん、しょうがない。
このしょうがないパージや、ライラとのレズ浮気を除けば、ジェナはほとんど完璧に清廉潔白です。
某クソ黒人女みたいに、自分のパージを棚上げして他人のパージを批判したり、息を吐くようにダブスタや開き直りを連発したりはしていません。
これが、妻ジェナがほかの男と浮気をしていたなら、夫リックがブチギレるのもわかります。
妻が、夫の遺伝子ではなく、浮気相手♂の遺伝子を残す可能性があるからです。
せっかく妻を娶って独占しているのに、いまさらオスVSオスの遺伝子バトルに巻き込まれるのは、夫♂の本能的に許せません。
そもそも、ライラとの三角関係自体は、リック公認でした(3Pにも及んでいました)。
じゃあ別に、ちょっとぐらいリック抜きでイチャついたからって、そんなに怒らなくてもいいのに。
ライラは、ジェナに夫がいても子どもがいても愛するという寛大さを見せているのに、
リックさえ、ジェナ&ライラの関係を認めていたら、このキラキラ若者夫婦はなにもかもが上手くいっていました。
まず夫婦の夜の生活、リックはジェナとふたりっきりでは勃たない不能でした。
でもライラを交えれば、上手くいっていました(つまり、子どもができたのもライラのおかげ)。
ライラ・スタントンのコネで、その父である大富豪、アルバート・スタントンの投資が得られたでしょう。
そしてライラは、海外出張でアメリカを離れていたのに、ジェナに会うために帰国してパージパーティに参加する必要がなくなり。
リック&ジェナ夫婦も、アルバートに会うために、パージパーティに参加する必要がなくなり、
アルバートも、娘ライラを守る必要がなくなり、生き延びられたかもしれません。
まあ死んだとしても、莫大な遺産はライラの手に渡ります。
あと問題は……、
リックは、許されざる悪行に手を染めていたので、これはもう許されなくても仕方がありません。
しかしジェナは、リックの詐欺行為には関与も関知もしていません。
ここでもジェナは、清廉潔白なのです。
まとめ:『パージ』シーズン2に続く!
- ドラマ『パージ』シーズン1、鉄仮面パージャーを演出するパージ自己啓発に注目!
- ドラマ『パージ』シーズン1、主人公はミゲルか?鉄仮面パージャーことジョーか?
- ドラマ『パージ』シーズン1、ジェナの透き通った可愛さは、心の透明感こそ本体!
以上です。
以下総評!
評価: 5.0ドラマ『パージ』シーズン1のイカれた登場人物を紹介するぜ!
以上、ドラマ『パージ』シーズン1の感想まとめでした!
映画版『パージ』&ドラマ版シーズン2の感想はこちら↓
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