BIGBANGといえば韓国出身の大人気男性アイドルグループです。
そんな彼らBIGBANGの楽曲、
名曲ですよね。
YouTubeの公式チャンネルから拝借しましょう。
前者が原曲(韓国語版)で後者が日本語版です。
BIGBANG – LOSER M/V
BIGBANG – LOSER M/V (JP Short Ver.)
もちろん韓国語が聴き取れない日本人の方は日本語版をご視聴ください。
と、いいたいところですが、YouTubeの公式動画では日本語版の尺が短いので、できれば原曲版もご試聴いただきたいです。
しかしそもそも私は音楽をメロディで聴く派なので、原曲版「LOSER」も素晴らしいことは保証します。
そしてそんな私が、基本的には歌詞なんてどうでもいい派の私が、BIGBANGの「LOSEER」に関しては基本の外だと思っているので、本記事ではその理由や、歌詞の解釈について述べます。
では目次です。
BIGBANGは「KING」なのに「LOSER」?
「LOSER」とは、日本語に訳せば
- 負け犬
- 敗北者
- 落ちこぼれ
です。
ではBIGBANGはといえば、
であり、「KING OF K-POP」と称されるメンバー「G-DRAGON」などを擁することでも知られ、日本でも大活躍したことは記憶に新しいです。
その活躍ぶりは、メンバーの兵役により活動を休止するまで、日本で5年連続ドームツアーを敢行し、2016年のライブ動員数は約185万人、もちろんぶっちぎりで日本トップでした。
ちなみに2016年のライブ動員数第2位は、あのジャニーズのトップアイドルグループ「嵐」で、約93万人です。
もちろんライブ動員数は年ごとに力を入れるグループが違うので、単純比較はできません。
それでも2016年に限定すれば、BIGBANGの動員数は嵐の動員数の約2倍であり、日本人にはそのやばさが実感できるはずです。
ソース:コンサート動員力 BIGBANGが1位、続く嵐、関ジャニ – エンタメ!|NIKKEI STYLE – 2020年2月29日(土)閲覧。
さて、そんな押しも押されもせぬK-POP界の覇者BIGBANGですが、
……負け犬の歌を歌ってしまっています。
別に売れる前とかではなく、人気爆発中の2015年に原曲「LOSER」を、そして2016年に日本語版「LOSER」を発表しています。
BIGBANG「LOSER」の意味と解釈
BIGBANGの「LOSER」には一見して矛盾した歌詞があります。
引用しましょう。
歌詞ソース:BIGBANG LOSER 歌詞 – J-Lyric.net – 2020年2月29日(土)閲覧。
この「遊ばされてる 悲しきピエロ」という歌詞、滑稽すぎて笑えるぐらいなんですが、それは一旦置いておくとして……。
「一人」で「孤独」なのに、「オレら」と歌っています。
BIGBANGはアイドル「グループ」なので、「オレら」が正しく、「一人」や「孤独」は矛盾しています。
でもこの矛盾は簡単に解消できます。
「オレら」BIGBANGとしての活動は、「飼いならされてる」、「遊ばされてる悲しきピエロ」としての役割でしかない。
歌い出しのサビのあと、
と歌っているように、折り合わないけど世間の支持を得るために、「虚勢」で「ピエロ」を演じ(させられ)ている。
そのせいでメンバーそれぞれが抱える本当の自分はまったく出せておらず、「クソなハンパ者」に成り下がっている。
だから「遊ばされてる 悲しきピエロ」のあとに歌詞はこう続きます。
みんなBIGBANGを「ホーム」だとは思っていないし、それぞれが別々の帰りたい家や心の故郷を思い描いている。
これが「オレら」なのに「一人」だし、「孤独」な状態です。
そして「遊ばされてる 悲しきピエロ」がいるということは、「遊ばせている興行主」が存在します。
もちろんBIGBANGの所属事務所、ひいては韓国芸能界のことです。
率直にいって、
この歌詞、韓国芸能界の闇しか感じませんよね。
韓国芸能界に蔓延する暗澹たる空気、性接待問題や自殺多発問題などは日本でも多く報じられるところです。
だからこそ、K-POP界の王者でありながら「LOSER」でも矛盾はありません。
そしてその証左として、BIGBANGは「LOSER」の歌詞通り、転落していくことになります。
すべてを台無しにしたBIGBANG
BIGBANG「LOSER」の歌詞にはこんな一節があります。
この部分がBIGBANGの未来を暗示していました。
上記の歌詞、前後ではこう歌われています。
上記歌詞を担当したBIGBANGメンバー「T.O.P」は、2017年に韓国の女性タレント「ハン・ソヒ」から肉体関係と大麻吸引を暴露されます。
そして2018年から2019年にかけて、BIGBANGメンバー「V.I(スンリ)」が芸能界引退に追い込まれる大スキャンダル「バーニング・サン事件」も発覚します。
さらには別件で、BIGBANGメンバー「D-LITE」にも疑惑が降り注ぎます。
以下にBIGBANGメンバーが関与したとされる容疑を簡潔にまとめてみましょう。
- T.O.Pが大麻所持の女性タレントに肉体関係と薬物吸引を暴露される
- T.O.P、毛髪検査で大麻の陽性反応
- T.O.P、自殺未遂(精神安定剤の過剰摂取)
- V.Iが運営するクラブ『バーニング・サン』で従業員による暴行事件
- V.Iに関連して食品衛生法違反
- V.Iに関連して大麻吸引、販売
- V.Iに関連して性接待、性売買、売春あっせん
- V.Iに関連してデートレイプドラッグの流通
- V.Iに関連して盗撮、不法撮影物の流布
- V.Iに関連して横領、脱税、警察との癒着関係
- V.Iに関連して海外での遠征賭博、為替の違法取引
- D-LITEが所有するビルで、違法風俗店の営業や売春
- D-LITEに関連して麻薬の流通
- D-LITEに関連して脱税
- D-LITE本人は不起訴だが、関係者56名を立件、起訴意見で検察に送致予定
ソース1:暴力、麻薬、性接待…2019年も衝撃的事件が起こった韓国芸能界 – Yahoo!ニュース – 2020年2月29日(土)閲覧。
ソース2:V.Iの入隊予想日まで“約3週間”。事件の行方は結局…? – ライブドアニュース – 2020年2月29日(土)閲覧。
ソース3:活動休止中に不祥事続々 新生BIGBANGを待ち受ける茨の道 – FRIDAYデジタル – 2020年2月29日(土)閲覧。
ソース4:BIGBANGのD-LITE、所有ビルでの違法風俗店の営業疑惑が“嫌疑なし”に…警察が新たにコメント発表 – Kstyle – 2020年2月29日(土)閲覧。
はい……わかったから落ち着けという感じですよね。
しかもそれぞれの疑惑が独立しており、メンバー間の関与がないというのがなんともいえません。
つまりマフィアのファミリーじゃあるまいし、グループ単位で犯罪行為に手を染めていなかったのは良い点でしょう。
しかし「LOSER」を聴いたあとでは、歌詞にある「一人」や「孤独」をより強く意識してしまうのは私だけでしょうか?
そしてこれら一連の不祥事があったからこそ、不謹慎ではありますが、「LOSER」が完成された感も否めないということです。
まとめ:「LOSER」をフォローするアルバム
ではそろそろまとめます。
- BIGBANGはK-POP界の頂点を極めたグループ
- だけど同時に「LOSER」でもある希有なスター
- だから「LOSER」には安心して感情移入できる
というわけで、BIGBANGの「LOSER」は絶賛負け犬中の方にはぶっ刺さるのではないでしょうか。
私が負け犬中だったときは、刺さりすぎて部屋でひとり野垂れ死んだような姿勢で聴いていました。
ちなみに私がBIGBANGや「LOSER」を知ったきっかけは、「FXXK IT」という楽曲です。
BIGBANG – ‘에라 모르겠다(FXXK IT)’ M/V
この「FXXK IT」、私がたまたまながら聴きしていた映像配信サービスで流れてきて、
と思っていたらじつはK-POPだったというオチでした(そりゃ聴き取れませんよね……)。
そして「FXXK IT」が収録されているアルバム「MADE」に「LOSER」も収録されていたという流れです。
アルバム「MADE」には「LOSER」で感傷に浸った気分をフォローするようなパーティソングも収録されています。
BIGBANG – WE LIKE 2 PARTY M/V
でもこのパーティソングも、所詮は「ピエロ」でしかないのかな……と思うとちょっともの悲しくなりますが。
と、本記事ではBIGBANGの負の面を強調しましたが、彼らが素晴らしいアーティストであることに疑いの余地はありません。
2019年末には(脱退したV.I以外の)全メンバーが兵役を終え、2020年はBIGBANG再始動の年となりそうです。
新生BIGBANGは前途多難な未来を乗り越えられるのか?
そしてピエロを克服できるのか?
その果てにどのような楽曲を発表してくれるのか?
楽しみに待ちたいと思います。
以上。
THIS IS THE ANSWER.