小学校で四十代の男性教諭が、女子児童に対してクイズを出題し、
などと発言するという、非常にショッキングな事件が報道されました。
以前にも別の学校で、水泳の授業を見学する女子生徒に対して、体育科の教員が、生理日数を申告させる、しかも口頭で、ほかの生徒にも聞こえる状態で、という最悪に気持ち悪いニュースが報道されていましたが、個人的にはそれ以来の嫌悪を感じました。
こちらはそのニュースが報道された当時、私が呟いたツイートです。
このように、もはや教師の教え子に対するセクハラや性犯罪、その他違法行為、不適切な言動、非常識な立ち居振る舞いには飽き飽きしている今日この頃ですが、それでも今回の事件は格段に気持ちが悪かったので、学校の無駄に厳しい校則問題と絡めて記事にしたいと思います。
ベロベロチュー事件の簡単な概要
まず今回の事件ですが、報道があったのは2019年7月17日、事件発生は2019年4月上旬です。
舞台は金沢市立の小学校、六年生の児童複数名が、健康診断で教室に控えていました。
その際、担任の男性教諭(40代)が、児童たちに算数のクイズなどを出題し、
といった趣旨の発言を行なったそうです。
そして実際には握手しかしなかったそうですが、この発言により女児がショックを受け、翌日の学校を休むことになり、保護者に相談したことで事件が発覚。
男性教諭は、
と釈明しつつも、自ら責任を取る形で担任交代を申し出、2019年7月11日に交代。
その後、ショックを受けた女児は遅刻や早退が多くなったものの、学校には通えている様子です。
ソース:クイズ正解「ベロチュー」 小学教諭、女児休みがちに – 産経ニュース – 2019年7月18日(木)閲覧。
キモッ!
はい、もう本当にこのニュースを見た第一声が、
でした。
男性教諭というか、もうはっきりいいますが、おっさんが児童にクイズを出題して、景品とかご褒美を用意するところまではいいんですよ、でもそのご褒美が、
いや、キモすぎるでしょ。
すべての選択肢が見事に完膚なきまでに気持ち悪い。
しかもおっさん曰く、「冗談のつもり」で、「握手以外はしていない」っていうけど、握手はしたんだよね?
いやあ、キモい……。
ただただキモすぎる……。
別に握手自体はお互いの同意があればいいんですが(つっても片方が成人でもう片方が未成年の場合、判断能力や上下関係の有無によって「同意」の正当性が失われる可能性は高いでしょうし、仮にそこを無視しても)、握手をまるでクイズ正解のご褒美みたいに、しかもクソみたいな選択肢を提示して児童に選ばせているところが本当に気持ち悪い。
それでこういう事件があるたびに思うんですが、つまり頻繁に思っているんですが、日本の学校に通う多くの生徒が、校則によって髪色や髪型や服装、ファッションの自由を厳しく制限されていますが、そんな学校で働く先生方もきちんとした身なりはされているんですよね? 当然。
フェイク野郎
ここでいきなりですが、私が尊敬するカリスマ美容師、オーシャントーキョー高木社長の発言を引用します。
ファッションサイト、WWD(Women’s Wear Daily)JAPANのインタビュー記事からです。
WWD:最後に赤い髪で第一印象が軽く思われることについては?
高木:狙い通りです。上げて落とすよりは下がったのを上げる方がいいですから(笑)。見た目がきちんとしていても、やっていることが詐欺師だったら最低だと思いますね。そんなフェイク野郎もいるじゃないですか(笑)。あと、親近感と憧れを持ってもらいながらも、突っ込みどころがある外見っていうのが大事。でも、自分が前に出る必要なくなったなってときには黒髪に戻そうと思っています。
ソース:現代のカリスマ美容師・高木琢也の次なる野望は? – WWD JAPAN.com – 2019年7月18日(木)閲覧。
マジでこれ。
んで学校の先生とかって、フェイク野郎だらけじゃないですか?
うん、たしかに身だしなみとか、髪色とか髪型とか服装はきちんとしているかもしれませんよ、でもだらけたクズばっかじゃん。
たしかに先生も人間だよ、だから何事も完璧にこなすことはできないよ、けど指導者とか教育者って、一般人よりも遥かにモラルやコンプライアンスを求められる職業なんじゃなかったっけ?
別に違うなら違うでいいけど、じゃあ生徒にもクソみたいなルールを押しつけるなよ。
なんで先生がルールを守らないのに生徒がルールを守れると思うの?
真面目に教えて欲しい、その理屈を。
まとめ
まあもちろん、こんな決まり文句を使うまでもなく、大半の先生はいい人です。
と思ったけど、あれ、どうだろう?
私の経験を振り返っても、半数以上がきちんとしたいい先生だったか?
自問すると、自信を持って断言できません。
そして日々報じられる、学校教諭による各種ハラスメントや犯罪行為、非常識な言動の数々を鑑みるに、まったく信用もできません。
DIS IS THE ANSWER.