誹謗中傷が殺人なら、一発ですべてを失っても仕方がない。
~やす子オリンピック開催(2024年8月2日)~
生きてるだけで偉いので皆
優勝でーす😄😄😄😄👏👏👏👏✨✨✨
~フワちゃんの引用ポスト(2024年8月4日)~
死んでくださーい😅😅😅😅😅
予選敗退でーす👏👏
さて今月、お笑い芸人のやす子さんが、Xでやす子オリンピックを開催しました。
するとYouTuberでタレントのフワちゃんが、やす子オリンピックを引用の上、とんでもねぇ暴言を吐きました。
フワちゃんは速攻でポストを削除しましたが、時すでに遅し、スクショ画像とともに拡散されまくり、
- ソース1:「芸能界復帰は絶望的」フワちゃん、ついにGoogle PixelのCMが非公開に…Google Japanの見解は? – Yahoo!ニュース – 2024年8月10日閲覧。
- ソース2:フワちゃん『ANN0』降板 誹謗中傷する行為「決して認めることができない」 後任は「調整中です」 – Yahoo!ニュース – 2024年8月10日閲覧。
- ソース3:暴言騒動フワちゃん、25年版中学校・家庭科教科書への掲載が一転「白紙」へ 担当者「すぐに削除したい」 – Yahoo!ニュース – 2024年8月10日閲覧。
しかしここで、ネット上の一部でフワちゃんを擁護する声が上がります。
たしかにフワちゃんの暴言は、謝罪なしには許されない愚行でした。
仮にフワちゃんが匿名だったとしても、やす子さんが法的措置を取れば99%開示請求が通るレベルの純然たる誹謗中傷でした。
本記事では、やす子オリンピック開催からフワちゃん謝罪までの経緯、そして誹謗中傷一発でここまで失う社会について扱います。
私自身は「罰が重すぎる」派ですが、しかし誹謗中傷を殺人事件のように扱ってきたのは、ほかならぬ芸能界やYouTuberですよね?
では以下目次です。
やす子オリンピックとフワちゃんの誹謗中傷
~やす子オリンピック開催(2024年8月2日)~
生きてるだけで偉いので皆
優勝でーす😄😄😄😄👏👏👏👏✨✨✨
さて、事の発端はやす子オリンピックの開催でした。
あるいは、同時期に開催されていたパリオリンピックが原因と見ることもできます。
パリオリンピックでは、国民の期待を裏切ったとされる選手や、負けて号泣する選手に「日本の恥」「情けない」「みっともない」といった苦情の声が殺到、
ソース:パリ五輪日本選手団が緊急声明 相次ぐSNS誹謗中傷に「法的措置も検討」 大会中に異例の警告「不安や恐怖を感じる」自制求める – Yahoo!ニュース – 2024年8月10日閲覧。
やす子さんは、そんな地獄の空気を少しでも良くしたかったのでしょうか、やす子オリンピック開催を宣言しました。
が、「生きてるだけで偉い」などという優しい世界、綺麗事は常に破壊される運命です。
~フワちゃんの引用ポスト(2024年8月4日)~
死んでくださーい😅😅😅😅😅
予選敗退でーす👏👏
今回はフワちゃんが破壊神となり、やす子オリンピック開催者の権威もろとも、すべてをぶち壊しました。
フワちゃんはポストを即削除しましたが、そこはフォロワー100万人、証拠はばっちり撮られていました。
そして証拠画像が出回り、やす子さんまで届き(やす子さんは証拠画像添付のポストをリポストしていた。のちに取り消し済み)、
と、率直な感想が述べられました。
この時点で、フワちゃんは大炎上状態であり、乗っ取り説や裏アカ誤爆説などが取り沙汰されていました。
しかしフワちゃんは、乗っ取り説も裏アカ説も否定し、アンチコメントの真似をしていたら誤爆したと釈明。
~フワちゃんの謝罪(2024年8月8日)~
やす子さんへのお詫びと、皆様へのご報告です。
先日、やす子さんに直接謝罪をさせていただきました。
やす子さんはもちろん、投稿を見た多くの方の心に傷をつけてしまったことを改めて謝罪させてください。本当に申し訳ありませんでした。
本件の投稿は、私自身がしたものであり、アカウントを乗っ取られた、裏アカウントから載せようとしたものではありません。
そして、元々やす子さんと私の間に確執なども全くありません。投稿当時、私はアンチコメントについて話していて、偶然目にしたやす子さんの投稿に、「これにアンチコメントがつくなら。」といった趣旨で、本件の投稿の内容を記載し、その場にいた方に表示した画面を見せたところ、操作を誤って実際に投稿してしまいました。
低俗な行為で、人の心を傷つける言葉を吐いてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
やす子さんとは何度も共演しています。
会う度様子を気にかけてくれて、嬉しい言葉をくれる優しい方です。
謝罪の際もこちらの体調を気遣い、私側の誹謗中傷に対する心のケアのことまで心配してくれました。今回の件で、やす子さんの心を深く傷つけてしまったことを深刻に自覚し、自分のしたことを心から反省します。
やす子さん、そして本件の投稿で悲しい思いをさせた全ての皆様、この度は本当に申し訳ありませんでした。またネット上の憶測でお名前が出てしまっている方々は、この件とは一切関係ありません。
なお、投稿当時Aマッソの加納さんとトンツカタンの森本さんと旅行中でしたが、この2人は本件の投稿については関わっておりません。2024年8月8日
ソース:Xユーザーのフワちゃん FUWAさん – X – 2024年8月10日閲覧。
フワちゃん
しかしこの弁明も物議を醸し、まずフワちゃんの弁明を信じるかどうかについて賛否両論が巻き起こりました。
というのも、フワちゃんは過去に「怒られのプロ」を自称していました。
そして「反省文は学生時代から通算300枚以上」などと自慢しながら、
ではここでわたくしの「怒られのプロ」になるまでの経歴を紹介します。
今まで書いてきた反省文は学生時代から通算300枚以上。
小学校、中学校、高校、大学。バイト、親、事務所、相方、先輩。誰といても、どこにいても。人から怒られて生きてきました。
学生時代はヤンキーでは無かったし、タバコもお酒もやりません。なのでいわゆる「ワル」ではないのです。しっかりやらかすのでみんなから怒られるのです。
しかし、怒られた後も関係は続きます。
いかに効率よく怒られて、効率よく反省を伝えるかがこの場合肝となってきます。カツオは波平に「バカモーン!」って怒られたあと走って逃げるのではなく、さっさと嘘泣きして反省文を書けばいいのです。
ソース:フワちゃん「やらかしてばっかのあんたを“怒られのプロ”にしていくよ」 – かがみよかがみ – 2024年8月10日閲覧。
ライブのリハーサルでふざけていたフワちゃんは、マネージャーから怒られ、反省文を書きますが、あまりにも完璧な仕上がり。その際、
《「まずは謝罪文、そして怒られたことを反省している文、それに加えて、悪いことと気づけなかった自分の認識の甘さすらも反省している文」の三段構えが効果的で、これを「普段とはちがう丁寧な筆致で綴る」》
と、“心ない謝罪” の具体的なテクニックまで明かしていたのです。
ソース:フワちゃん “心ない謝罪” は得意技…親友Aマッソ加納に明かしていた「上手な反省文」の書き方 – Yahoo!ニュース – 2024年8月10日閲覧。
当然、自分が反省してきた過去を悪びれもせず、武勇伝のように語る人間の反省文は信用に値しません。
また、仮に信用するとしても、「狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり」でしょう。
アンチコメントの真似だとしても、実際にやす子さんへの誹謗中傷を作成し、大喜利のように披露していた時点でやす子アンチとの違いがありません。
一度は怒らせて、ゼロになってしまった信頼も、反省文があればまた立派に息を吹き返します。
ソース:フワちゃん「やらかしてばっかのあんたを“怒られのプロ”にしていくよ」 – かがみよかがみ – 2024年8月10日閲覧。
(わたしの場合はもうやらかしすぎ息を吹き返してないのですが、これは例外で信頼ゾンビって呼んでます。この話はまた今度)。
芸能界が誹謗中傷は殺人だと訴えてきた結果
~罪と罰のバランスは取れているか~
- ソース1:「芸能界復帰は絶望的」フワちゃん、ついにGoogle PixelのCMが非公開に…Google Japanの見解は? – Yahoo!ニュース – 2024年8月10日閲覧。
- ソース2:フワちゃん『ANN0』降板 誹謗中傷する行為「決して認めることができない」 後任は「調整中です」 – Yahoo!ニュース – 2024年8月10日閲覧。
- ソース3:暴言騒動フワちゃん、25年版中学校・家庭科教科書への掲載が一転「白紙」へ 担当者「すぐに削除したい」 – Yahoo!ニュース – 2024年8月10日閲覧。
さて、フワちゃん「死んでくださーい」から1週間も経たず、①②③「社会的制裁」が続々と発表されています。
たった1回の投稿ですべてを失う勢いですが、このような罰は妥当でしょうか?
お笑いコンビ『ナインティナイン』の岡村隆史さんや、小籔千豊さんも恐怖を覚えています。
~岡村隆史さんの感想~
岡村は「こんだけオリンピックでなんかいろいろある中でも、いろいろこうやって芸能のニュースというのは飛んでくんねんなというのと、もう本当にちゃんとしないとダメ、総攻撃食らうというか。ほんまにミス許されへんっていうか。芸能界ってミス許されへん、芸能界ってミスが許せないようになってきました」と続けた。
矢部は「我々の仕事はふざけることもある仕事やからね」と話せば、岡村は「真面目にふざけてきたつもりなんですけれども、なかなかなんでもかんでも嫌なんですけど、時代やなっていうのも嫌なんですけど、本当にこう怖いなと。怖いなと思いました、いろんなことが」と言い切った。
ソース:岡村隆史 最近の芸能界「本当にちゃんとしないとダメ、総攻撃食らう」「怖いなと思いました」 – Yahoo!ニュース – 2024年8月10日閲覧。
~小籔千豊さんの感想~
一方で、不適切投稿によって、フワちゃんはレギュラー出演するニッポン放送「フワちゃんのオールナイトニッポン0」の休止や、日本テレビ「行列のできる相談所」の出演シーンカット、Google Pixelの出演動画が非公開になった。
芸能コメンテーターの中西正男氏は「厳しいけど、イメージ商売の芸能人の現実ですから」と解説すると、小籔は「SNS辞めようかなと思いますね。怖い。そない僕、影響力ないのに持ってるって、よー考えたら怖くなってきて」。
ソース:小籔千豊「SNS辞めようかな。怖い」フワちゃんの不適切投稿に絡み細かなリスク懸念 – Yahoo!ニュース – 2024年8月10日閲覧。
岡村隆史さんといえば、ラジオ番組でコロナ禍の貧困問題に絡めて、「コロナが収束したら絶対面白いことあるんですよ。コロナが明けたらなかなかの可愛い人が、短期間ですけれども美人さんがお嬢やります。これ何でかって言うたら、短時間でお金を稼がないと苦しいですから」と失言した過去があります(2020年)。
小籔千豊さんはX(旧Twitter時代)において、加護亜依さんを誹謗中傷する「ド素人」に「お前マジか」「カスコラァ!」「ボケ」などと舌戦を挑み、そのあまりの勢いはいまでも語り草になっています(2014年)。
いま現在認識を改めたとしても、いつ過去の失言や暴言が掘り起こされ、社会的な突然死を迎えるかわかったものではありません。
東京オリンピック2020では、音楽担当の小山田圭吾氏が、過去のイジメ発言が原因で謝罪&辞任に追い込まれたのは記憶に新しい。
誹謗中傷でも同じことが起きるのか、さすがに失言一発で仕事をキャンセルされるのは怖すぎないか?
- ソース1:立川志らく ryuchellさん死去で誹謗中傷対策訴える「刃物を持って飛びかかるのと一緒」 – 東スポWEB – 2024年8月10日閲覧。
- ソース2:田代まさし氏「自殺に追い込んだのならば殺人罪になっても僕はいいと思う」誹謗中傷に考え示す – 日刊スポーツ – 2024年8月10日閲覧。
- ソース3:ryuchellさん死去後も「非難のツイートがあることに憤り隠せない」 女性YouTuber、自身と重ね「許せなくて悔しくて涙が止まりません」 – J-CAST ニュース – 2024年8月10日閲覧。
たとえば上記は、2023年に死去したりゅうちぇる氏について、誹謗中傷を苦に自殺したのではないかと憶測が飛び交っていた時期のニュースです。
実際にはりゅうちぇる氏死去の真相は現在も不明ですが、誹謗中傷が原因ではないかというゴシップだけでここまで盛り上がっています。
立川志らく氏「刃物」、田代まさし氏「殺人罪」、翠衣すず氏「言葉の刃で簡単に人は殺せます」、
と、芸能人やYouTuberたちが訴え、規制強化や厳罰化に向けて世論を変えてきたはずです。
そして今回、やす子さんを誹謗中傷したのは、芸能人でYouTuberのフワちゃんです。
もしも「誹謗中傷」⇒「殺人」だとするなら、たとえ間違えて投稿してしまったのだとしても、
おバカなアメリカ人が、本物の銃で友だちを撃つ真似をして遊んでいたら、間違えて安全装置を外してしまって引き金も引いてしまって銃弾も入っていて撃ち殺してしまった……。
といった殺人事件が、少なくとも芸能界の認識では、今回発生したわけですよね?
たしかにそれはたった1度の過ち、たった1回の誤操作かもしれませんが、
誹謗中傷が殺人事件になる社会は息苦しい!
~誹謗中傷は挨拶か殺人か?~
馬は鹿ではないが、馬を鹿だというやつがいたら馬鹿である。安田尊@馬鹿を謳うブログ。こんにちは、今月は馬鹿の例を何個か見かけたので、【事実】本当に人を傷つけたいなら?誹謗中傷をやめるべき理由!まとめておきます。~これまでの[…]
「死んでくださーい」といわれたところで、そのお願いを聞くか聞かないかは個人の自由なんだから、殺人と同じなわけがないでしょう(一方で本物の刃物や銃弾で心臓を貫かれれば選択の余地はない)。
「誹謗中傷を受けて自殺を考えた」という有名人は多数いますが、実際に自殺した人は何人いるんですかという話です。
だから私の考えでは、今回のフワちゃんも、まあたしかに越えちゃいけないラインは越えているかもしれませんが、
もちろん、「死んでくださーい」といわれたやす子さん自身が許すかどうかは、やす子さんの問題です。
許したくなければ許さなくていいし、共演NGに設定したり、復讐したりするのもいいでしょう。
でも社会的には、こんな失言一発で、素直に謝罪しても許されずにバンバン仕事を失うって、
今回、やす子さんもフワちゃんもお笑い芸人&タレントで、知らない仲ではありませんでした(共演歴もありました)。
そんなお笑い&仕事仲間の関係性でさえ、少しでも過激なネタやツッコミが許されないなら、一般人はなおのこと。
岡村隆史さん&小籔千豊さんが危惧しているように、冗談でもラインを越えた瞬間に全部失うんだとしたら、
実際には、「死ね」というド直球の暴言でさえ、相手や状況次第では軽口として許されるケースはいくらでもあるのに……(過去の芸能人やYouTuberやVTuberの「死ね」を掘り起こしてみてください)。
そしてつい相手や状況を見誤って、不適切な言葉を使用してしまう可能性だって、だれにでもあるはずなのに……。
「相手や状況を見誤る」⇒「社会的な死」なら、
本当に親しい身内しかいないオフライン&録音禁止の場所でのみ、本音や冗談を楽しみ、少しでも公の場では黙っているのが正解になります。
喋るとしても、しょうもないつまらない話しかできなくなります。
たとえば全盛期の匿名掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)は真逆で、まずみんなが「死ね」と思うことは前提で、「死ね」が挨拶のように飛び交う非常に面白いインターネッツでした。
~古き善きインターネット~
普通は、「あのう、すいませんけれど死んでくれませんか?」とか
「あなたはには、死ぬという選択肢もありますよ」とか言うものですよ。
あなたみたいに最初から喧嘩腰だと、言われた方は、
「じゃぁ死んでみようかな」とかいう気持ちがなくなるものです。
まずは、親切丁寧に人に死んでと頼むべきだと思いますよ。
そこから、人の輪と協調が生まれ、「よーし氏んでみるか」
という気持ちが生まれるわけです。(コピペ)
インターネットが自由な空間だった時代は、このように豊かな表現や文化が生まれ、育まれました。
でも現代のインターネットは、不自由で無難でしょうもない綺麗事が蔓延るばかりで、文化的に後退しているし劣化しています。
一昔前に立ち返り、「死ね」⇒「殺人」ではなく、「死ね」⇒「挨拶」と考えればどうなるか、
人々は、自然に発生する怒りや不満、「死ね」という思いを言葉で表現し、カジュアルにストレスを発散できます。
「死ね」を受け取る側も、相手の負の感情をシンプルに把握できて、コミュニケーションの手助けになります。
「死んでくださーい」などと絵文字まみれで送られてくれば、当然ネタや冗談だと理解される社会です。
したがって、人々は普通に「死ね」と思っても、そのたびに「死ね」を飲み込み続けなければ自分が社会的に死にます。
そして、他人から「死ね」といわれれば、殺人事件の被害者にでもなったような悲しみや復讐心に囚われます。
「死ね」を挨拶だと考える社会か、「死ね」を殺人だと考える社会か、
- 「死ね」⇒挨拶
- 「死ね」⇒殺人
私は断然①「挨拶」派です。
いくら言葉や表現を規制したところで、だれだって普通に自然に、悪口を楽しんだり悪態をついたり悪ノリぐらいしたくなる生き物でしょう。
それなら、そんなネガティブな思いや感情は、気軽にカジュアルにさっさと発散してしまったほうが健全です。
もちろん、過去には誹謗中傷を苦に自殺したとされる人もいるでしょうが、私は誹謗中傷以外の要因が大きかったと判断します。
本当に言葉だけで人が死ぬなんて、人間がそんなに弱くて脆くて軟弱な生命なら、とっくの昔に絶滅しているでしょう。
言葉ひとつで死ぬ特別弱い人がいたとしても、最弱を基準にするのは間違っています。
しかし、特別な弱点を持つ人たちを基準に社会を作れば、社会は不自由にしかなりません。
特別弱い人には特別な基準や予防策を用意すればいいんであって、一般的な基準に据えるべきではない。
それでも、特別心が弱い人を基準に、
まとめ:それでも厳罰社会を望むならどうぞ
- やす子オリンピック開催、みんなが生きているだけで優勝するなか、フワちゃんがとんでもねぇ誹謗中傷をぶっ込んで台無しにした
- フワちゃんは大量の仕事と信用を失い、罰が重すぎるという声も上がったが、そもそも誹謗中傷を殺人と見なしたのは芸能界だった
- 誹謗中傷を殺人扱いする社会では、失言でも誤操作でも間違い一発で厳罰は妥当だが、みんな本当にそんな息苦しい社会がいいの?
以上です。
私自身は、同じような記事で同じようなことを何度か述べていますが、どちらの社会でもかまいません。
誹謗中傷が挨拶代わりの社会でも、誹謗中傷が殺人扱いの社会でも、適応する自信があります。
政府は8日、ネット上の誹謗中傷対策で「侮辱罪」を厳罰化する案を閣議決定。SNS上には「自由な発言がしづらくなる」「反対意見も言えないネットはつまらない」など反対の声もあるが、フワちゃんは「反対派の人は全然芯を食ったこと言ってない。どこまでが誹謗中傷か分からなくないでしょ。分かるでしょ違いは。わざと分かんないふり。おバカなふりしてんの?」と皮肉った。
ソース:フワちゃん 誹謗中傷被害「しょっちゅう」 侮辱罪厳罰化“反対派”に皮肉「おバカなふりしてんの?」 – スポニチ Sponichi Annex – 2024年8月10日閲覧。
今回取り上げたフワちゃんは、過去に誹謗中傷の厳罰化に賛成しています(2022年)。
そのフワちゃんが誹謗中傷事件を起こしたのなら、厳罰に処せられるのが道理です。
芸能人やYouTuberが、誹謗中傷は殺人であると定義するなら、間違いでも失言でもたった1回のミスでも、
私はそういう不合理な厳罰社会が嫌だから、言葉の暴力なんて現実に即して(言葉に殺人的な暴力なんて宿りようがないんだから)軽く扱えばいいのにと思っています。
が、社会が言葉の暴力を重罪として扱いたいなら、もちろん善良な一市民としてだれよりも従順に忠実に法を守ります。
以上、言葉狩りをする人は常に自分が狩る側だと信じているかもしれませんが、狩られる側になっても後悔しないように。
馬は鹿ではないが、馬を鹿だというやつがいたら馬鹿である。安田尊@馬鹿を謳うブログ。こんにちは、今月は馬鹿の例を何個か見かけたので、【事実】本当に人を傷つけたいなら?誹謗中傷をやめるべき理由!まとめておきます。~これまでの[…]