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【きゃりー炎上で考える】ひらがなの芸名で活動するデメリット

きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ(以下きゃりーぱみゅぱみゅ)氏を始め、日本ではオールひらがなの芸名やニックネーム、ペンネームなどを多く見かけます。

10名ほど名前を挙げましょう。

  1. きゃりーぱみゅぱみゅ
  2. あいみょん
  3. みちょぱ
  4. ゆきぽよ
  5. ゆきりぬ
  6. てんちむ
  7. ぺこ
  8. りゅうちぇる
  9. はじめしゃちょー
  10. ちきりん

このように、テレビタレントからYouTuberからブロガーまで、枚挙に暇がありません。

しかし先日、


きゃりーぱみゅぱみゅ
ひらがな芸名の筆頭であるきゃりーぱみゅぱみゅ氏が炎上

してしまいました。

この炎上や原因の考察、芸能人の政治参加に関する記事は現在も各メディアなどで展開されていますが、私はそんなメディアが取り上げないような細かい点……、


安田尊@へめへめくこひを謳うブログ。
名前がひらがなだからナメられている部分はあるよね……

という点が気になったので、私が考えたことを綴っていきます。

では目次です。

きゃりーぱみゅぱみゅ炎上の簡単な経緯

まずきゃりーぱみゅぱみゅ氏炎上の簡単な経緯ですが、同氏が、


きゃりーぱみゅぱみゅ※削除済みのため、リンク切れ。
#検察庁法改正案に抗議します

というハッシュタグに参加したことがきっかけでした。

「検察庁法改正案」そのものについては本記事のテーマではないため省略しますが、ツイッターを始めネット上で大騒ぎされたため、ご存知の方も多いでしょう。

ちなみにツイッター上におけるハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」は2020年5月8日~5月11日の間に500万ツイート以上呟かれ、そのうちスパム率は「約4.87%」という驚異の数字を叩きだしています。

ソース:「検察庁法改正案に抗議します」500万ツイートを集めた「最初の1ツイート」はどのように広まったか? – Yahoo!ニュース – 2020年5月12日(火)閲覧。

この500万ツイート超えというそうそうお目にかかれない数字は、きゃりーぱみゅぱみゅ氏(2020年5月12日時点でツイッターフォロワー数523万人)など、著名人や有名人が多数賛同した結果だといえます。

が、その影響力は諸刃の剣です。

当然きゃりーぱみゅぱみゅ氏に追従する人間もいれば、反発をする人間もいました。


加藤清隆(文化人放送局MC)
歌手やってて、知らないかも知れないけど、検察庁法改正案は国家公務員の定年を65歳で揃えるため。安倍政権の言いなりになるみたいな陰謀論が幅をきかせているけど、内閣が検察庁を直接指揮することなどできません。デタラメな噂に騙されないようにね。歌、頑張って下さい。 https://twitter.com/pamyurin/status/1259302786597941249

きゃりーぱみゅぱみゅ
返信先: @jda1BekUDve1ccxさん
歌手やってて知らないかもしれないけどって相当失礼ですよ、、、、

このように、政治評論家の加藤清隆氏がきゃりーぱみゅぱみゅ氏に噛みつき、きゃりーぱみゅぱみゅ氏が対応したり。

また、同様に「なにも知らない芸能人が政治を語るな」とリプを飛ばす人が現れれば、それに応戦するきゃりーぱみゅぱみゅ氏のファンがいたり。

そうして炎上してしまったきゃりーぱみゅぱみゅ氏は、「#検察庁法改正案に抗議します」ツイートを削除します。

その後、(おそらくツイッターの文字数制限回避のため)画像でツイートされた文章の文字起こし(とその補足ツイート)は以下のとおりです。


きゃりーぱみゅぱみゅ
なぜ今回私が発言したのかと言い
ますと、周りの信頼している友達
がこの話をしていて政治に詳しく
ない私のところまで話が降りてき
ました。私も自分なりに調べた中
で思ったのは今コロナの件で国民
が大変な時に今急いで動く必要が
あるのか、自分たちの未来を守り
たい。自分たちで守るべきだと思
い呟きました。そして若い方でも
わかりやすいように画像を掲載さ
せて頂きました(この画像は間違
えてる等の指摘も頂きました。ご
めんなさい)
きゃりーぱみゅぱみゅ
私が投稿を消去させて頂いた理由
はファンの人同士での私の意見が
割れて、コメント欄で激論が繰り
広げられていた悲しくなり消去さ
せて頂きました。いろんな意見が
あって良いとは思います。私に対
してのイメージ、理想それぞれあ
るとは思いますがファン同士で喧
嘩するのは嫌だなぁ。
逃げるな!とか消すなら最初から
書くんじゃねー!とか色々言われ
るだろうな思ったので理由を書か
せて頂きました。今後は発言に責
任感を持って投稿していきます。
失礼致しました。

きゃりーぱみゅぱみゅ
降りてきたにひっかかってる人多いと思いますが友達と話してて自分の耳に入ってきたとゆうニュアンスです。紛らわしくてごめんなさい!

以上がきゃりーぱみゅぱみゅ氏が炎上した経緯です。

芸能人たちの政治的発言が叩かれる理由

さて、こうしたきゃりーぱみゅぱみゅ氏のようなアーティスト、あるいはその他のお笑い芸人や俳優、タレント、漫画家、YouTuberなどのクリエイターに至るまで、


安田尊@クソリプを謳うブログ。
芸能人が政治に口を出すな

といった批判は付きものです。

そうした批判が巻き起こる理由はいくつか考えられます。

たとえば3点ほど挙げるなら、

  1. 「芸能人」と「一般の方」を区別してきた歴史
  2. 仕事内容や人生が浮世離れしているという事実
  3. 娯楽コンテンツの提供と政治批判の相性が最悪

などです。

一言でいえば、


安田尊@クソリプを謳うブログ。
浮世離れしている世間知らずのくせに、世間を治めるための政(まつりごと)=政治に口を出すな

ということでしょう。

その是非はともかくとして……(私の意見は「非=芸能人も政治議論に加わるべき」ですが)。

芸能人たちの「浮世離れ」を印象づける要因のひとつに、


安田尊@へめへめくこひを謳うブログ。
非常識な芸名

があるのだと考えられます。

ひらがな芸名は親しみやすくナメられる

一般社会の常識として考えてみてください。


安田尊@芸名を謳うブログ。
きゃりーぱみゅぱみゅ
 

明らかに異常な名前ですよね?

あるいは本記事冒頭で並べたひらがな芸名のどれでもいいです。

再掲しましょう。

  1. きゃりーぱみゅぱみゅ
  2. あいみょん
  3. みちょぱ
  4. ゆきぽよ
  5. ゆきりぬ
  6. てんちむ
  7. ぺこ
  8. りゅうちぇる
  9. はじめしゃちょー
  10. ちきりん

全部異常ですよね?

念のために記しておきますが、私は上記のうち、誰一人としてアンチではありません。

しかし一般常識に照らせば、一人残らずふざけている謎の文字列だとしか思えません。

唯一、「はじめしゃちょー」だけはぎりぎり、名前と役職であると読解できそうです。

それでも私も含め、これらを明確に「名前」として認識できているのは、私たちがエンターテイメントにどっぷり浸かっているからにほかなりません。

つまりひらがな芸名とは、

  • 良くいえばエンタメ業界に最適化された(親しみやすい)名前
  • 悪くいえばエンタメ業界でしか通用しない(アホっぽい)名前

だということです。

ただし例外はあります。

カリスマブロガーのちきりん氏のように、社会問題に対する発言で実績が積み重なっていれば、「ちきりん」でも通用します。

「ちきりん」すら「いんちきりん」

が、それでもそのちきりん氏でさえ、私は、


ツイッターのイメージ
まーたいんちきりんがインチキなこといってるよ

的な、「ちきりん」というペンネームに引っかけてバカにするツイートを何度も見かけています(「妙ちきりん」、「妙ちくりん」、「ちんちくりん」……etc)。

思うに、ひらがな芸名の「親しみやすさ(アホっぽさ)」は、一方でこうした「バカにした名前弄り」のしやすさ、ナメられやすさにも繋がっているのではないでしょうか。

また私自身の体験として、ちきりん氏の存在自体は結構前から知っていましたが、ちゃんとツイッターをフォローして追い始めたのはごく最近(2020年5月時点でフォローして1年未満)です。

それは私がちきりん氏のアイコン(似顔絵)を初めて見たとき、


安田尊@第一印象を謳うブログ。
やべぇサイコパスっぽい……(失礼)

と思って逃げたからですが、その第一印象に至った要因として、名前から受けた影響も大きかったように思います。

だって「ちきりん」ですよ?

先ほど、『社会問題に対する発言で実績が積み重なっていれば、「ちきりん」でも通用します』とはいいましたが、ブログを始める前の私はそんな実績知りませんでしたし、


安田尊@第一印象を謳うブログ。
なんかやばいタッチとやばい色使いのアイコンで、「ちきりん」とか名乗っているやばいやつ

という「やばさ」が私の印象の大半を先行して占めていたように思います。

しかし、もしペンネームが「ちきりん」ではなく、「伊賀泰代」だったら?

ちきりん氏の2020年4月24日のツイートで、ちきりん氏=伊賀泰代氏であることはご本人も暗に暴露されています。

ペンネームが違えば、私の第一印象もかなり違ったはずです。

たとえば著者名付きで両名の著作を見比べてみましょう。

  • ちきりん「多眼思考」
  • 伊賀泰代「採用基準」

どちらも漢字四文字のタイトルを選びましたが、受ける印象はだいぶ違うはずです。

伊賀泰代「採用基準」のほうがより堅実そうな印象を受けるのは、私だけではないでしょう。

こうした質実剛健なイメージ、社会的に評価される印象においては、「ちきりん」でさえ「伊賀泰代」には勝てないわけです。

じゃあちきりん氏のような実績もなにもない、


安田尊@芸名を謳うブログ。
きゃりーぱみゅぱみゅ
 

なんてどうなるの? という話です。

まとめ:ひらがな芸名が不利に働く場面


安田尊@まとめを謳うブログ。
さて、ではそろそろまとめます。

まず私個人としては、

  • 「名乗り方」
  • 「言い方」
  • 「トーン・ポリシング」

などで他人を判断するのは大嫌いです。

私は発言者の名前がなんだろうが、言い方がどうだろうが、本質的には「なにをいっているのか」で判断することを心がけています。

が、「名は体を表す」ではありませんが、現実に多くの場面で、アホっぽい名前を名乗っていると言動までアホだと判断されます

また「言い方」にしても、


きゃりーぱみゅぱみゅ
降りてきたにひっかかってる人多いと思いますが友達と話してて自分の耳に入ってきたとゆうニュアンスです。紛らわしくてごめんなさい!

上記ツイートのきっかけとなった「降りてきました」や、「いう」を「ゆう」と表記する行為などは、その文意にかかわらず、文章全体を嘲笑させる隙を与えます(現実に与えています)。

その「アホっぽい名前の隙だらけのキャラクター」は芸能生活においては有利に働くでしょう。

が、翻って、政治や法改正議論など、隙のなさが要求される場においては不利に働くはずです。

今回きゃりーぱみゅぱみゅ氏が炎上したように、


加藤清隆(文化人放送局MC)
歌手やってて、知らないかも知れないけど、

などと気軽にナメられた口調で絡まれるのは、そうした「不利」を背負っていることも要因のひとつだと考えられます。

現代人は、芸能人でなくとも、ツイッターやインスタグラム、YouTubeやその他SNSなどで、自由な名前を名乗る機会が多くあります。

そのとき、オールひらがなの名前を名乗っている方、これから名乗ろうと検討されている方は、そうしたデメリットがあることも重々承知しておいたほうがいいでしょう。

もちろん「隙がある」は「かわいい」というメリットにも転じますから、メリットとデメリット、どちらを取るかです。

私の場合は見てのとおり、オール漢字で、


安田尊@自己紹介を謳うブログ。
安田尊

です(匿名性を重視しているため、現時点で決まった読み方はありません)。

ただでさえアホなのに、「あんだーそん。」とか名乗ってアホっぽさに磨きをかけても仕方がありませんからね……(なお一時期、「あんだーそん。」表記で迷走していた模様。アホだから仕方がないね……)。

以上、みなさまがひらがな芸名で失敗を犯さないことを祈ります。

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