死ぬ気でやれるのは自殺だけ。
ご覧ください、これが夏休みの宿題を最終日までやらない人間の思考法です。
本記事を2021年12月以前に書いているなんてことはなく(本当にそうだったらどんなによかったことか!)、普通に今日は12月2日Amazonブラックフライデー終了1時間前、記事のストックはありません。
私は最悪だ、どうして死ぬ気で頑張らないといけないときに、こんな無駄な思考に脳みそのリソースを割いているんだ(普通に最近パラドックスの記事を連投したせいだと思う)。
しかし私はブロガー、そして当ブログ「アンサーソング。」は雑記ブログ、つまり、
OK、じゃあ最終日までずっと我慢していたAmazonブラックフライデーで買い物を済ませてから続きを書こう。
だって私は生きる気だから(もしもあなたが死ぬ気なら、セールで電気毛布とか電動歯ブラシとかを買う必要はない)。
「死ぬ気でやれよ、死なないから」は意味不明
「死ぬ気」とは、
- 死ぬ
- 気持ち
だから、「気持ち」は「死ぬ」ことに向いているはずだ。
「死に向かう気持ち」を原動力にする以上、
している。
それでも、頑張って辻褄を合わせてみると、以下のようになる。
- 「死なないから」を根拠に、自殺行動が封じられ、「やれよ」は「生きろよ」に換言される
- 「死なないから」という根拠自体も、死を否定しているため、「生きるから」に換言される
- 「生きろよ」+「生きる」という方針と結果から、「死ぬ気」は嘘で、「生きる気」が本当
まとめると、「死ぬ気でやれよ、死なないから」の意味は、
「死ぬ気」でカップラーメンにお湯を注ぐ人生
もちろん、格闘家は本気で「殺す」などとは思っていないし、アホな客向けのリップ・サービスだ(たぶん)。
こうして「死ぬ気」とか「殺す気」とか意味のない言葉で盛り上がれる人間の心は、ニセモノの命のやりとりで興奮できる程度の感受性でしかない。
簡単に満足できる人間の行動は、たかが知れている。
そして本当に死ぬ気なら、どうしてカップラーメンを作る必要がある?
カップラーメンの麺で首吊り自殺はできないし、カップラーメンのスープを飲み干しても塩分や油分や添加物で死ぬには時間がかかりすぎる。
そうして今日も明日も明後日も生きながらえて、「死」に向かうといいながら、「死」に立ち向かう気か?
「生きる気」でやれば趣味も仕事も勉強も捗る
趣味は人生を豊かに生きるためにやる、幸せや喜びや楽しみを味わい、興味や関心や意欲や向上心を高めるために。
仕事も人生を豊かに生きるためにやる、お金や価値や結果を生み出し、また自分が欲しいものを獲得するために。
勉強も人生を豊かに生きるためにやる、受験勉強も資格勉強も社会勉強も、良い大学に入って良い会社に入って良い人生を送るためだ。
それなのに、どうして素直に、
と、いえないのか?
無駄にカッコつけてないか?
私が本当に名言だと思っている言葉に、美容サロン『オーシャントーキョー』高木琢也社長の、
というセリフがある。
この名言は、
と、言い換えることができる。
「死ぬ気」より、生きることだけを考えて生きている人間のほうが、格好良くないか?
「死ぬ気」で生きている人間は、ただの有言不実行の口だけ野郎のフェイク野郎じゃん。
でも、
ただ生きているだけで有言実行なんだから、コスパ最強じゃない?(ちなみに「死ぬ気」で死んだ人間は、コストカットは最強だけどパフォーマンスはゼロだから、コスパ最強ではない。コスカ最強)。
一方で、神風特攻隊でもないのに、軽々しく「死ぬ気」とかほざく嘘つきのパフォーマンスは?
だから中途半端に無理して寿命を削って、太く短く生きるわけでも細く長く生きるわけでもなく、中途半端に死んでいく。
ダサすぎる。
でもそんなダサい人間でも大丈夫、まだ生きているならやり直せる。
こうしてダサい人間を見捨てないところが、このセリフの名言たるゆえんだ。
「死ぬ気」で這いつくばっている人間と、「生きる気」で這いつくばっている人間、どっちが這い上がれる?
まとめ:ギリギリでいつも生きていたいよね?
- 「死ぬ気」でやれるのは自殺だけ!将来設計とは矛盾する
- 「死ぬ気」でお湯を注いだカップラーメンは美味しいか?
- 「生きる気」でやるから食事も仕事も勉強も上手くいく!
以上です。
ただのやってる感。
私の好きな音楽に、中村一義『ゲルニカ』(リンク先はYouTube)って楽曲があって、
って、めちゃくちゃ耳心地のいい澄んだ声で歌っているんですが、本当にそれ。
あと私は特に好きではないけど、KAT-TUN『Real Face』も思いだす。
もちろん「生きる気」のなかでも、「ギリギリでいつも生きていたい」のはバカなんですが(例:今月ブログ毎日更新しなきゃいけなくなった私)、「死ぬ気」よりは全然マシ。
ギリギリだろうがなんだろうが、「いつも生きていたい」という「生きる気」さえあれば、なんとかなる。
だから私は、「死ぬ気」では頑張らない。
どうせ頭悪い雰囲気名言を参考にするなら、
「死ぬ気」より、「生きる気」や「元気」のほうが断然いいよね。
以上、雰囲気名言にマジレスでした!