自分が一番やりたいことをやり残すことにすれば、死ねないのでは?
9月1日は子どもの自殺者数が最多
さて、9月1日は一年を通してもっとも子ども(小学校から高校までの通学適齢期)の自殺者数が多い日だそうです。
ソース:通学適齢期の自殺者数に関する分析 – 自殺総合対策推進センター(JSSC) – 2019年9月2日(月)閲覧。
理由は夏休み明け、始業式、つまりは「学校」だと考えられます。
しかし今年に限っていえば、2019年9月1日は日曜日なので、9月2日の自殺が多そうです。
そう、まさにこの記事を執筆している今日ですね。
そして私は、
と思いながらパック寿司を食べていたわけですが、そこでふと、「自殺ができなくなるルール」を思いついたので、記事にしたためたいと思った次第です。
一番好きなものを食べないことには、ご馳走さまはいえない
ところで、握り寿司には美味しく味わうための食べる順番があることをご存知でしょうか?
まずはそれ以前に、「パック寿司」を知らない方のためにパック寿司の説明から入らせていただきますが、パック寿司とは、スーパーなどのお惣菜コーナーに並べられている、並なら一人前500円~1000円程度で販売されている、お寿司の盛り合わせです。
そして私が食べていたのは握り寿司の盛り合わせであり、この場合は美味しく味わうための食べる順番があることになります。
ご存知ですか?
私は知りません(ごめんなさい)。
「美味しく味わうための食べる順番があること」は知っていますが、「食べる順番」なんて知ったことじゃありませんし、興味もありません。
そもそも自分が好きな順番で食べるのが一番美味しいに決まってるだろボケとしか思いません。
よって私は私の好きな順番で食べました。
その順番がこちらです。
おわかりいただけたでしょうか。
まずはわさびや醤油が不要な玉子や穴子から片づけ、そのあと比較的好きではないイカやカッパ巻き、エビなどに手をつけ、次にわりとどうでもいいイクラやホタテを食し、ようやく好物であるマグロやネギトロにありつき、最後に大好物であるサーモン尽くしを堪能しています。
つまりなにがいいたいのかというと、
- 私は安物の寿司においてサーモンが一番好きである
- だから私はサーモン推しのパック寿司を買ったのだ
- そして私は好きなものほど最後に取っておくタイプ
だということです。
それで私は大好物のサーモンを食べながら思ったんですよね。
と。
やり残すことは生き残ること
そして記事冒頭の発想、
に繋がるわけですが、考えてみましょう。
自分の人生でこれだけはやっておきたいってこと、だれにでもあると思うんですよね。
特に子どもなら。
じゃあその「やっておきたいこと」のなかで一番やりたいことをやるまでは死ねないとして、逆にいえば、死にたくなければその「一番やりたいこと」をやらなければいいのでは?
だってまだ一番食べたいサーモンを食べていないのに、ご馳走さまをいうわけにはいきませんし、逆にいえば、絶対にご馳走さまをいいたくないのであれば、サーモンを最後まで残しておいて食べなければいい。
つまり、たったひとつのルール、
を自分に課せば、生き残れる!!
でもそこで、特に子どもにありがちですが、
みたいな、ガキ特有のクソみたいな視野狭窄に見舞われるかもしれませんが、でも待って。
やりたいことがないんだったら、死にたくもないんだよね?
じゃあ死ぬなよ。
でもそこで、クソガキは、
みたいな泣き言をほざいてくるかもしれませんが、でも残念!
というルールに従えば、自殺以外にやりたいことがない=自分の一番やりたいことが自殺であるとき、自殺はやり残さなければいけないので、死ねません。
ですから死にたいのであれば、「自殺よりもやりたいこと」を見つけなければいけませんが、「自殺よりもやりたいこと」を見つけたとして、今度はその「自殺よりもやりたいこと」がルールによって制限されるため、その生殺しの状態で自殺ができるのかといえば、できません。
だって「自殺よりもやりたいこと」を言い換えれば、「死ぬ前に絶対やりたいこと」であり、「死ぬ前に絶対やりたいこと」を体験する前に死を選ぶことは矛盾しています。
よってそこで易々と死ねる人間は、「自殺よりもやりたいことを見つけた」というのが嘘で、依然としてやりたいことランキング第一位に「自殺」があり、「一番やりたいことをやり残す」ルールを破ったというだけの話です。
では本当に「自殺よりもやりたいこと」を見つけた人間がどうするのかといえば、「自殺よりもやりたいこと」をやるために、さらにその上をいく「自殺よりもやりたいことよりもやりたいこと」を見つけるべく、生きるほかありませんし、さらにその「自殺よりもやりたいことよりもやりたいこと」をやりたければ、「自殺よりもやりたいことよりもやりたいことよりもやりたいこと」を見つけるために、生き続けるしかないでしょう。
そしてこのループを繰り返している限り、視野は広がり、人生は充実してしまい、永遠に自殺にはたどり着かないって寸法です。
やばい、完璧すぎる(自画自賛)……!!
やりたいことランキング
というわけで、自殺ができなくなるたったひとつのルールは、
です。
まあ別に、ひとつのルールで自殺を禁止するだけなら、
とでも制定すればいいだけなんですが、それでは視野も広がりませんし、人生も停滞したままで、思考も停止したままでしょう。
でもそこで、「自分が一番やりたいことをやり残すこと」と言い換えれば、
という疑問に目を向けられます。
それと同時に、
という悩みも生まれるかもしれませんが、でもその悩みと向き合えば、「なにもない」んじゃなくて、「なにも知らない」だけだってことがわかってくるはずです。
じゃあとりあえず、回らない寿司屋にでも入って、食べたこともない極上の寿司でも食べてみれば?
ちなみに「お金がない」とかは言い訳に逃げているにすぎず、食い逃げでも借金でも食べることはできます。
それで「極上の寿司を食べること」と「自殺」を比べてみて、どっちが勝つのか考えてみればいい。
さらに勝ったほうより強いなにかがないか考えてみればいい。
そうして試行錯誤を続けていれば、いずれ本当に心の底から自分のやりたいことや、そのきっかけを掴めます。
たとえば寿司に惚れ込んでしまったなら、寿司職人を目指すなり、漁師を目指すなり、寿司評論家を目指すなり、いろいろありますし。
でもそれを自主規制するとなったら、思い残すことがありすぎて、死んでも死にきれませんよね?
つまり、死ねないというわけです。
でもそこで助け船をだすとするなら、どうせ人間は最後には死ぬんですから、とりあえず「やりたいことランキング」第一位には、
とでも設定しておいて、それは最期に取っておくとして、ひとまずはランキング二位以下に邁進するぐらいがちょうどいいのかもしれませんね。
もちろん、第一位と矛盾する行為はランキングから弾かれますので、「やりたいことランキング」を作成する際はご注意を。
以上。
THIS IS THE ANSWER.