本気を出す宣言をする人間って、失敗しまくってない?
- 新年
- 新年度
- 新学期
いずれにしても、新世紀や世紀末のような区切りは、なにかが始まりなにかが終わる象徴になりますよね。
かくいう私も、当ブログ「アンサーソング。」について、
って感じでした。
しかし、人の目(自分の目を含む)を気にするわりに、自分の見積もりが甘すぎることに気づきました。
そのことに気づいていない人間の計画は、目に見えないトラブルで終わるでしょう。
では以下目次です。
本気を出す宣言とは?結果を出していない言い訳
まだ自分は本気を出していません、なんなら本気を出す準備もしていません、だから結果も出していません。
ほら自分、いまなにもやっていないでしょう? 本気を出していないんですよ、あえてね。
でもこの「本気宣言」によって、さらに結果は出しにくくなります。
「将来本気を出す」と謳う人間が、それ以前から本気で準備を進めている道理はありません。
そして「宣言」や「予告」は、周囲へのアピールです。
周囲へのアピールは、人目を気にするということです。
計画を前倒しすれば嘘つきになり、こっそり人目を盗んで準備を始めても嘘つきになります。
だれだって、「全然勉強してないわ~」とかいいながら、こっそり勉強しているガリ勉みたいにバカにされたくはありません。
なにより、「人目」には自分の目も含まれるため、自分で自分をそんなふうに評価したくはありませんよね。
本当なら「目に見える成果」を見せるのが一番ですが、本気を出してすぐに結果を出せる人間なんて、一握りの強運か天才です。
さすがにそれは周囲もわかってくれるでしょう。
が、
大抵の人間は、目に見えるものだけを見ています。
わかりやすいところだけを理解した気になります。
たとえば、
再生時間10分の動画がアップロードされたとして、「だからその動画の製作時間は10分ぐらいだ」と考える人間は、本当にいます。
「ゆって、1時間ぐらいでしょ?」と考える人間も本当にいます。
その動画の裏にある、企画立案・撮影機材・編集作業など、目に見えない努力は見えていません(だから、YouTuberは楽をして稼いでいる、などという謎の嫉妬を受けています)。
- 食べ物……食材の仕込みや調理過程
- ライブ……会場の設営やリハーサル
- 接客業……研修やロールプレイング
それぞれの「完成品」には、「完成に至るまでの目に見えない過程」が存在します。
でも、そこまで見えている人間は少ない。
「本気宣言」をしてしまうと、そういう大衆の目も意識しなければならないため、
アホでも愚鈍でも、1票は1票……評価する権利を持っている以上は、そういうことになります。
「本気を出す!」という宣言には、「本気を出せば自分はもっとやれる!」という虚勢が含まれているわけですから、軽んじられるのは許せませんよね。
目に見える努力とは?目に見えない努力との違い
でもそれはただのパフォーマンス、アリバイ作り。
守れもしない公約を声高に叫んで、目立つことだけが取り柄の無能な政治家と同じ。
往々にして、成果に繋がるような努力は、人目に触れない地道な作業の積み重ねです。
でも私は、できるつもりでした。
元号が変わる1週間前とかにブログを始めて、元号が変わったら毎日投稿をするつもりでした。
危なかった……私のブログは、わけあって(ドメインは早い者勝ち!)開設が1ヵ月ほど前倒しになりましたが、それがなければ私の「本気宣言」は速攻で頓挫していました。
- レンタルサーバーを借りる
- WordPressのインストール
- WP用のプラグインを選定
- WP用の外部ツールを選定
- プラグインのインストール
- WPテーマのインストール
- 内部機能や基本項目の設定
- 外部ツールとの連携や設定
- デザイン、画像、追加CSS
- 設定・設定・設定・設定……
↑こういう「目に見えない努力」、全部初めてだけど、1週間もあれば全部クリアできると思っていました。
1週間もあれば、あとは記事を書くだけの状態に持っていけるだろうと。
でも現実はというと、
ブログ開設が前倒しになったため、別件で忙しかったのもありますが、それでも時間がかかりすぎです。
つまり、ブログだけに本気で集中したとしても、1週間で「あとは記事を書くだけの状態」に持っていくのは無理でした。
私が初めて「meta description(メタ・ディスクリプション)」という言葉を覚えて設定していたら、どういじっても設定が反映されなくて、
~後日~
みたいなことが、実際起きます(起きました)。
そうして私が無駄にした時間は、「目に見えない努力」に分類されるため、評価対象ではありません(私がこうして言語化しなければ、だれにも知られることはなかったでしょう)。
これも勉強だ、と主張しても、傍目からはサボっているようにしか見えないので、
と、自分の評価が「口だけ野郎」に近づくだけです。
これが漫画とかなら、人知れず積み重ねた努力や実力を解説してくれるキャラがいます。
でも現実には、
と、わかってくれる人は極めて稀です(あるサイトを訪問したとき、わざわざソースコードを表示させて、メタ・ディスクリプションの設定をチェックする人間が何人いるでしょうか?)。
目に見える努力……ブログなら投稿記事がなければ、なにもしていないと判断されます。
しかし、目に見えない努力……メタ・ディスクリプションの勉強を怠れば、その分だけ成果は遠のきます。
「本気」は見えるか?目に見えない努力こそ本気
- 目次機能の設定
- リスト機能の設定
- 吹き出し機能の設定
「吹き出し機能」ひとつ取っても、カラーコードと見え方のチェック、リネームやリサイズやAltタグの設定にWebpへの対応など……。
「目に見えない努力」をする余地は、いくらでもあります。
こうした努力を抜きに、未熟なブログで未熟な記事を量産したところで、
「本気」を換言すれば「最早此れ以上の成果は望めません」で在って別に目次無しで装飾無しで文章だけで勝負するスタイルの特にスマホで閲覧すれば画面が文字で埋め尽くされて画面真っ黒になるタイプのブログを批判する訳では在りませんが何故なら其れは個人の価値観で在って当ブログの様に区点毎に改行を入れたりいらすとや様のイラストを記事毎に無料で使用可能な二十種類上限迄使い切ったりする様なブログの方が読み難いと云う意見も在るでしょう先ず其の所為で頁が重いしとは云え私は頁の軽量化が正義と云うGoogle的な検索ヱンジンの風潮は如何な物かと思うし幾ら文章を短縮出来ると云っても事前に句読点や改行や漢字の変換や平仮名に開く目安等を設けて居なかったが為に句読点無し改行無し漢字の変換も目茶苦茶に量産された文章を「本気」と受け取る事は困難でしょう。
そうして、未熟なブログで未熟な記事を量産して得られる評価は、
さて、許せるでしょうか?
自分の本気が、この程度の評価に甘んじるなんて、絶対に許せないし認めるわけにもいきませんよね。
でも、低評価のレビューは、ほかならぬ自分の内側から聞こえてくるのです(いわれなくてもわかってるよ)……というわけで、
低評価は認めざるをえないけど、それは本気を出していないからということになります。
「その人が本気を出したかどうか」は目には見えないので(だから本当は、他人の目なんか気にせず、目には見えない努力を本気で継続するべきなのですが)、ゴールポストは動かし放題!
あとは話が早いですよね、有言実行あるのみです。
まとめ:「本気宣言」で失敗しないための方法!
- 「本気を出す宣言」は、現在結果を出していない&準備を始めていない言い訳
- 「本気宣言」は、「目に見えない努力」を計算していないため、失敗しやすい
- 「本気」は目に見えないのに、他人の目や評価を気にする矛盾こそ諸悪の根源
以上です。
ここまで見てきた過程こそ、「本気を出す宣言」が失敗する理由です。
「本気宣言」をしなければ、「本気宣言」で失敗することもありません。
簡単なロジックです。
でもそれじゃあ、成功もないじゃないかという話ですが、成功させたいのは「本気宣言」じゃありませんよね。
人知れず、黙々と、成功するための努力を積み重ねればいいのです。
そして、結果を出してから「結果報告」をすれば、完璧に成功者です。
それでも、どうしても、「本気宣言」を成功させたい場合、
もちろん嘘がバレれば、この例では「妊活詐欺」とかバカにされて一生晒されるので、オススメはしませんが。
以上、ちなみにここでこっそり、絶対に嘘がバレない方法を教えます。
嘘をつかなければいいだけですよね(簡単なロジック)。