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【批判と誹謗中傷】「藁人形論法」が正当化される言論の未来!

誹謗中傷のレッテル貼りで批判を封殺できれば、自身の過失や責任への追求を免れながら迷惑行為や炎上商法などが行えます。


炎上商法安田尊@炎上商法を謳うブログ。
だから最近は、「誹謗中傷」「誹謗中傷」連呼している、虚言癖の芸能人や炎上系インフルエンサーが目立ちますよね。
Question安田尊@Questionを謳うブログ。
ん……? ちょっと待って、その「虚言癖の芸能人」や「炎上系インフルエンサー」って、具体的にはだれのこと?
Answer安田尊@Answerを謳うブログ。
スラップ訴訟(言論弾圧目的の恫喝訴訟)対策として、実例や具体例はお答えできません

さて、上記のアンサーは、典型的な「藁人形論法」です。

これまでの言論の慣例に従えば、こうした実例や具体例が伴わない架空の人物(藁人形)をあげつらう低能は、恥とされてきました。

しかし昨今、特定の個人に対する誹謗中傷が強く曖昧に取り締まられる傾向にあり、

  1. 批判
  2. 誹謗中傷

の明確な線引きが示されない社会では、


藁人形論法安田尊@藁人形論法を謳うブログ。
特定の団体名や個人名を用いた批判は、スラップ訴訟に巻き込まれるリスクがあるため、「藁人形」を相手に批判します
正当化安田尊@正当化を謳うブログ。
↑これ、正当化されちゃうよね?(だって「あなた……藁人形A」は、「私……藁人形B」がスラップ訴訟に巻き込まれても助けてはくれないし、それなら「私」は自衛するしかないでしょう)

さて私たちの社会は、特定の個人の利益を優先するあまり、不特定多数(藁人形)への不利益をばらまいてしまうのでしょうか?

私はワクワクしながら見守っています。

というわけで本記事では、この言論社会を見守るための要点、

  1. 「藁人形論法」とは、相手の主張を曲解したり、架空の人物を相手に反論する手法
  2. 「誹謗中傷」とは、法的には特定の相手に対する悪口で、有罪無罪の線引きは曖昧
  3. 「誹謗中傷」やスラップ訴訟を確実に回避する際、「藁人形論法」が正当化される

以上を解説します。

では以下目次です。

「藁人形論法」の意味は?想像上の存在と戦うお人形遊び


藁人形論法安田尊@藁人形論法を謳うブログ。
まず「藁人形論法」とは、現実逃避論法であり、大きく分けると以下の2点の特徴を持ちます

  1. 相手の主張を曲解し、自分が反論しやすい形に改変した上で、反論する
  2. 架空の主張や架空の人物を創作し、反論可能性を封じた上で、論破する

本記事で扱うのは②、「架空の主張や架空の人物を創作」パターンです。

架空の人物を創作してしまえば、その人物から反論が飛んでくることはないため、反論可能性を封じられますよね。

たとえば、


Aさん(アラフォー)安田尊@Aさん(アラフォー)を謳うブログ。
「Aさん」は虚言癖で、だから四捨五入すれば40歳にもなるのに、結婚経験ゼロの惨めな負け犬です

と私がいっても、この「Aさん」は私がいま3秒で考えた藁人形なので、「Aさん」が私に反論をする可能性はゼロです(小説家や漫画家がいうように、勝手にキャラクターが動かない限り)。

さらにこの藁人形を複数用意すれば、


藁人形論法安田尊@藁人形論法を謳うブログ。
私が知っている「虚言癖の有名人」って、全員結婚に失敗していて笑える。やっぱり結婚で大事なのは、誠実な性格よね

などと、私はあたかも複数のサンプルがあるように見せかけ、「虚言癖は結婚で失敗する」説を提唱することができます。

さてしかし、ここで実名や芸名が出ていないことに疑問を感じた言論人は、こう訊ねるでしょう。


診断安田尊@診断を謳うブログ。
まさかとは思いますが、この「虚言癖の有名人」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか

私は反論できません、なぜなら「虚言癖の有名人」は、私がさっき3秒で考えた藁人形である。名前はまだ無い。

ただし、


情報ソース安田尊@情報ソースを謳うブログ。
ありますよ。ちょっと待ってくださいね

といって急いでググって該当する有名人を探し出して反論する……ということもあるかもしれませんが、そんなことをするぐらいなら最初から探しておいて名前を添えておけばいいのです。

最初から実例や具体例を提示しておけば、


藁人形論法安田尊@藁人形論法を謳うブログ。
藁人形論法

の誹りを受けることは免れますし、不要なやりとりをカットできます。

だからこれまでの言論では、自身の主張と、自身の主張を裏付けるソースは予めセットで語るのが常識であり良識でした。

さてしかし、


Question安田尊@Questionを謳うブログ。
実例や具体例を提示することが、「誹謗中傷」として訴訟リスクになればどうでしょうか?

「誹謗中傷」の意味は?法的には侮辱罪または名誉毀損罪


誹謗中傷安田尊@誹謗中傷を謳うブログ。
誹謗中傷」とは、法的には「侮辱罪」または「名誉毀損罪」で、以下の2種類の特徴を持ちます

  1. 侮辱罪……公然と、個人や団体名を特定した上で、事実に基づかない過度な悪口を言い触らす
  2. 名誉毀損罪……公然と、個人や団体名を特定した上で、事実に基づいて他人の名誉を傷つける

で、


Question安田尊@Questionを謳うブログ。
この「過度な悪口」とか「名誉を傷つける」って、具体的な線引きはあるの?
Answer安田尊@Answerを謳うブログ。
ありません。
無罪安田尊@無罪を謳うブログ。
たとえばあるクリエイターは、SNSで「死ね」と送ってきた相手に発信者情報開示請求訴訟を提起して、棄却されています

「死ね」といわれたのに、侮辱罪で争う以前に、争う相手を特定する段階で門前払いを受けているわけです。

この時点で、

  • 「悪口」
  • 「侮辱」

などを辞書で引く意味はないとわかりますよね。


Question安田尊@Questionを謳うブログ。
でも「死ね」が許されるなら、もはや「言論の自由」は完璧に守られているといえるのでは?
Answer安田尊@Answerを謳うブログ。
という単純な話ではなく、「死ね」が許されないケースもあります。

その発言が合法的か違法的であるかは、

  • 発言に至った経緯
  • 発言の頻度や期間
  • 受忍限度(社会通念上、常識的に考えて我慢できる範囲)を超えたか

など、多角的な要素で判断されます(じゃあその「社会通念」とか「常識」とかはどう判断するのって、明確な基準はありません。裁判官や裁判員次第でしょう)。

だから実際、一般的には「死ね」より傷つかない言葉(たとえば、ひらがなでふわふわ優しい印象の「しね」)でも、訴えが認められたケースもあります。

「批判」と「誹謗中傷」の違いも同様で、


判決安田尊@判決を謳うブログ。
その発言が「有罪」か「無罪」かは、実際に裁判で争い、決着がつくまでわかりません
無罪安田尊@無罪を謳うブログ。
だから法律の専門家である弁護士が、「これは勝てる!」とイキって訴訟を仕掛けたのに、普通に棄却されて敗訴していたりするわけです。
勝訴安田尊@勝訴を謳うブログ。
かと思えば、同じような3件のケースで2連敗したあと、なぜか1勝していたりもするわけです。

ということは、明らかに異常な(1年以上毎日ストーカー的メッセージを発信し続けているような)ケースを除けば、自分の発信に対して裁判を起こされたとき、


運ゲー安田尊@運ゲーを謳うブログ。
それが「合法的な個人の感想」と判断されるか、「違法な侮辱」と判断されるかは、運ゲーであり
裁判官ガチャ安田尊@裁判官ガチャを謳うブログ。
正当な批判」と判断されるか、「不当な名誉毀損」と判断されるかも、裁判官ガチャの結果次第

スラップ訴訟安田尊@スラップ訴訟を謳うブログ。
だから悪質なインフルエンサーや悪徳弁護士は、ガチャ感覚で手当たり次第にスラップ訴訟を仕掛けることもできます。
迷惑活動家安田尊@迷惑活動家を謳うブログ。
誹謗中傷を苦に自殺した赤の他人に便乗して、まるで自分が訴訟代理人であるかのように、被害者ぶりながら他人を攻撃する迷惑活動家もいます。

勝訴安田尊@勝訴を謳うブログ。
そして自分がスラップ訴訟に巻き込まれたとき、最終的には裁判に勝利して、自分の主張が「正当な批判」であることを証明できるとしても、
負け安田尊@負けを謳うブログ。
裁判を争う負担自体が、負けみたいなものです

まさにスラップ訴訟とは、そうした時間的・金銭的負担を嫌がらせに用いて、言論を封じる手法です。

となれば、金と時間が有り余っている一部の暇人以外は、スラップ訴訟を回避したいですよね。

しかし同時に私たちは人間であり、虫や植物みたいに黙ったり、AIみたいに綺麗事しか喋れなかったりするのも嫌でしょう。

つまり、Q&Aはこうです。


Question安田尊@Questionを謳うブログ。
「悪質なインフルエンサーや悪徳弁護士」、「迷惑活動家」って、具体的にはだれ?
Answer安田尊@Answerを謳うブログ。
スラップ訴訟対策として、実例や具体例はお答えできません

まとめ:スラップ訴訟対策として正当化される藁人形論法


まとめ安田尊@まとめを謳うブログ。
それではおさらいも兼ねて、ここまでの要点を3点でまとめます。

  1. 「藁人形論法」とは、相手の主張を曲解したり、架空の人物を相手に反論する手法
  2. 「誹謗中傷」とは、法的には特定の相手に対する悪口で、有罪無罪の線引きは曖昧
  3. 「誹謗中傷」やスラップ訴訟を確実に回避する際、「藁人形論法」が正当化される

以上です。

こうして「特定の個人」に対する批判が封じられれば、批判対象である特定個人の代わりに、


藁人形論法安田尊@藁人形論法を謳うブログ。
「特定の個人が属する抽象的な集団」が、「藁人形」としてまとめて、低解像度サンドバッグにされる

でしょう。

たとえば、


芸能人安田尊@芸能人を謳うブログ。
芸能人
独身者安田尊@独身者を謳うブログ。
独身者
田舎者安田尊@田舎者を謳うブログ。
田舎者

といった集団の評判や名誉が身代わりになります。

現状における日本の法律では、これらの曖昧な集団は保護されていないため、


芸能人安田尊@芸能人を謳うブログ。
アイドルはバカの職業!
独身者安田尊@独身者を謳うブログ。
子無し女は価値がない!
田舎者安田尊@田舎者を謳うブログ。
かっぺは東京にくるな!

無罪安田尊@無罪を謳うブログ。
といっても、誹謗中傷やヘイトスピーチとして、法的に処罰されることはありません。

私があるテレビ番組を観ているとして、その番組は毒舌家として有名な芸能人がメインを張っていて、


毒舌芸人安田尊@毒舌芸人を謳うブログ。
わたしの番組なんて、暇なクズと貧乏人しか観てないわよ(笑)
無罪安田尊@無罪を謳うブログ。
と罵っても、「この私(特定の視聴者個人)」に対する誹謗中傷とは認められないのと同じです。

私はこの誹謗中傷のシステム、

  • 特定の個人を傷つけるのはアウト
  • 不特定多数を傷つけるのはセーフ

って謎理論、


有罪安田尊@有罪を謳うブログ。
むしろ「不特定多数の人間をまとめて傷つける言葉」のほうが有害だし、重罪にするべきでは??
被害者仕草安田尊@被害者仕草を謳うブログ。
たとえば有名人は、「1人1個の石でも、私たちは何百人何千人から石を投げられてツラいの!!」
インフルエンサー安田尊@インフルエンサーを謳うブログ。
っていうけど、それっておまえが何百人何千人に石を投げたから、やり返されているだけだよね?

って思いますけど、残念ながら現状の法律や倫理観は、こうした価値観を採用していません。

むしろ、保護された個人から、保護されていない不特定多数への攻撃を推奨する傾向にあります。

であれば、昔なら「主語がデカい!」と怒られていたような言論も、


Question安田尊@Questionを謳うブログ。
主語を絞れば「誹謗中傷」なんだが?
正当化安田尊@正当化を謳うブログ。
あなたは「誹謗中傷」を推奨するの?

と反論されれば、怒るに怒れず、引き下がるしかない未来がやってくるかもしれません。

さあ、言論界の明日はどっちでしょう。

以上、ちなみに名指ししていなくても、状況証拠や情景描写で特定できれば「藁人形」にはならないので気をつけてくださいね(たとえば「answersong.comの管理者はバカ」といえば、該当者は私ひとりであり、名指ししているのと同じです。私を曖昧にバカにする場合は、「雑記ブロガーはバカ」とか、特定できない感じで表現しましょう)。

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