人生において悩みは付きものであり、尽きないものでもありますが、悩むたびに相談相手を探したり、変えたりしていては時間の無駄です。
じつは、すべての悩みは、
という悩みを解決しておけば、解決します。
悩んだとき、その人に相談すれば済む話です。
今回は、そんな一生モノの相談相手を見分ける方法についてご紹介したいと思います。
すぐに会いにいける
現代はSNS全盛期であり、連絡を取り合うのに物理的な距離はさほど問題にならなくなりました。
しかし、文字や音声、動画だけで交わすコミュニケーションには、情報量が大幅にカットされる、という欠点があります。
たとえば、
- 人の温もりが伝わりにくい
- 親近感が得がたい
握手もできないわけですから、当然です。
では相談において、握手が可能かどうかは重要でしょうか?
重要です。
たとえアドバイスの内容が同じでも、文字だけで伝えられるアドバイスと、直に手を握ってもらいながら伝えられるアドバイスには、満足度や納得度、そして信頼度に雲泥の差が生じます。
そのアドバイスが正しいとして、しかし満足感や納得感が得られなかった、信頼感もあるかどうかわからない、となれば、結局のところ不安感に襲われ、また別の人に相談したくなるでしょう。
文字メインのブログでこんなことを書くのって正直自爆行為なんですが、でも事実です。
相談相手は、すぐに会いにいける人が一番です。
本音を引きだしてくれる
さて次に、前の項目でも「目を見て向き合い」と少し触れていますが、ここを掘り下げます。
相談相手は、ただ会えるというだけでは失格です。
そういう人間は、たとえ相談内容をきちんと聞いていて、なおかつ適切なアドバイスをするべくメモや調べ物をしているのだとしても、相談相手失格です。
相談の基本は、相見えること。
「悩み」をパソコンやスマホの画面で処理するのであれば、自分で検索したり、SNSを利用したりで事足ります。
しかし、「悩み」とは往々にして、自分でも問題の本質や、どうしたいのかがわかっていないことが多いものです。
自分でわかっていないことを自分で検索したり、解決したりすることはできません。
メモや調べ物は、そのあとにすればいい話です。
「悩み」に対処するのではなく、「悩みを持つ自分」に対応し、受け入れてくれる人。
そういう聞き上手な人のほうが、相談相手には相応しいとは思いませんか?
答えを押しつけてこない
ところで前項目ですが、「思いませんか?」と、疑問文で締めくくっています。
押しつけないとは、そういうことです。
悩みを明確にしたり、解決策を模索したりする際、
と、アイデアやアドバイスを押しつけてくる相談相手は、もちろんアウトです。
と提案してくれたり、選択肢を与えてくれたりして、あくまで答えへと導いてくれる人が望ましいですね。
なぜならこれも、相手に答えを押しつけられるより、ちゃんと話し合い、最終的には自分で答えを選んだほうが納得できるからです。
ちなみに当ブログでは、当記事でもすぐ上で、
などと断言していますが、当ブログはセーフです。
なぜなら当ブログは個人運営であり、あらゆる記事は個人的見解であり、
という前提を、サイトポリシーで示しているからです。
ゆえに、じつは疑問文で終わらずとも、同意するかどうかは読者のみなさまに委ねられています。
守備範囲が広い
そして相談相手とは、相談を受けてくれる相手です。
であれば、「相談内容」こそがボールであり、そのボールが火の玉ストレートでも、カミソリシュートでも、魔のナックルボールでも、キャッチしてくれる相手が理想です。
とはいえ、理想は理想。
ノーバン始球式からライ麦畑の崖から落ちそうな子どもまで、すべてを完璧にキャッチできる捕手はいません。
が、問題はキャッチできるかどうかではありません。
姿勢です。
キャッチできないならキャッチできない、それは仕方のないことです。
ただしそこで、
- キャッチできないのにキャッチするふりをする人間
- キャッチできないからキャッチすることを諦める人間
- キャッチできないけどキャッチするにはどうすればいいか考えてくれる人間
何番とキャッチボールをすべきかは、明白ですね。
守備範囲とはそういうことです。
そして守備範囲にはもうひとつの意味があります。
一生モノの相談相手を見分けるということは、一生付き合える人間を見分けるということでもあります。
長いお付き合いができる相手かどうかも、見極めましょう。
そのための判断基準は、すでに記したとおりです。
まとめ
一生モノの相談相手とは、
- すぐに会いにいけて
- 打ち明け話ができる
- 無理強いしてこない
- 一生付き合える人間
です。
そして付き合いとはキャッチボール、つまり、
であるということは、忘れないようにしたいものですね。
以上。
THIS IS THE ANSWER.