嘘つきだから。
いますぐできないなら「いつでもできる」は嘘
そもそも「いつでもできること」などこの世には存在しません。
存在するとすれば、認識を違えた人間の頭のなかだけです。
したがって頭のなかで「いつでもできる」などと思わなければ、「いつでもできること」は消滅します。
ネット上には漫画「美味しんぼ」の有名なセリフとして、
トンカツをな、
トンカツをいつでも
食えるくらいに
なりなよ。
えら過ぎもしない
貧乏過ぎもしない
ちょうど
いいくらいって
とこなんだ。
というものが出回っていますが、もちろん「トンカツをいつでも食える」なんて幻想です。
その証拠に、「うまい棒」ですら「いつでも」は食べられません。
うまい棒をいつでも食えるくらいになれるか?
日本で40年以上愛され続けている、日本人ならだれもが知っている国民的駄菓子です。
あの「ドラえもん」のパクリ「うまえもん」が印刷されているパッケージを破いたことがない日本人はいないといっても過言ではありません。
さて、そんな国民的駄菓子「うまい棒」ですが、いつでも食べることができるでしょうか?
うまい棒、食べられますか?
おそらく、相手が「うまい棒」関連会社の御曹司や令嬢でもない限り、不可能ではないでしょうか?
というか、うまい棒に囲まれて育った御曹司や令嬢だとしても、高級レストランの前菜にうまい棒を見せつけられるのは嫌でしょう。
うまい棒を食べながらプロポーズをされるのも嫌なはずです。
いくらうまい棒が棒状だからって、バーでうまい棒を食べる相手には幻滅せざるをえません。
うまい棒を食べた口でキスをされるのも最悪です。
でも行為後にうまい棒を食べ始める人間は、タバコを吸い始める人間よりもっと最悪です。
それでも相手がすべてを許してくれるとしても、寝ている間にうまい棒を食べ始める人間がいたら、深刻な夢遊病が疑われるため病院を紹介せざるをえません。
それとついでに、味覚の異常に関連する病気も診てもらったほうがいいでしょう。
味覚が正常なら、流石に最高級A5ランク和牛サーロインステーキを味わう直前にうまい棒で舌を鈍らせるような愚の骨頂には至りません。
つまり私たちは、たとえいつでも食べられそうな安価な駄菓子であっても、高級食材と一緒に食べることは許されないということです。
それはとりもなおさず、うまい棒がいつでもは食べられないことを意味しています。
ましてやトンカツなんて、いつでも食べられるわけがありませんよね。
いつでも書けそうなこともいつでもは書けない
ところで私がなぜこんなにも「いつでも」を敵視しているのかといえば、自分への戒めだからです。
私はまさに当ブログ「アンサーソング。」の運営において、
この「恋愛と結婚」カテゴリーは、当ブログ初期に投稿した「人生」カテゴリーの恋愛と結婚関連の記事が2つ同時に人気記事ランキングにランクインしたため、「人生」カテゴリーから分離して創設したものです。
ぶっちゃけ恋愛も結婚もリアルでそれなりに相談を受けたり答えたりしているので、カテゴリー化してもいつでもいくらでもQ&Aが書けるという自信がありました。
実際人気記事ランキングに入った2記事はぱぱっと書いたのを覚えています。
しかしその後は、いつでも書けるぐらい優先順位が低いからこそ、全然真面目に記事を入れていません(「恋愛と結婚」関連の2記事が速攻で人気記事ランキングから消えたのも影響していますが)。
以上を私は反省しなければなりません。
人間は変化する生き物です。
あれだけ好きだった結婚相手と、離婚をするカップルが後を絶たないのは言うに及ばず。
うまい棒だって、子どもの頃はあんなに好きだったのに、成長するにつれて興味が薄れていきます。
お金が稼げるようになれば、うまい棒より最高級A5ランク和牛サーロインステーキが食べたくなります。
年を取りすぎれば、A5の脂が無理になり、肉のランクを落として脂の量も落としたりします。
なのに、
いつでもできるなら、いますぐやっておくべきなのです。
いつでも書けるなら、いま書かなければなりません。
いますぐできないなら、「いつでも」は嘘です。
まとめ:いつでもできるなら最優先でやるべき
ではまとめますが、私がいいたいことは完璧に一言で言い表せます。
以上です。
本当にいつでもできるなら、最初に最速で最短でやりましょう。
最優先でできないなら「いつでもできること」ではないので、「やれるとき」をちゃんと計画して実行しましょう。
終わり!
THIS IS THE ANSWER.