【陰湿】悪口を言わない人間がキモい理由！京都人と同じだから！

悪口を言わないとかって自分ルールを定めている人、だいたい自縄自縛でキモいことになってるよね。

最近、ネット上の悪口やディスや煽りについて問題視されることが多くなりました。

もちろん、法律違反の過度な誹謗中傷については取り締まられるべきです。

しかし、そうした線引きをせず、軽微なものから過激なものまですべて、

と、自分ルールを設けたり、あるいは他人にも強要する人間も増えています。

具体的には、

• バカ
• アホ
• クソ
• ゴミ
• クズ

といった罵詈雑言、汚い言葉を封印しようというわけです。

で、その結果なにが起きているのかというと、

• バカ
• アホ
• クソ
• ゴミ
• クズ

と同じ意味の言葉を、遠回しに表現するようになるんですよね。

ってことを本記事では記していきます。

では以下目次です。

京都人のキモさとは？嫌味な批判をする意地悪さ

これが日本の歴史において、世間で語られてきた事象の現代風解釈です。

ステレオタイプな京都人の特徴といえば、

• 本音を話さない
• 言葉に裏がある
• 陰湿な言い回し

日本で生まれ育った方なら、だれもが1度は見聞きしたことのあるイメージでしょう。

よく例え話として用いられる言い回しには、

などがあります。

「ぶぶ漬け」は白米と漬物のお茶漬けで、昔はお酒などを飲んだあとのシメ料理として定番だったそうです。

そのため、

という意味だそうです。

また「いい時計」は、相手の腕時計が高級だとかセンスがいいだとか褒めているわけではなく、

という意味だそうです。

さらに「元気なお子さん」も、もちろん元気なお子さんを微笑ましく見守っているわけではなく、

という意味だそうです。

なお、すべて伝聞調なのは面白半分、話半分で語られている例であり、

するからです。

現代の京都生まれ京都育ち京都市民の私は、1度も使ったり使われたりした記憶がありません。

が、こうした例がいくつも語られるのは日本のなかでも京都特有の現象であり（京言葉、京都弁とさえいわれます）、

といえば、一般的には上記のような意地悪（いけず）で皮肉的な毒舌を吐いてくる気味の悪さを指します。

悪口を禁止すると？京都人みたいな皮肉屋になる

京都人がストレートな物言いをしない理由はいくつか考察されていますが、

• ストレートな表現を避けることで無駄な争いも回避している
• 相手を傷つけないように最大限の思いやりと配慮をしている
• （アメリカ人等と比べて）日本人の奥ゆかしさを極めている

以上のような理由を一言でまとめれば、

んですよね。

でも悪口を封印したところで、悪口をいいたい場面は封印できませんよね。

Twitterのクソリプは「クソ」以外のなに？

です。

あらあら、「クソ」だなんて汚らしい言葉が混じっていますね。

いらすとやさんの「酷いリプライを飛ばす人のイラスト」では、

と説明されていますが、この「クソリプ」というワード自体、

• 「相手を傷つける」
• 「酷い内容」

という条件を満たした汚らしい罵り言葉であり、れっきとした悪口です。

したがって、

しかし現実には、今日もたくさんのクソリプがゲロゲロと吐き散らかされていますよね。

そんなクソリプをすべて無視することは、並大抵の人間には不可能です。

クソリプには文句をいいたくなるのが人情です。

なぜって、

クソには「クソ」といいたくなるのが人間でしょう。

しかし、

ではどうすればいいのか？

それを「クソ」とか「ゲロ」とかいう汚らしい言葉を使わずに、どう表現するのか？

華麗に綺麗に、しかし「クソだよ」というにはどうすればいいのか？

とかは丁寧ぶった人間の常套句ですよね。

でも「心無い」って、冷静に考えれば「心が無い」って、心を持った人間に対する最大級の侮辱ですよね。

私はこれ以上の侮辱表現を知りません。

だから「心無い」とかもNGにするとして、どう表現すればいいのか？

んですよね。

だから悪口を封印してしまった人間は、表面上は美しい、優しい言葉を使います。

でもその言葉の裏には、どろどろした陰湿な意味を込めるようになります。

キモくない？

私も上記のような表現はしますし、皮肉的な言い回しすべてがキモいとは思いません。

むしろ表現方法にバリエーションがあるのは好ましいことです。

でも逆にいえば、迂遠な表現しかできない人間はジメジメしていてキモいよねって話です。

遠回しな悪口は公然と陰口を叩いているのと同じ

• 本人がいない場所で、その人への陰口を叩くこと
• 本人はいるが、伝わらない方法で悪口を喋ること

上記は、本質的には同じです。

だからどちらも舌に乗ったウジ虫みたいな腐った性根が見透かされて、

と思われるわけです。

たとえば本当に京都人が、だれも傷つけない思いやりに満ちた優しい言葉遣いをしていたなら、

• 本音を話さない
• 言葉に裏がある
• 陰湿な言い回し

などといったネガティブな評価は受けていないはずです。

でも現実には、ネガティブな評価を受けています。

人間が言葉によって傷つくときは、厳密には「言葉」単体に傷つけられているのではありませんよね。

「言葉が持つ意味」や「言葉を発した人間の意図」によって傷ついているはずです。

ですからたとえ、一見すると人畜無害な言葉でも、

裏側に秘められた「相手を傷つける意味」が露見したなら、当然相手は傷つくでしょう。

したがって、ここでいう「京都人」は、「陰口を叩いていたのがバレた人」と同じです。

その京都人と、やっていることが同じな人……。

と、清廉潔白な人間を気取りながら、やっていることは公然と陰口を叩いているだけの陰湿な人……。

はっきりいってストレートに口が悪い人より性質が悪いし気味悪いし、キモすぎるよね。

まとめ：悪口を言わない人間が信用されない理由

1. 京都人の言葉遣いがキモい理由は、言葉の裏に悪口が隠れているから
2. 悪口を封印した人間は、京都人と同じような言葉遣いになってしまう
3. よって悪口を封印した人間は、京都人と同じようにキモくなっている

以上です。

最後に余談として、

と、よくいわれますよね。

このセリフをより深く言語化すれば、

です。

本記事でも散々「気持ち悪い」とか「キモい」とか書いてきましたが、ではキモいからなんだといわれれば、キモいこと自体が有害です。

たとえば世の中には、キモいこと以外に害がない、

と呼ばれる虫がいます。

不快害虫は、人間に生理的かつ精神的な苦痛を与えることを除けば、特筆すべき害はありません。

しかしそれだけの害で、人間からは蛇蝎の如く嫌われていますよね。

「蛇蝎」は人間に対しても有毒なヘビ（蛇）とサソリ（蝎）のことですが、

などは時として、有毒なヘビやサソリ以上の不快さをもたらします。

同様に、本音を明かさない人間や、腹を割って話すことができない人間のキモさは、

ことが多々あります。

だからこそ、

と、大昔から言われ続けているわけです。

もちろん、「悪口」を筆頭に他人を不愉快にさせるあらゆる言動、

• 嫌味
• 皮肉
• 毒舌
• 風刺
• 愚痴

などをすべて自重して喋れるなら、その人がキモいと評価されることは滅多にないはずです。

でも現実にそれらを制限しようとすれば、自縄自縛に陥ります。

なぜなら、どんな言葉にも他人を傷つける意味が含まれうるということは、京都人の例を見れば明らかですよね。

たとえ発言者に悪意がなくとも、イジメの「いじりかイジメか問題」と同じで、受け手側が悪意を感じれば「悪口」と認定されます。

しかし受け手がどう感じるかは、受け手側の読解力や感受性や価値観の問題であり、発言者にコントロールできる問題ではありません。

私は後者を選びます。

だいたい「なにを考えているかわからない」理論でいえば、無口な人間なんてそれこそなにを考えているかわからないので、キモいです。

そして言葉を扱う以上は、現実を見たり真意を見抜いたり本質を考えたりする以上はどっちみち傷つくんだから、まどろっこしい言い回しはやめて、

率直に述べるべきです。

以上、悪口を言わない人間がキモい理由と、信用されない理由の解説でした。