やるべきことをやっていない人間は、自信を持つことができません。
です。
たとえば当ブログ「アンサーソング。」はほとんど宣伝をしていませんが、それは運営者である私が、当ブログでやるべきだと思っていることをやっていないからです。
そのせいで私は、当ブログに宣伝する価値を見出すことができません。
嗚呼、なんて卑屈なんでしょう。
でも私のブログについては私がなんとかするので置いておくとして、
私がやるべきだと思っていることを私がやっていなければ、私は自信が持てないでしょう。
あなたがやるべきだと思っていることをあなたがやっていないなら、あなただって自信が持てないでしょう。
自信が持てていない人間はみんな気づいています。
気づいているからこそ、自信が持てないでいます。
しかし気づいていることと向き合うことは別です。
というわけで私は私なりに言語化しておこう、というのが本記事の趣旨です。
では以下目次です。
自信喪失の理由!やるべきことをやっていないから
そうして人は、
になってしまいます。
なぜなら、後ろめたいからです。
自分を裏切っているからです。
自分が自分に裏切られていることを、自分が知っているからです。
自分に忠を尽くさない自分のことを、自分で罰しているからです。
忠といえば、日本では「忠犬ハチ公」という犬が有名ですが、では自分が犬を飼っていたとして、
と何度も命令しているのに、その犬が手(正確には前足ですが)を差しださなかったら、犬にご褒美をあげたいと思いますか?
忠犬ハチ公とは似ても似つかない犬です。
きっとその犬には、ご褒美をあげるどころか、叱ったり、信用しなくなったりするはずです。
よね。
それと同じことが、人間の内部でも起きます。
自分に対する「お手(やるべきこと)」を自分が実行しないから、自分を軽蔑して自分が信用できなくなります。
ただしその意味においては、自信がない人は自分に忠実で、信用に値します。
なぜなら、自分の評価を誤魔化さず、
と、ちゃんと認めているわけですからね。
私はその自覚や自負がある人間については、まだ救いようはあると思います。
真に救えない人間とは、根拠もないのに自分を信じて暴走する愚か者だからです。
ちなみに私が敬愛するDJ集団「レペゼン地球」のリーダー、DJ社長は、
動画ソース:【レペゼン地球】40thシングル【-0-Tokyo】 – YouTube – 2020年9月6日(日)閲覧。
とか歌っていますが、DJ社長はちゃんとやるべきことをやっている人間(直後に「週8で走ろうか」とか歌っているとおり)なので騙されないようにしてくださいね。
自信をつける方法は?やるべきことをやるしかない
だけです。
やるべきことをやらずに、一足飛びで自信を得ることはできません。
よくだれかがだれかに、たとえば松岡修造とかが教え子とかに、
みたいなことを叫んでいますが、「自信を持て」といわれて自信が持てるならだれも苦労はしません。
松岡修造の教え子が自信を持てるとしたら、それは「自信を持て」といわれたからではなく、松岡修造に師事して積み重ねるべきトレーニングを積み重ねているという自覚が芽生えたときです。
そうでなければただの洗脳であり、
が生まれるだけです。
自惚れずに根拠のある自信を持ちたければ、「やるべきことをやる」の積み重ねしかありません。
しかし「自信を持て」といわれて自信が持てるならだれも苦労しないように、「やるべきことをやれ」といわれてやれるならだれも苦労はしませんよね。
じゃあどうすればやるべきことがやれるのか?
要するに持論の組み立てや言語化が甘いということです。
やるべきことをやる前に、本当にそれが「やるべきこと」なのかどうか、いま一度しっかりと見つめ直しましょう。
やるべきことをやる方法は?思考を整理しましょう
種明かしをすると、私たちには本来的に「やるべきこと」などは存在しません。
と本記事冒頭で記したとおり、私たちにある「やるべきこと」とは、
- 「やるべきだと思っていること」
- 「やるべきだと思い込んでいること」
だけです。
たとえば犬が飼い主の「お手」に従うべきだと思うのは、
- 飼い主の仲間に取り入りたい
- 上下関係をハッキリさせたい
という目的の条件下にあるからです。
ということは犬が、
と思うなら、別に「お手」はやるべきことではなくなります。
人間も同様です。
たとえば以下の例は、それなりに汎用性(だれにでも当てはまりそうな感じ)を重視していますが、
どれひとつとして、だれにでも当てはまる絶対的な「やるべきこと」ではありません。
したがって上記の「やるべきことリスト」をやって手に入るものを見据えて、別にいらないと思うなら「やらなくていいリスト」に移してもなにも問題はありません。
- 自分の価値観(自分が自分に課したい「やるべきこと」)と、
- 他者の価値観(他者が押しつけてくる「やるべきこと」)を、
取り違えて混同しているものがあるなら、それも「やるべきことリスト」から除外してかまいません。
いくら周囲にいる自分を飼い殺しにしようとする連中が、「お手」といってきても、
と自分が思うなら、そんなものをやるべきだと思うのはメンタルと思考力と時間の無駄です。
そして「やるべきことリスト」を整理したあと、本当にやるべきだと自分が心から思うことについては、やるしかありません。
犬が本当に飼い主を喜ばせたいなら、「お手」といわれたら前足は差しだすしかありません。
- 本当に無資格や学歴コンプレックスなどを解消したいなら、勉強は頑張るべきです。
- 本当に人肌が恋しくて人を愛したり愛されたりしたいなら、恋愛は経験すべきです。
- 本当に貧乏がツラくて恥ずかしくて脱出したいと願うなら、仕事は頑張るべきです。
そのことを理解してなお、やるべきことをやれない人間には、宮沢賢治の詩でも送るしかないでしょう。
まとめ:どこからやるべき?考えて努力しましょう
- 自分に自信が持てない理由は、自分がやるべきだと思っていることをやっていないから
- 自分の思いすらも果たせていないから、自分が信じられなくなってどんどん卑屈になる
- 自信が欲しければやるべきことをやる、無理なら宮沢賢治の詩でも読んでいるしかない
以上です。
ちなみに個人的には、宮沢賢治の詩を読んだあとはレペゼン地球の曲をオススメします。
たとえば本記事の途中でちょっと触れた、
動画ソース:【レペゼン地球】40thシングル【-0-Tokyo】 – YouTube – 2020年9月6日(日)閲覧。
これ、どうやるかわかりますか?
普通に考えて週8で走ることはできません。
が、たとえば毎晩走っているなら、
んですよね。
くだらないでしょう、種も仕掛けもなさすぎて。
でも、たったそれだけの簡単な話です。
あとは早起きをするか、しないか。
やるべきことをやるか、やらないかだけです。
- 「朝走る」をやるために
- 「早起き」をやるために
- 「早寝」をやるために
- 「夜更かししない」をやるために
- なにをやるべきか?
どこから手をつけるべきか、落ち着いて考えればひとつずつやれるはずです。
その小さな成功体験の積み重ねが、やがては目標の達成に繋がり、自信へと繋がるでしょう。
以上、自信がない人の特徴とやるべきことをやるための言語化でした。
THIS IS THE ANSWER.