連ちゃんパパ、というパチンコが原因で身を持ち崩す一家を描いた漫画を先日読みました。
連ちゃんパパというタイトルの漫画がネットでバズっていたので読みました。.zipではないけどね「マンガ図書館Z」から全巻無料で読めます(2020年5月15日時点)。リンク:【全巻無料】連ちゃんパパ 1 - ありま猛 […]
そして感想としては、もちろん「連ちゃんパパ」やママにもクズの素質はありましたが、
という結論に至っています。
現実を見ても、新型コロナウイルスの影響で自粛だなんだと日本中が大騒ぎしているさなか、営業を続けるパチンコ店と行列を作る客の姿は話題になりましたよね。
そこで今回は、
考えてみたいと思います。
ちなみに私は現実のパチンコには近寄らないタイプの人間です。
理由は(実際やらないのでざっくりとしか理解していませんが)、
だという理解だからです。
以上を把握した時点で、私はリアルのパチンコに関する情報はゴミだと判断して遮断して生きてきました。
あるのは漫画「連ちゃんパパ」や「賭博破戒録カイジ」、レペゼン地球の楽曲「パチンカス」などで得た知識ぐらいです。
したがってわりと浅い考察になるかとは思いますが、素人はこう考えるのか~的な生温かい目でご覧いただければ幸いです。
では目次です。
パチンコ中毒やパチンカスに至る理由
まずパチンコにハマらないための方法論は簡単で、私も実践しているんですが、
んですよね。
パチンコをプレイしなければ、絶対に負けることもなければ依存することもありません。
私はこの考えに基づいてパチンコから距離を置いています。
さてしかし、現実を見渡せば多くの日本人がパチンコに依存し、新型コロナウイルスにも物怖じせず、パチンコ店に殺到しています。
しかし先述したとおり、パチンコはかなり客側に不利なギャンブルのはずです。
私の大好きなDJ集団「レペゼン地球」にもパチンコをテーマにした8thシングル『パチンカス』という曲がありますが、そのストーリーは悲惨です。
とかいいながらパチンコで全財産と親の仕送りと彼女の給料を溶かして消費者金融送りとなっています。
やはりパチンコは客側が儲けるのは難しいと判断していいでしょう。
ではなぜ……?
パチンコに内臓されているゲームや演出が面白い?
しかしパチンコのゲーム性は、PS4やニンテンドースイッチ、PCゲームやスマホゲームなど、正真正銘のゲームに比べれば格段に劣るはずです。
ではなぜ……?
パチンコがPS4やニンテンドースイッチより魅力的な点は、やはりギャンブル要素でしょう。
しかしパチンコでお金を稼ぐのは難しい……。
ということは、私が前提にしている「楽にお金が稼げる=楽しい」という考えは単細胞すぎるのかもしれません。
むしろ逆転の発想で、
という説はどうでしょう。
つまり、パチンコにハマる過程を3ステップで記すと、
- パチンコでお金を稼ぐのは難しい!
- つまりパチンコでお金を稼げたら?
- 達成感と幸福感で最高にハッピー!
みたいな……。
うん……なんかあんまり共感はできませんが、これが答えっぽい気がしてきました。
これは私の思い込みと偏見かもしれませんが、パチンコ利用客といえば、
的な自慢をよくしている印象です。
それまでどれだけ負けただとか、トータルでの収支がどうだとかは話題にせず、とにかく、
を話したがる印象です。
以前負けたことを覚えていても、それはせいぜい昨日やごく最近のことで、今日勝って取り戻せたら大喜びしているイメージです。
でも1年以上遡れば、トータルでは負けている方がほとんどなのではないでしょうか。
私個人の感想をいえば、今日勝とうが連日勝とうが、トータルで負けていれば全然楽しくないはずです。
一瞬勝ったところで、それまで負かされてきた屈辱は決して忘れませんし、トータルで勝つまで絶対に許せない気持ちが滾っているはずです。
勝ち逃げを目論む場合、最初に勝つか、最初から数回のうちに大勝ちするパターン以外は難易度が跳ね上がります。
ということは、その機会を逸した時点で、一刻も早く損切りを決断したほうがいいのは間違いありません。
にもかかわらず、負け続けながらもパチンコ通いをやめられない人は、損切りができない状態にあるようです。
そして興奮冷めやらぬまま、酔いからも覚めぬまま、またパチンコ店に足を運んでしまう。
結果また負けたとしても、勝負は最後までわからないとばかりに、来週も再来週も酔いが回った状態でハンドルを回しにいってしまう……。
この状態がいわゆるパチンカス、パチンコ中毒、パチンコ依存症だと考えられます。
パチンコの代わりを見つけて中毒脱出
まずパチンコに限らず、ギャンブル依存症は病気でしょうから、専門医の下で治療を受けることが一番の対処法です。
が、治療を受けるほど重症ではないものの、ついついパチンコに足を運んでしまう……というケースで考えてみます。
ぱっと思いつくのは、
です。
ではパチンコの代替案として、なにが考えられるでしょうか。
前項目で考えたパチンコにハマる流れは、
- パチンコでお金を稼ぐのは難しい!
- つまりパチンコでお金を稼げたら?
- 達成感と幸福感で最高にハッピー!
でした。
この「パチンコ」や「お金を稼ぐ」の部分に別の健全なものを当てはめればいいわけです。
たとえば、それこそ正真正銘本物のゲームなんてどうでしょう。
プロゲーマーになってお金を稼ぐ
- ゲームでお金を稼ぐのは難しい!
- つまりゲームでお金を稼げたら?
- 達成感と幸福感で最高にハッピー!
さてしかし……書いていて思いましたが、つまりこれ、
なんですが、なんか……。
方向性としてはパチプロと同じでまずい気がしてきました……。
もちろんパチンコとゲームは似て非なるものです。
決してプロゲーマーやe-Sportsなどをディスっているわけではありません。
が、表面上は似通っています。
パチンコ依存症と同じく、
も社会問題化しており、日本では2020年、香川県がゲーム依存症対策条例を施行して話題になっています。
それらを踏まえた上で、パチンコ依存の気がある人間に治療法として提案するゲームは、
的な思考を招く危険がありそうです。
非常に残念ですが、ゲームは候補から外しましょう。
ではゲームから連想して、ゲーム実況者などが活躍するYouTuberなどはどうでしょうか?
YouTuberになって富と名声を得る
- Youtubeでお金を稼ぐのは難しい!
- つまりYouTubeでお金を稼げたら?
- 達成感と幸福感で最高にハッピー!
はい……これは完璧な回答ではないでしょうか。
YouTubeはある意味ギャンブルで、お金を稼ごうとすれば結構難しいです。
が、運良くバズれば大金が稼げます。
しかも承認欲求も満たせます。
さらに失敗しても借金は背負わずに済みます。
これはもう完璧にパチンコの上位互換だといっていいでしょう。
……と思いましたが、YouTubeには罠があり、動画のネタ切れになったとき、
みたいな愚劣な発想に陥るかもしれません。
非常に残念ですが、YouTubeもダメです。
もう本当にパチンコとは全然縁のない健全な方向に舵を切る必要があるようですね。
難関資格を取得して副業を始める
- 難関資格を取得するのは難しい!
- つまり難関資格が取得できたら?
- 達成感と幸福感で最高にハッピー!
このとおり、まず難関資格を取得するのは難しくて当たり前です。
だって難関だから(トートロジー)。
でも厳密に「難関」にこだわる必要はありません。
世間一般からは「難関」であると認定されていない資格でも、本人にとってはパチンコで勝つことぐらい手こずるケースなんていくらでもあります。
ガンガン、といっても資格勉強にはそれなりの時間を要するでしょうから、パチンコで大勝ちする日ぐらいの間隔で達成感を味わえそうです。
同じ勉強でも、パチンコを攻略するための努力は運次第で無に帰します。
しかもパチンコでどれだけ勝てても社会的評価は得られませんが、資格であれば社会的にも評価されます。
そして資格を武器に副業を始めて収入を得れば、お金も稼げます。
そうやって頭を回転させたほうが、ただぼーっとハンドルを回しているより、人生は充実していくのではないでしょうか。
まとめ:本当はパチンコこそが代替物
まずパチンコにハマる流れは、
- パチンコでお金を稼ぐのは難しい!
- つまりパチンコでお金を稼げたら?
- 達成感と幸福感で最高にハッピー!
でした。
この安易な幸福の楽園から抜けだすためには、「パチンコ」の代替物を用意する必要があります。
というか、本来は「パチンコ」のほうが代替物なんでしょうが……。
でもそこから再度、「パチンコ」を「資格勉強」など、健全なものに入れ替えます。
- 資格勉強を習慣にするのは難しい!
- でも継続して資格を取得できたら?
- 達成感と幸福感で最高にハッピー!
このように。
まあこれはこれで、「パチンコ依存症」から「資格依存症」になっただけだといわれればそのとおりなんですが……。
でもそんなことをいいだしたら、週5日とかで仕事をしている現代人はみんな仕事依存症ですよね。
ですから重要なのは「依存」という状態そのものより、その依存が社会的に評価されるかどうか、有意義かどうかだと考えられます。
その観点からいえば、
だといえます。
もちろん「資格勉強」は一例ですから、パチンコよりマシなものであればなんでもかまいません。
3日に1回程度、こうして記事を作成する作業はなかなか達成感があると思います。
そのブログに広告を貼れば、パチンコよりも稼げます(実例を示そうかと思いましたが、ちょっと時間がないので後日追記します)。
私だったら以上の考え方で「パチンコ依存症」から抜けだします。
といってもそもそも、私はパチンコをやらないので依存症にはなれないんですが……。
パチンコ依存症っぽい人にアドバイスするなら、こんな感じです。
というわけで以上、パチンコの魅力と依存症対策について考えた記事でした。
THIS IS THE ANSWER.