死にたい……自分の頭が一番良い時期に。
~これまでのあらすじ~
というわけで、私は幸せ絶頂期に死に、死後のハッピーライフを目指さなければなりません。
そこで私の幸せとはなにかと考えると、この「考える」という能力は絶対に欲しい。
なんてったって私はホモ・サピエンス(賢い人間)、私の知能指数は幸福指数と関係しています。
- 過去の自分
- 現在の自分
自分の全盛期とは、要するに①②「自分と自分」の比較だから、①「過去」と②「現在」の比較で判明する。
そしておそらく、全盛期の自分最後の仕事が、全盛期が終わったことを自覚することなのでしょう。
では以下目次です。
頭の状態を管理する!頭を使う仕事や趣味の記録
~自分が一番賢い時期を知る方法その①~
- 過去の自分
- 現在の自分
さて、じゃあ①②「自分と自分」をどうやって比較するんだって、まず比較したい能力の活動実績を作らなければお話になりません。
過去の自分が活動を記録していなければ、現在の自分がいくら活動したところで比較対象がありません。
比較したい能力が「考える能力」であれば、
- 漫画や小説やブログの執筆
- プログラミングやデザイン
- 将棋や囲碁やチェスの対戦
たとえば私は①「ブロガー」なので、ブログを使えば、過去の自分VS現在の自分が書いた記事で比較が可能です。
②「プログラマーやデザイナー」なら、過去に自分が制作したアプリやWebサイト、ポートフォリオが使えます。
③「ゲームプレイヤー」なら、過去の対戦成績を見たり、過去のランクを参照すれば現在の知力と比較できます。
①「ブロガー」でも、匿名掲示板やSNSやニュースサイトの投稿をまとめているだけなら単純労働でしかないし……。
②「プログラマー」でも、他人やAIが書いたコードをコピペしているだけならIT土方でしかないし……。
③「ゲームプレイヤー」でも、プロの真似や攻略サイトの情報をコピーしているだけなら脳死プレイだし、
過去の自分と比較する!活動記録を定量的に評価
~自分が一番賢い時期を知る方法その②~
たとえば私はブロガーなので、過去の自分VS現在の自分の書いた記事でバトルをすることはできますが……。
でも完成作品を見比べただけでは、作業工程が見えていません。
仮に現在の自分と1年前の自分が同じレベルの記事を書いていたとして、
~1年前の自分~
~現在の自分~
~結論~
- 1時間で1000文字
- 1時間で2000文字
↑①②「活動の定量的な評価」とは、このような数字で表されます。
ここで重要なのは、自分の活動のみを評価することです。
他人の活動や、運で増えたり減ったりする数字を参照してはいけません。
漫画が売れる理由には、出版社や編集者の努力、社会情勢や読者層や広告(アニメなども含む)の出来映えが大きく関与しています。
もちろん作者の実力も重要ですが、作者の能力に基づいているとはいえません。
世界的大ヒット漫画『NARUTO-ナルト-』の作者が、『NARUTO』越えを謳った次作『サムライ8 八丸伝』で、速攻打ち切りを食らったりしているのがその証拠です。
昔は週刊連載をこなしていたのに、いまはもう全然無理、月刊誌に移動してもキツい……。
みたいな漫画家の全盛期は、残念ながらもう終わっています。
仮に週刊誌に残っていたとしても、休載を連発したり下書きやアイデアの焼き回しをそのまま載せていたりするような漫画家が全盛期なはずもなく、
全盛期の終わりを知る!活動記録を定性的に評価
~自分が一番賢い時期を知る方法その③~
- 過去の自分が描いた漫画、黒歴史すぎて闇に葬り去りたくないか?
- 過去の自分が書いたコード、スパゲッティすぎて読めなくないか?
- 過去の自分が打った手、頭が悪すぎて記録から抹消したくないか?
もしも①②③「過去の自分」が恥ずかしいなら、おめでとうございます!
あなたはまだ成長過程にあり、これから全盛期を迎えるか、いまが全盛期です。
でも逆に、現在の自分の状態を恥ずかしいと思ったり、
過去の栄光で戦おうとしている人間、本人はまだ現役のつもりでも、周りはだれも現役だと思っていません。
質的評価や感覚評価においては、自分の主観はもちろん、周りの人の意見も大いに参考になります。
他人にはどう見えているか、他人はどう感じているか?
大勢の人に「あの人はいまスランプなだけで、スランプを脱出したら復活するよ」と思われているなら、まだ返り咲く可能性はありますが……。
大勢の人に「もう終わりだねこの人」と思われているなら、もう終わりの可能性が高い。
定量的な評価と合わせて、
手抜きはダメ、休んじゃダメ、そんなのはだれかの感想であって事実ではない……。
そうはいっても、昔の自分は手を抜いていなかったし、休みもしなかったじゃん。
手を抜かなきゃならない、休まなきゃならない、そうなった時点でそれはもう終わりなんだし、
自分が一番尖っていた時期、ボケ老人になってまで生きたくない、耄碌する前に死んでやるとイキり倒していた時期を忘れないこと。
昔はそう思っていたくせに、でもとりあえずいまはまだボケ老人ではないっぽいから生きていよう……と生きながらえたボケ老人ほど哀れな存在はありません。
自分の全盛期を知り、終わったら終わる準備を始めなければ、
まとめ:ブログに自分の頭が良い時期を記録する
- 自分が一番賢い時期を知る方法は、まず頭脳的(知的)に活動し、頭の状態を管理する
- 活動記録をつけながら、定量的(客観的かつ数値的)に評価し、過去と現在を比較する
- 定量的評価だけではなく、定性的(感覚的かつ質的)に評価し、過去と現在を比較する
以上です。
さて、私はこの方法で自分の全盛期を知り、自分が一番頭の良い時期に死にたい。
それで自分史上最高に頭の良い幽霊になれるかどうかはわかりませんが、少なくともレベルカンストでゲームクリアしておけば、
これがいまの私の結論ですが、はたして未来の私はもっと頭が良い結論を出せるでしょうか?
答えは未来の私しか知りませんが、これを読む未来の私がボケて負けを認められない老害になっていたら自害してほしいです。
以上、こんな感じで未来と対話できるのがブログの強みで、いま現在なにも知的な活動を記録していない方にはブログをオススメします(ブログを始めた過去の私、よくやった……!)