毒親に復讐したくてウズウズしているみなさん、こんにちは。
私は、こういう復讐の気配がする愚痴を聞くたびに、(犯罪に触れない限りは)必ず復讐を後押ししています。
世の中、「自分のやりたいことをやれ」「自分のやりたいことをやれ」連呼しているんだから、
私にとって、感情的に復讐を誓っている友だちに、論理的なアドバイスを送るのは望外の喜びです。
それで考えたんですが、毒親の葬式をしないだけじゃ、復讐としては手ぬるいし悪手だよね。
「内緒だけど」じゃダメなんだよ、
というわけで本記事では、私がAさん(仮名)にアドバイスした内容を再構成してお送りします。
では以下目次です。
毒親への復讐!でも葬式の無断欠席はダメな理由
- 葬式を開かない
- 喪主を務めない
- 参列を拒否する
みたいな復讐を考えているとして、でもそれって、親の死後の話。
たとえば、恩人の死後に感謝を告げても、恩人には伝わらないので意味がありません。
同様に、毒親の死後に復讐を果たしても、毒親には伝わらないので意味がありません。
的なセリフは、復讐劇の定番ですよね。
でも死人は、たぶんなにも後悔しないし、なにも思うこともなければ知ることもありません。
幽霊になった毒親が、子どもにお悔やみされないのを見て悔やむ……みたいな現象が起きる確証は、どこにもありません。
じゃあ、相手が生きている間に、復讐を実行したほうがいいよね。
で、具体的にはどうするのかというと、
復讐の基本的なテクニックとして、復讐は復讐相手だけを狙うんじゃなくて、周囲を巻き込んだほうが効果は増大します。
たとえば、学校や会社で不当な扱いを受けて、抗議しても隠蔽されそうな場合、
内々に抗議されていたときはなんにも対応しなかったくせに、ネットで大炎上した途端あわてて謝罪する組織の姿はお馴染みですよね。
そしてこの法則は、個人への復讐にも適用できます。
と、毒親にだけ伝えても、大してダメージはないでしょう。
そんなことで反省する親だったら、そもそも子どもに葬式をボイコットされるような毒親にはなっていません。
だから、
すると、特にその毒親の葬式に呼ばれるつもりの人たちは、疑問に思うでしょう。
親戚やご近所、家族ぐるみで付き合いのある人たちからすれば、
と、予め理由を説明しておくことができます。
これで毒親の尊厳は終わりです。
親戚中で噂になりますよね。
毒親に育てられたことを証明する究極の方法とは
自分の評判が終わります。
なんにも知らないバカな外野が、好き勝手に噂します。
でも、外野がなにも知らないのは、
つまり、秘密裏に復讐を企んでいた自分のせいであり、自業自得です。
これじゃあ、せっかく復讐を果たしても、自分が浮かばれませんよね。
こうした、自分がスッキリしない復讐方法を、私はオススメしません。
子どもの自殺は、親の子育てが終わっていたことを示す最大の証拠です。
もちろん、自殺にはさまざまな要因が考えられるため、外野からは自殺⇒毒親と断定はできません。
が、遺書とかに、
とか書いてあれば、証明終了ですよね。
子どもが毒親談義を始めると、よくいわれるじゃないですか、
って。
毒親だろうが親ガチャ失敗だろうが、子どもが生きているなら大したことない毒だよ、って。
そういう極論バカも、親より先に死んで証明すれば黙らせることができるから、
でもオススメはしません。
自分が浮かばれないから。
やっぱり、復讐の醍醐味は、自分が生きて味わってこそですよね。
毒親でも葬式は子供の務め?そんな義務ないけど
- 「子どもとしての常識」
- 「子どもとしての義務」
- 「子どもとしての責任」
みたいな、謎の概念を振りかざしてくるバカがいるけど。
世の中、「自分のやりたいことをやれ」「自分のやりたいことをやれ」連呼しているんだから、
実際、日本の法律では、親の葬式を子どもが負担する義務はありません。
子どもには、親の葬式を無視する権利があります。
代わりに喪主とかをやらされる兄弟や姉妹や親族が迷惑とかいっても、
生まれてくる前の子どもに、頼まれた記憶や記録があるのかよ。
毒親持ちはみんな思ってるよ。
まとめ:常識とか義務とか責任ってなんですか?
- 毒親に復讐するなら、葬式ボイコットは事前告知して、周りを味方につけよう!
- 毒親に復讐するなら、究極の方法は自殺だけど、自分が浮かばれないからダメ!
- 毒親に復讐するなら、周りのくだらない意見より、自分の気持ちを優先しよう!
以上です。
- 「常識」
- 「義務」
- 「責任」
↑謎の概念。
まず①、
キリスト教徒でもイスラーム教徒でも仏教徒でも、それぞれ「常識」は違います。
「多数派の意見」なら、日本人の大多数は「無宗教」なので、少数派が必死に宗教儀礼を押しつけてくるほうが非常識ですよね。
次に②、
日本は、(一応は)法治国家です。
法治国家なら、法的根拠のない「法事」も「義務」も論外だし、法的義務を定めてから出直してこいって話ですよね。
次に③、
そもそも、なぜ子どもが親の葬式をボイコットするような人間に育ったのかといえば、親のせいです。
「子どもが親のためになにかをする責任」を問う前に、親や保護者や大人たちは、「子どものために教育をする責任」を果たしたのでしょうか?
たとえば、
まず、葬式のシステムを維持したい先人たちが、これらを説明するのが筋ですよね。
私は、「成仏」とか「お盆」とか「冥福」とかのシステムがどうなっているのか、寡聞にして知りませんが。
もしも「幽霊」とかが存在するなら、
毒親の幽霊がいるなら、そういう想定をしなければなりませんが……(そういう「呪い」をかけるから、毒親なんでしょう)。
いきなりB級ホラーが始まったけど大丈夫?
そういう設定の娯楽だとわかっていて、暇潰しでB級ホラーにお金を払うならまだしも、
- 「常識」
- 「義務」
- 「責任」
に対しては、①「常識」②「義務」③「責任」で反論しましょう。
以上、ちなみに葬式はスルーしても、相続放棄などの必要な手続きはお忘れずに。